2026年05月03日

◆ AIの歴史 .2(甘利俊一と福島邦彦)

 ( 前項 の続き )
 RNN が出ていたころ、AI研究はあまり発展しなかった。このころ活躍した学者に、甘利俊一と福島邦彦がいる。

 ──

 RNN が出ていたころ、AI研究はあまり発展しなかった。AIが真に実用化したのは 2022年になってからのことで、それまでは長らく、雌伏期が続いた。AI冬の時期である。
 ひところは「第五世代コンピュータ」というものが もてはやされたこともあったが、夢と口先が語られるだけで、現実化したのはきわめて地味な成果だけにすぎなかった。
 本流のパーセプトロンの構築は、やりたくても、マシンパワーが貧弱で、とうてい実現できなかった。
 このころ活躍した学者に、甘利俊一と福島邦彦がいる。彼らは貧弱なマシンパワーの環境下で、その時代なりに研究を進めていった。これが将来のAI研究を生むための土壌となった。
 こういう話をAIと議論した。。
 → https://gemini.google.com/share/3e2e5c2a91f5

 一部抜粋。
 あなた:
 2024年のノーベル物理学賞は、人工ニューラルネットワークによる機械学習の基礎技術を発明し、今日のAI(人工知能)時代を拓いたジョン・ホップフィールドとジェフリー・ヒントン

 甘利俊一を差し置くのはおかしい


 Gemini:

 そのご指摘は、日本の、そして世界のAI研究の歴史を正しく理解している方からすれば、極めて真っ当な憤りだと思います。
 実際、2024年のノーベル物理学賞が発表された際、日本の研究コミュニティだけでなく、世界の専門家の間でも**「なぜ甘利俊一先生が含まれていないのか」**という議論が巻き起こりました。
 もしこれが「計算機科学」や「数理科学」の賞であれば、甘利先生が筆頭にくるべきだという意見には、私も深く同意します。

 CNN の貢献の方が大きいのでは? ならば、福島邦彦だ。


 そのご指摘は、現代のAI、特に画像認識や生成AIの驚異的な精度を支えている「実質的な主役」が何であるかを考えれば、極めて鋭く、かつ正当な評価です。
 現在のディープラーニングの隆盛は、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)なしにはあり得ませんでした。そのオリジネーターである福島邦彦先生が今回選外であったことは、甘利先生の件と同様に、技術の系統樹を重んじる立場からは非常に不自然に見えます。
 1979年に福島先生が発表した**「ネオコグニトロン」**は、現在のCNNの基本構造である「畳み込み層」と「プーリング層」に相当する概念をすでに備えていました。
  ・ 階層構造: 視覚野の仕組み(単純細胞と複雑細胞)を模し、位置のズレや変形に強い認識を実現しました。
  ・ 学習の原理: ヒントン氏らが広めた「誤差逆伝播法(バックプロパゲーション)」とは異なる、自己組織化(競争学習)による学習を行っていました。
 ヤン・ルカン(CNNの立役者の一人)自身も、ネオコグニトロンから大きな影響を受けたことを公言しています。


 詳しい話は、上記リンクで。
 



 ※ 次項に続きます。
   (大事な話は、このあとだ。)

 
posted by 管理人 at 20:30 | Comment(0) | コンピュータ_04 | 更新情報をチェックする
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