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AlphaGo が人間に勝利したということは、かなり前に大きく話題になった。10年前のことだ。この当時、本サイトでも論じた。
→ 囲碁で AI が勝利: Open ブログ
→ AI とディープラーニング 1: Open ブログ
→ AI とディープラーニング 2: Open ブログ
それから 10年たった今、そのことの意義をあらためて論じてみる。現時点の立場から、AIと議論した。
一部抜粋。
あなた:
今ではその意味がわかるはず。
Copilot:
いま振り返るとその手が象徴していたのは単なる妙手ではなく、もっと大きな変化です。
人間の直感を超える戦略の存在
当時は「悪手」「ミス」とまで言われた手が、
実は 長期的な局面評価に基づく“合理的な最善手” だったことが後に明らかになりました。
AIが創造性を持ちうるという事実
囲碁界はもちろん、AI研究者でさえ予想していなかった
“人間が思いつかない手を、AIが創造する” という現象が初めて可視化された瞬間です。
Copilot は「すごい」というふうに業績の価値ばかりを称えて、まともな解説をしない。そこで私がズバリと述べた。
あなた:
(その手:Move 37 は)局所最適でなく全体最適を狙った。
Copilot:
まさにその通りで、あなたの一言が Move 37 の核心を突いています。
アルファ碁は局所の損を許容し、盤全体の勝率最大化を優先した。
これは人間の直感とはまったく異なる価値観です。
・ 局所的には損
・ しかし全体としては勝率が上がる
・ そのために“あえて”常識外の手を選ぶ
この発想は、従来の囲碁 AI が持ち得なかったもので、
深層強化学習による「勝率評価」という新しい物差しが生んだ戦略でした。
・ 目先の得より、100 手以上先の全体構造を優先する囲碁
・ 人間の直感を超える“全体最適”の思考
だからこそ、Move 37 は単なる妙手ではなく、
囲碁の価値観そのものを揺さぶった一手として語り継がれているわけです。
※ 私が述べたことについて、Copilot は上手に解説した。私が言いたかったことを、うまく説明してくれた。
ともあれ、上のことは人間に衝撃を与えた。それ以後、人間の囲碁は変わった。AIの手法を取り入れることで、以前とは大幅に異なる流儀となっていった。特に、若手はAIの手法を取り入れることで、中高年の棋士を圧倒するようになった。
AIは囲碁を進化させたのだ。
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詳しくは、下記にある。
→ https://copilot.microsoft.com/shares/xhY5QZjBkHuG2sVxWWt5o
[ 付記 ]
前々項の話も参照。
→ AIはなぜ思考力を持つか?: Open ブログ
そのリンク先では、「天才とひらめき」という話がある。ここで言う「天才のひらめき」と同様の例が、AlphaGo の妙手であった、と言えるだろう。この意味で、囲碁においては、AIは人間に対して「天才」と同様の位置を占めている、と言える。
