確定申告では今年は電子申告が使えなくなった。わざわざ電子申告を使えなくするという、ひどい制度改悪がなされた。
※ 最後の 【 追記 】 で、解決策を示しました。
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これまで電子申告 e-Tax を使ったことがない人ならば、大丈夫。問題なく、 e-Tax を使える。
一方、去年は e-Tax を使った人は、問題がある。今年は、 e-Tax を使えなくなった。そういうふうに制度改悪がなされた。
私だけの問題かと思ったが、そうではない。AIに質問したら、どうしようもありません。「あなたは e-Tax を使えません」とのことだ。詰んでいる。
では、どうしてこういう馬鹿げたことが起こったか? そのわけを説明しよう。
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e-Tax の利用画面に進むと、「利用者識別番号を入力してください」という画面が現れる。では、利用者識別番号を入力するには、どうすればいいか?
それは、利用者識別番号を知るページに移動すればいい。
では、利用者識別番号を知るページに移動するには、どうするべきか? ログインする必要がある。ログインするためには、利用者識別番号を入力しなくてはならない。つまり、利用者識別番号を知るには、あらかじめ利用者識別番号を知っている必要がある。しかし、それは原理的に不可能である。ゆえに、どうしても電子申告はできないのだ。
ではなぜ、昨年はできたのか? 昨年は、利用者識別番号が郵送されてきたからだ。しかし今年からは違う。利用者識別番号が郵送された来ない。「一度 e-Tax を利用した人には、利用者識別番号を郵送しません」という方針が取られたからだ。
つまり、こうだ。
・ e-Tax を使うには、利用者識別番号を入力する必要がある。
・ 利用者識別番号を知るには、それが郵送される必要がある。
・ e-Tax を使った人には、利用者識別番号を郵送しない。
だから、詰んでいるのだ。
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では、どうしたらいいのか? AIに質問したら、「現状では、どうしようもないです。利用者識別番号を郵送してもらうよう、あらためて手続きしてください」とのことだ。
では、それにはどうすればいいのか? 「いちいち税務署に行って手続きをする」ということをAIは推奨したが、そんなことだと、確定申告をするために税務署まで行くのと同じぐらいの手間がかかる。馬鹿馬鹿しい。
あれこれ調べたら、e-Tax のページで、「変更等届出を作成する」という項目から入って、あれこれと登録すると、利用者識別番号を郵送してくれるとわかった。
しかし、「こうすれば利用者識別番号を郵送してくれる」という操作法は、どこにも記してない。利用者があれこれと操作して、試行錯誤すると、何度目かにはたまたまうまく行って、郵送してもらえる、というふうになる。
これはまあ、RPG ゲームだね。お宝探しみたいに、トライアンドエラーで、うまく宝物を探すように、パズル的な状況になっているんだ。
ひどいものだ。これが日本のIT化だ。
【 追記 】
その後、あれこれとやり直したら、ログインに成功した。理由はこうだ。
「以前 eTax を使った人」というのを選択しないで、「初めて eTax を使う人」を選択する。
私は去年、 eTax を使ったので、前者を選択したが、それではダメであるようだ。後者を選択して、改めて登録し直す必要がある。いろいろと登録者情報を入力したら、めでたく eTax にログインできた。同時に、利用者識別番号も与えられた。
こんなところに、変な落とし穴があるわけだ。(山道で迷い道に誘い込む枝道みたいだ。うっかり選択を間違えると、正しい道に戻れなくなる。)
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なお、以前の eTax は紙の入力よりもずっと簡単だったが、今年の eTax は紙の入力の数倍の手間がかかる。面倒なので、もうやりたくない。来年からは、紙にしよう。
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そもそも、認証手続きにものすごく手間がかかるのがおかしい。納税は、お金をもらうのでなく、お金を払うことだ。それなのに、メチャクチャに厳しい認証を、何度も何度も多重に繰り返す。馬鹿げている。何のためにマイナンバーカードがあるんだ。
ちなみに、お金を扱う銀行や証券会社でさえ、二段階認証とスマホを組み合わせるぐらいで、認証手続きは3ステップぐらいで済む。それで莫大な金額を入出金できる。
なのに政府は、こちらがお金を払って上げるのに、ものすごく厳しい認証手続きを何重にも義務づける。同じことを何度も無駄に入力させる。紙のときより入力項目が大幅に増えている。記入法が迷路状態である。 「どうしても納税させたくない」という強い意思を感じるね。気違いじみている。
[ 余談 ]
どうしてこういう馬鹿げた状況になっているかを、AIに解説してもらった。お役所の縄張り争いのために国民を犠牲にする、という方針らしい。
→ https://copilot.microsoft.com/shares/sCZsJCkGwvVW1BspcVvuz
→ https://copilot.microsoft.com/shares/kdm6VdyXTSBr2hi6YGqtk
※ 2項目連続。
2026年03月03日
過去ログ

e-Tax入り口 -> 国税庁 確定申告書等作成コーナー -> 作成開始と辿った先で「マイナンバーカードをお持ちですか?」画面にて「はい」を選択すると,その後にスマホのマイナポータルアプリとマイナンバーカードを用いて認証するのですが,利用者識別番号など全く入力しなくても素直に申告書類を作成して電子送信まで行けました.
ということで,管理人さんが利用者識別番号の件で憤っておられる理由が私には全く分かりませんでした.私は自分の利用者識別番号そのものを全く知らないので....
e-Taxのシステム設計としてマイナンバーカードによる本人認証が最も良好なUXになるようになってる気がしますね.
以上,参考まで.
後で試してみます。
大学教員さんの書かれている手順と同様でOKでした。
個人を識別するためのマイナンバーと利用者識別番号が二重にある意義って何なのかと思います。
e-Taxでオンライン提出可能になったのが平成18年,マイナンバーを用いてマイナポータル連携が開始されたのが平成29年なので,マイナンバー導入以前に利用者識別番号の仕組みが存在していたものを未だ廃止出来ずに残っているのだと思います.
申告者(個人・法人)全員がマイナンバーやマイナカードを用いて電子申告する訳じゃないでしょうから,利用者識別番号の廃止を一朝一夕には出来ないのでしょうね.廃止すると影響受ける申告者はそれなりに存在するでしょうが,今のところ国税庁は非難殺到を避けたいのでないかと?(ま,お役所ですし....)
詳しくは項末の 【 追記 】 に記したとおり。
国税庁のFAQによれば,御手元のパソコン・スマホで利用者識別番号の確認及びパスワードの設定が可能とされてます.
https://www.e-tax.nta.go.jp/toiawase/qa/kanbenka/25.htm
お役に立てば幸いです.
ちなみに、マイナポータルのサイトには接続できるが、そこでいくら探しても、「マイページ」というのは見つからないし、利用者識別番号も見つからない。スマホでもパソコンでも同様。
1.e-Taxサイト https://www.e-tax.nta.go.jp へアクセス
2.画面右肩の「ログイン」ボタンをクリック
3.表示された「ログイン」ダイアログ左側「個人の方」をクリック
4.「個人ログイン」ページの「マイナポータル経由」囲み枠の「マイナポータルへ」ボタンをクリック
5.マイナポータルWebサイトの「認証」ページが表示されるので「二次元コードでログイン」をクリックし,「ログイン」ページで「スマートフォンで二次元コードを読みとってログイン」チェックボックスを選択する.
6.スマホのマイナポータルアプリを起動し,PC画面上に表示されている二次元コードを「マイナポータルアプリの二次元コード読み取り機能」で読みとる.さらにスマホ上で利用者証明用番号を入力後,マイナカードを読みとって認証
7.スマホ認証に成功するとPCのブラウザ画面でe-Taxへログイン成功(する筈....)
8.そのページ上の「マイページ」をクリックし,本人情報設定の「基本情報」をクリックすると利用者識別番号が見える.
また,同じくe-Taxへログイン成功画面上の「申告・申請・納付」の「確定申告を行う」ボタンをクリックすると,「国税庁 確定申告書等作成コーナー」へ遷移するので,「作成開始」ボタンをクリックして画面表示に従えば申告書作成プロセスが開始されるが,その過程では利用者証明用番号の入力は特に求められない.
管理人さんの手元環境で上記のような挙動にならないならブラウザやスマホの相違による環境依存かも知れません.
基礎控除が増えたので健康保険税が減りそうですが 国税と地方税のチグハグな徴収もわざと放置してるとしか思えません