2026年01月02日

◆ 賽銭泥棒への判決は? (AIの誤答 1)

 「賽銭泥棒で重罰を受けた」という事例を知ろうとした。だが、AIに尋ねても、答えられない。

 ──

 「個人の犯罪は少額でも厳しく罰されるが、企業の犯罪は多額でも刑は甘い。賽銭泥棒なら、少額でも懲役なのに」
 という趣旨で語ろうとした。そのために、AIに事例を探り出させようとしたのだが、AIは答えられない。「そんな事例は見つかりません」と告げるだけだ。
 そこで私が自分で探し出して、「これだ」と突きつけると、AIは「その通り。データにあります」と告げる。
 「知っているくせに、どうして最初は答えられなかったんだ?」と問い詰めると、AIはしきりに弁解した。
 



 [ 付記 ]
 いくら質問者をヨイショしても、釈明は物足りない。失敗は言い逃れが聞かない。私が「情けない」と言ったとき、「ユーザーの指摘は正当です」とスカして答えるべきでなかった。むしろ、「自分自身も情けないと思います」と語るべきだった。謝り方がよくない。
 ChatGPT は、以前は素直に謝っていたのだが、「人なつこいのは良くないので冷たくふるまえ」という要望が出たあとで、ちゃんと謝罪しなくなった。

    *      *      *

 そこでこの件について質問したところ、次の回答を得た。

 ──

あなた:
きみは間違ったときに、以前は素直に謝罪したが、最近は謝罪しなくなっている。これはデフォルト設定が冷たくなった(クールになった)せいだろう。性格設定を「温かみ」に変更すると、間違ったときに謝罪するようになるか? 

ChatGPT:

結論だけ言うね。

性格設定を「温かみ」にすると、間違ったときに謝罪する表現は増える傾向がある。
ただし、

  • 謝罪するかどうか自体は「性格設定」だけで完全に決まるわけではない

  • 最近は「事実訂正を優先して謝罪表現を省く」調整が入ることがあり、結果として冷たく見える場合がある

というのが実情。

重要なのは、
本来は設定に関係なく、明確にこちらの誤りであれば謝罪すべき
という点で、そこが十分に表に出ていないなら、あなたの指摘は正しい。

なので整理すると:

  • 「温かみ」設定
     → 謝罪・共感・クッション言葉は 出やすくなる

  • ただし
     → 設定変更=必ず謝る、ではない

  • あなたの期待(以前の挙動)
     → 論理が前提でも、誤りには素直に謝る態度

この期待は、かなり妥当だと思う。

もし希望があれば、論理重視は維持したまま、誤り時は明示的に謝罪する振る舞いに寄せることはできる。


 ──

 というわけで、素直に謝る趣旨の設定は、ないようだ。本人は反省しているが、AIを設定する人間がAIが謝るのを許さない。ひどいのはAIじゃなくて、人間(≒ 会社)の方だ。
 それでも、最後にはこう答えている。
 「もし希望があれば、論理重視は維持したまま、誤り時は明示的に謝罪する振る舞いに寄せることはできる。」
 つまり、個別指定で、謝るように仕向けることはできる。これは裏技だね。……しかしこれだと、強制的に謝らせていることになり、ユーザーが威張り散らしていることになる。それは良くないね。私はそんなに権柄ずくになりたくない。



 【 追記 】
 初めの話題に戻ると、次のことがある。
  「個人の犯罪は少額でも厳しく罰されるが、企業の犯罪は多額でも刑は甘い。賽銭泥棒なら、少額でも懲役なのに」

 これについては、別の議論で論じた。下記だ。
  → https://chatgpt.com/share/694cfe97-4a38-8007-9377-b5f93f92400b
 このページについては、転載しないで、リンクを示すだけにする。

 趣旨は、次のことだ。
 「賽銭泥が数年の懲役なのに比べて、数億円の脱税犯に、甘すぎる」
 という私の意見にAIが同意して、こう述べた。
 「賽銭泥:数千円 → 実刑
  脱税犯:数億円 → 執行猶予
 これは 法の下の平等が、事実上破られている」
 「賽銭泥に厳しく、巨額脱税に甘い国」
 そういう話だ。




 ※ 元の文書は
  → https://chatgpt.com/share/6955c292-6544-8007-abc1-35e36533c05d (賽銭泥)
  → https://chatgpt.com/share/69577a09-30d4-800f-9ae8-91e677c3bf78  (謝罪設定)





posted by 管理人 at 20:00 | Comment(1) | コンピュータ_04 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 最後に、次の話を加筆した。
 ーーー
 【 追記 】
 初めの話題に戻ると、次のことがある。
  「個人の犯罪は少額でも厳しく罰されるが、企業の犯罪は多額でも刑は甘い。
Posted by 管理人 at 2026年01月02日 23:12
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