2023年12月05日

◆ レジ袋の不使用と石油消費量

 レジ袋の不使用で、石油消費量は減るか? 減るどころか、かえって増大する。

 ──

 レジ袋の不使用で、石油消費量は減ると見込まれた。しかし現実には、減るどころか、かえって増大する。
 なぜか? 薄いレジ袋を使うかわりに、厚くて大きなゴミ袋を使うからだ。実際、近所のゴミ集積所の「燃やすゴミ」を見れば、大きなゴミ袋を使っている家庭がほとんどだ、とわかる。
   → 事例の画像 一覧
 昔は薄いレジ袋で済ませていたのに、今では厚い大きなゴミ袋を買って使っているのだから、石油消費量はかえって増えていることになる。
 通常サイズのレジ袋でさえ、石油消費量は 10mL ぐらいある。厚い大きなゴミ袋だと、その数倍だろう。

 ( ※ 資料 → レジ袋削減効果の算出方法

 したがって、「レジ袋廃止」をやればやるほど、石油の消費量は増えて、炭酸ガスの排出量も増えるのである。

 ※ 普通のレジ袋は逆効果だったが、コンビニのレジ袋のような小袋なら、廃止の効果はあるようだ。小さすぎるせいで、もともとゴミ袋のかわりにはならないからだ。「スーパーのレジ袋は廃止せずに、コンビニのレジ袋は廃止する」というふうにするのが、最善だったようだ。



 [ 付記 ]
 ゴミ袋の使用量は、生ゴミが週2回、プラごみが週1回。そのたびに、ゴミ袋を使用している家庭が多い。普通にスーパーのレジ袋を使う方が、石油消費量を節約できるだろう。

 なお、私の場合はどうしているかというと、レジ袋もゴミ袋もなるべく使わない。ジュースと牛乳の紙パックを使う。 900mL のジュースの紙パックに、生ゴミをぎゅうぎゅうに詰めて、その上に 1000mL の牛乳の紙パックをかぶせて、密閉する。これで生ゴミを出せる。
 生ゴミ以外の分(紙やプラスチック)は、毎度毎度こまめ出す必要はないので、数回分をまとめて、紙箱に詰めて出す。
 以上のようにして、レジ袋やゴミ袋の使用量を減らす。
 




modern-girl27.jpg


posted by 管理人 at 23:58 | Comment(3) | エネルギー・環境2 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
東京はゴミ袋は指定していませんね。京都では以前から市が指定した有料ゴミ袋でした。でも京都ならレジ袋削減の効果があると思ったらやはり間違いです。レジ袋の代わりに使う買い物袋やカートもプラスチック製で大体ゴミ袋の1000倍程度かそれ以上のプラスチックが使われています。つまり10年近く使わないと元が取れません。まあ路上や海に流れるごみは減るでしょうが。
 数年前にBBCでそんな報道をしていました。あほな環境団体の言動に水を差す報道ができるBBCに敬意を表します。日本のマスコミは大勢順応型ばかりです。
Posted by ひまなので at 2023年12月06日 11:12
市指定のゴミ袋を別途購入しないといけない自治体は、レジ袋をゴミ袋として使用できないので、レジ袋有料化によるプラごみ削減効果はあると思う。

レジ袋の代わりに使うエコバッグは、自分は再生コットン生地のものを使用している。
汚れたら洗濯すればよいし、何度も繰り返し使える。

それにレジ袋をゴミ袋として使用できる地域でも、ごみとして捨てるのは、包装紙などで圧縮すれば大した量にはならないし、中身は飲み食いして便として下水行き、つまりレジ袋を都度購入するよりも、大きなゴミ袋を購入すればプラごみ削減効果はあると思う

厚めの大きなゴミ袋と、複数枚の薄いレジ袋とでは、どちらのプラ使用量が多いかは知らないが、もし同等量のゴミを捨てるのに、レジ袋のほうがプラ使用量が少ないのならば、レジ袋を購入すればよいのではないでしょうか?
Posted by 豆 at 2023年12月18日 15:58
 「個人はどうすればいいか?」
 という話をしているのではなく、
 「国はどうすればいいか?」
 という話をしています。
Posted by 管理人 at 2023年12月18日 19:42
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ