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男の元カノと今カノが似ている……ということが、よくある。下記でも話題になった。(今カノの立場から。)
偶然見てしまった恋人の元カノの写真。
一瞬、私か? と錯覚してしまったほどよく似てる。
顔のパーツの形や配置もほぼ私。髪型も全部が私そのもの。コワイヨー。ドッペルゲンガー?
私は代替品なのか。
( → はてな匿名ダイアリー:私が元カノにそっくりな件(元カノが私にそっくり) )

さて。これと似た現象がある。
鳥のヒナが卵からかえったとき、初めて見た物体を母親だと思い込む、という現象だ。初めて見た物体が人間であれば、以後は人間を母親だと思い込むそうだ。これを「インプリンティング」という。
ローレンツの著書によると、彼は、ハイイロガンの卵を人工孵化して、ガチョウに育てさせようとした。すると、ガンは当然のようにガチョウの後について歩き、ガチョウを親と見なしているようにふるまった。ところが、一つの卵だけを自分の目の前で孵化させたところ、その雛は彼を追いかけるようになり、ガチョウのふところへ押し込んでも、他の雛がガチョウについて行くのに、その雛だけは彼を追ったという。
ガンの仲間の雛は、親の後ろを追いかけて移動する習性がある。この行動は生まれついてのもの、つまり本能行動である。ところが、雛は親の顔を生まれた時には知らず、生まれた後にそれを覚えるのである。具体的には、生まれた直後に目の前にあった、動いて声を出すものを親だと覚え込んでしまう事が分かった。したがって、ガチョウが孵化させた場合には雛はガチョウを親鳥と思い込み、ローレンツが孵化を観察した場合には彼を親鳥と認識することになるのである。
( → 刷り込み - Wikipedia )
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恋愛もまた同様だろう。男が初めて熱い恋を体験すると、その相手が頭にインプリンティングされてしまう。以後は同じような顔をした相手にのみ、同じように熱い恋を感じるようになる。他の相手には、インプリンティングがされていないので、熱い恋を感じない。……かくて、最初に熱い恋を感じたのと同じような相手ばかりを、追い求めるようになる。
これを「恋愛インプリンティング」と呼ぼう……と思ったのだが、よく考えると、私の独自の説ということもないだろう。ネットにもありそうだ。そう思って、探してみたら、一つか二つぐらい見つかった。
■1.最初のお付き合いの経験による刷り込み
例えば、最初に付き合った相手が年下で、とても好きだったけれど、合わなくなった・お互い未熟だった、などの理由で別れてしまったとします。
すると、次に付き合う相手に同じ「手応え」を求めて、年齢や性格面で似た人を選びやすくなるのです。このような学習現象を「インプリンティング(刷り込み)」といいます。無意識のうちに「インプリンティング」が発動され、最初の恋愛と同じような恋を描くのです。
( → 人の恋愛パターンは基本的に4つ!過去の失敗の修復、インプリンティング…(2020年5月16日)|ウーマンエキサイト(1/4) )
また、似た話だが、倉田真由美の「だめんず・うぉ〜か〜」という概念がある。「ダメなメンズ(男たち)ばかりと付き合う女」ということだが、これも「恋愛インプリンティング」という概念で説明できる。あえてダメな男を選んでいるのではない。最初に引っかかった男がダメ男だったから、以後は、似た男に惹かれるというだけで、自動的に、ダメ男ばかり選んでしまうのである。イモヅル式みたいに。(頭が悪いから引っかかるのではない。)
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なお、この話題は人々の興味を引くらしくて、下記でもあちこちの反応がある。
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