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前にもおかしな記事を紹介した。「マンションは築 40年で老朽化するから、建て替えるべきだ」という話。(現実にはもっと長持ちする。)
→ マンションは 40年で老朽化?: Open ブログ
一方、今回、別のおかしな話が出た。建て替えマンションで追い出される老人が、行く当てがなくてかわいそうだ、という話。
建て替えが決まった東京都国立市の団地で、望まぬ転居を迫られ、途方に暮れる人たちがいる。増える老朽化マンションや団地の対策として国は近年、再生の要件を緩和し、建て替えを促すための政策にかじを切った。その陰で、行き場を失う人への対応が課題として浮上している。
( → 老朽団地、建て替えの陰で 重い追加費用、行き場に苦慮 「人生の最後にこんな目に…」:朝日新聞 )
上の文章を見ると、まるで追い出されて野ざらしにされるような口ぶりだが、現実は正反対だ。
完成から57年で建物は老朽化した。5階建てでエレベーターはなく、住民の多くが70歳以上だ。
業者からの見積もりで、建て替え後に同じ条件や広さの部屋に移る場合、取得費用だけで約958万円の追加費用が要るという。出て行く場合の自宅の評価額は概算で約2892万円と示された。新たな物件購入は難しい。
つまり、追い出されるかわりに、2892万円をもらえる。だったら、その金で中古マンションを買うこともできるし、賃貸アパートに住むこともできる。一番お得なのは、中古の一軒家を買うことだ。下記に例がある。
→ 貯金ゼロ、年金が月5万円でも生きていける…71歳シングル女性が明かす家計簿の中身 「中流意識」を捨てればラクに生きていける
この人は、田舎でなく都内の一軒家だが、田舎や郊外ならばもっと安く済むだろう。ネットで検索すると、中古で 600〜1400万円の物件がいっぱい見つかる。
→ https://x.gd/yTavP
築 40〜50年なら、600〜700万円でも買える。こういう中古物件を買えば、2892万円でたっぷりとお釣りが来る。何も困ることはない。
記事では「行く場がない」と記しているが、ないどころか、いくらでもあるのだ。何でこんな簡単なこともわからずに(調べもせずに)、デタラメを書くのだろう? 老女が馬鹿で理解できないのは仕方ないとしても、それを聞いた朝日新聞の記者までが無知老人の言葉を真に受けてどうする? むしろ、「行く場はいくらでもありますよ。ググレカス」と教えて上げるべきだっただろう。
なのに記者は、そう書かずに、無知老人の言葉を真に受けて、デタラメの嘘記事を書く。呆れるばかりだ。
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さらに問題がある。次の点だ。
建て替え決議では、279人いる区分所有者のうち、法律上必要な5分の4以上の233人が賛成した。
この決議に、女性と妹は反対した。「年金暮らしで、とてもそんなお金は払えないんです」
収入は年金だけで、姉妹合わせて月に十数万円。入退院を繰り返し、通院生活は今も続く。貯金は治療費などで消えた。「生活はかつかつで、月数万円の出費でも苦しい」と女性は話す。
女性は言う。「自分たちが住めないのに、これは建て替えと言えるのか。ここ以外で生きていく方法が考えられない。私たち(反対の)5分の1は人間じゃないんでしょうか」
「貧乏でお金がないので、出費は困る」という趣旨だ。
だが、そのままマンションに住んでいたとしても、築57年では、もともと遠からず建て替えが必要になる。仮に建て替えをしなければ、今後ずっと、高額の補修費を支払い続ける必要がある。どっちみち、「出費なしで永住する」ということはできないのだ。
マンションには寿命がある。いつかは老朽化して住めなくなる。なのに、この老人は「金を払わなくても永住できる」と信じて、「追い出されるのは困る」と盲信している。記者もまた、「金を払わなくても永住できる」と信じて、「追い出されるのは可哀想だ」と記す。
呆れる。前の記事では、朝日は「マンションは 40年で老朽化するから建て替えるべきだ」と記したが、今回では、朝日は「マンションは老朽化しないので改修費用なしで永住できる」という趣旨の話を書く。朝日自身がそう主張しているわけではないのだが、そう勘違いしている老人の言葉を真に受けて、それが正当であるというふうに記す。
頭がおかしいとしか言いようがない。
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朝日の不動産記者は、頭のおかしい記者ばかりだ。どうせなら、イーロン・マスクに来てもらって、こういう頭のおかしい記者をみんな解雇するべきだろう。朝日新聞を建て替えるべきだ。(人事的な意味で。)
【 関連動画 】

(1)マンションは50年くらいで建て替えが常識?エンパイアーステートビルは築90年で現役です。私が米国で住んでいたアパートも現在築80年超ですが現役です。日本の建築業界はわざと50年しか持たないマンションを作っています。国土交通長もそのように指導(見逃?)しています。朝日はそのお先棒を担ぐのではなく、100年以上快適に使えるマンションを建てるよう論陣を張ってほしいと思います。技術的には十分可能であると、当の国土交通省が言っています。
(2)居住権が強すぎて空き家が増えてしまう。
いま空き家になっても、うかつに家は貸せません。家が少なくて困っていた時の法律が残っているためです。空き家が何%とかの報道はしているのに、その原因を報道しないのはなぜでしょうか。