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月の形成のシミュレーションとなる動画については、日本人研究者の成果(2016年)を、前に紹介した。下記記事の後半で、オマケふうの扱いで、ついでに記した。
→ Google は何をもたらしたか? : Open ブログ
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さて。これとは別に、より新しくて精密なシミュレーションがなされた。NASA の金と物量にものを言わせて、スパコンを大量に使用した結果だ。
「ジャイアント・インパクト」という基本は同じだが、月の形成過程はちょっと違いが生じている。なるほど。計算を精密化すると、質的な違いも出てくるようだ。「量は質の差をもたらす」ということでもあるようだ。
※ 下記にも解説がある。
→ 「月は惑星衝突からわずか数時間で形成された」とスパコンを用いた研究で示される、NASAがシミュレーション動画を公開 - GIGAZINE
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なお、「ジャイアント・インパクト」という原理そのものについては、Wikipedia に解説がある。
→ ジャイアント・インパクト説 - Wikipedia

しかし NASA のシミュレーションでは、これに解決を与えた。微惑星(ティア)が衝突したあとで、その核の部分だけは地球に呑み込まれて、その核以外の部分は地球のまわりに残った、と見なす。……これならば、ティアの核の部分ではないものから月が形成されたことになるから、月における核の小ささを説明できる。
NASA のシミュレーションでは、ティアが二つの部分に分離しているが、その理由がわからなかった。しかし、上記の説明を知れば、理由がわかる。このシミュレーションは「月における核が小さい」という現状を説明するものなのだ。このような場合に限り、現状の月の構造を説明できるのだ。
逆に言えば、このシミュレーション以外だと、現状の月の構造を説明できないのだ。