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共同防衛
ウクライナ戦争を解決する抜本的な方法を提案しよう。これは人類史上、初めての概念である「共同防衛」による。具体には、次のことだ。
「侵略を受けた一国(ウクライナ)を防衛するために、複数の支援国が軍事的に介入する。ただし、軍事活動の対象は、その一国(ウクライナ)の領土内とする。侵略国(ロシア)の領土内では、軍事活動しない」
その意味は、次のことだ。
・ 侵略を受けた一国の被害を止める。
・ 侵略する国は、侵略活動だけを阻害され、自国領土は攻撃されない。
・ 支援国と侵略国との、全面戦争は避けられる。
特に、三番目が大事だ。これによって、戦争のエスカレーションは避けられる。第三次世界大戦の危険はない。
そのことゆえに、支援国は(全面戦争の恐れを感じずに)侵略を受けた一国(ウクライナ)を軍事的に防衛することが可能である。たとえば、ウクライナ領内に NATO の戦闘機を飛ばして、ロシアの戦闘機を撃墜することが可能である。また、NATO の爆撃機を飛ばして、ロシアの戦車や装甲車を爆撃することが可能である。ただし、ロシア領内では、何もすることができない。というか、ロシア領内には侵入しない。
すると、どうなるか? ロシアとしては、ウクライナにヘリコプターや戦車などの軍備を送り込むと、その軍備は NATO の戦闘機や爆撃機によって破壊されてしまう。軍備を送れば送るほど、破壊されるだけだ。自国の軍備がどんどん削られる。最初は大量の兵器があったのに、その兵器がどんどん破壊されるばかりだ。たまったものではない。そこで、軍備をウクライナに送るのをやめる。かくて、ウクライナへの侵略は終了する。
この時点で、ロシアは軍備を自国領に引き上げるが、それで何の問題もない。なぜなら、NATO 軍はロシア領内に攻めてこないからだ。ロシアが攻めても攻めなくても、どっちみち、NATO 軍はロシア領内に攻めてこないのだ。だったら、「ロシア軍がウクライナ侵略をやめた」となった時点で、自動的に戦争は一切が終了する。ロシアとしては、それで何も困ることはない。
こうして戦争が終了して、平和が訪れる。……なぜなら、そこが唯一の安定点だからである。その安定点に向かって、状況は自動的に移行していくわけだ。こうして「自動安定化装置」(automatic stabilizer)のような仕組みで、平和は自動的に実現される。

[ 付記 ]
以上の発想の基本は、日本の「専守防衛」という方針だ。いわゆる「ハリネズミ戦略」である。
ただし「ハリネズミ戦略」は、一国の取る方針である。それを「複数の国による共同支援」という形に拡張したのが、本項の「共同防衛」という概念だ。
これは、従来からある「同盟」( NATO や日米安保など)に似ているが、侵略国の領土内への「攻撃」を一切含まないという点で、「同盟」とはまったく異なる。
では、「同盟」が「ハリネズミ戦略」を取ったのかというと、それとも違う。防衛の対象はあくまで特定の一国だけであるからだ。しかもそれは「同盟」の範囲外にある国だ。
というわけで、本項における「共同防衛」は、同盟というよりは、一種の「事後的な支援」である。「共同支援」と言ってもいいくらいだ。
軍事活動としては、相手領土内への攻撃を含まないという点で、非常に抑制的なものとなる。
この意味で、本項で提案したことは、これまでにない新概念であると言えるだろう。
《 加筆 》
「共同防衛」という用語自体は、すでにある。その言葉の概念も、すでにある。ただし、そこで使われる「防衛」という言葉の意味は「安全保障条約」や「同盟」とほぼ同義である。したがって、相手領土内への攻撃を含む。
たとえば、日米安保条約では「共同防衛」が成立しているが、そこでは、米軍がロシアの領土に侵入して、ロシア軍の基地を爆撃することを含む。(防衛目的の敵基地攻撃。)……これは、普通の同盟としては当然のことだ。
一方、本項で言う「共同防衛」は、相手の領土内の侵入をしない。完全な意味での「ハリネズミ戦略」となる。
この意味で、本項で言う「共同防衛」は、従来からある「共同防衛」という用語や概念とは、かなり異なる。従来のものよりも、厳しく制約されたものとなる。(それゆえ、エスカレーションの危険がない。)
( ※ 本日は疲れたので、ここで書くのを中断します。 続きは次項で。)
to be continued.

ウクライナはよく戦っているようなのですが、やはり戦力差は大きいと思います。またよく戦えばそれだけ損害も大きくなるでしょう。ロシアに情報戦を仕掛け、ロシア側の被害がすごく大きいニュースを流す流す手が考えられます。すでにそうしているような感じもします。プーチンはロシアで孤立しているというニュースもあります。でももうこんな状態になればどのニュースを信じたらよいのか誰にも分らなくなりますね。
逆です。ロシアが攻撃しないのが好ましいのではなく、攻撃してくるのが好ましい。たとえば、ロシアがポーランドの基地を攻撃してきたら、ウクライナを守るのと同様の理屈で、ポーランド領内に入ってきたロシア機を撃墜できます。
ロシア一国の戦力に比べて、その数倍〜10倍の NATO 戦力が襲いかかるのですから、ロシアの戦力(侵入した分)は、あっという間に壊滅的になります。
飛んで火に入る夏の虫。
仮に双方の損耗率が1:1だとしても、兵器の量が大幅に異なるので、ロシア軍の戦力はいつかはゼロになってしまいます。
ロシアの戦力がゼロになれば、ロシアは軍事的には裸状態となるので、どんなに弱い軍によっても占領されてしまいます。
一億玉砕火の玉だ、じゃないですが、損得勘定とか安定点とかそんなものどうでもよくなっちゃっているんじゃないでしょうか。理性的・論理的には今回の侵攻なんて何の得もないはずなのに始めちゃって、長引けば長引くほどダメージが大きいのにここまで継続しちゃって、収拾つかなくなってる状態だと思うのです。
信用しようがするまいが、(ロシア領で攻撃しないことを)実行すればいい。ロシア領には侵入しないことが大事。ならば核戦争にはならない。信用してくれる必要はない。現実を見てもらうだけでいい。
> 「領空を飛行禁止とした国は参戦したと見做す」
それを理由に他国に侵入してくれば、飛んで火に入る夏の虫になるだけ。二つ上のコメントに記したとおり。かえって好都合。
> 収拾つかなくなってる状態
だからこそ、放置しないで、強力な安定策が必要だ。
気違いが鉄砲をあちこちにぶっ放している状態ならば、その手にしている鉄砲を銃撃するのが最善だ。気違いを放置するのが最善だ、というのは誤り。
(西側ふうに)無為無策を最善だと思うのは、頭のない阿呆の判断だ。破壊神 ヒトラーを放置するのも同然だ。狂人が町に火を付けるのを放置するのも同然だ。放置は最悪に近い。
プーチンを思いとどまらせるのは、核戦争になったらロシアが破壊されてしまうという危惧だけです。
所詮核による抑止力とはそういうものです。お互いに相手ののど元に匕首を突き付けているようなものです。ここでちょっとでも弱気を見せたらやられてしまいます。
ちょっとでも手をだしたら思えを地獄に叩き込んでやるぞ、やれるものならやってみよ
非情なようですが、そういう心構えが平和をもたらしているのです。
だからこそ、追い詰めないことが大事。つまり、ロシア領内には侵入しないことが大事。