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岸田首相は否定的だったが、安倍元首相の突き上げを食って、方針転換をしたそうだ。
岸田文雄首相は28日、佐渡金山遺跡(新潟県佐渡市)の世界文化遺産登録を目指し、ユネスコに推薦する考えを表明した。当初は見送りを検討していたが、自民党内から突き上げを食らい、方針転換した。
戦時中、佐渡の鉱山で朝鮮半島出身者が働いていたとして、韓国政府は「強制労働被害の現場だ」と撤回を要求。韓国は、15年に世界文化遺産に登録された長崎県の端島炭鉱(軍艦島)などからなる「明治日本の産業革命遺産」にも言及。朝鮮半島などから連行され労働を強いられた人々についての説明が不十分だとして、「日本は約束した後続措置を履行していない」と批判した。
首相は……推薦見送りを軸に調整を進めた。
ところが、首相の対応に、自民党内から反発の声があがった。安倍晋三元首相が顧問を務める議員連盟「保守団結の会」は18日、速やかな推薦を政府に求める決議をまとめた。
20日、安倍氏が自らの派閥で「論戦を避ける形で登録を申請しないというのは間違っている」と語った。推薦を見送れば、党内の安倍氏に近い議員らが首相を見放しかねないとのメッセージだった。
首相が安倍氏に電話をかけると、安倍氏はこう語った。(略)
首相は見送りから一転、推薦を決断。
( → 岸田首相の判断変えた安倍氏との電話 佐渡金山、突き上げで一転推薦:朝日新聞デジタル )
安倍氏に電話で「ご意見伺い」をして、自己の方針を一転したわけだ。「安倍の傀儡」を体現しているね。
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ま、それはともかく。
私としては、こう考えた。
「登録を申請する。ただし、朝鮮半島などから連行され労働を強いられた人々がいた旨を、該当施設にきちんと掲示する」
これならば大丈夫だろう。韓国政府としても、強制労働の事実を PR できるのだし、日本としてもそれを隠すいわれはない。どちらも満足できるので、win-win だ。これが落とし所になるだろう。
そう考えた。
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だが、このくらいのことなら、誰だって考える。正解は簡単だ。(別に困っている人はいない。だから Openブログの出番じゃない。)
そこで、しばらく黙って様子見をしていたら、朝日新聞に真相が出ていた。意外な真相が判明した。過去の例では、日本政府は公約違反をしていたのだ。
今回と同じ産業遺産で、歴史認識のずれをめぐる日韓の対立があらわになった「明治日本の産業革命遺産」は、登録まで難航した。韓国政府は朝鮮半島出身者が「強制労働」させられた施設が含まれているとして待ったをかけたのだ。
この際日本側は「意思に反して連れてこられ、厳しい環境の下で働かされた多くの朝鮮半島出身者らがいたことなどを理解できるような措置を講じる」と明言した。しかし、20年に東京にオープンした産業遺産情報センターで朝鮮半島出身の徴用工への差別は「聞いたことがない」とする証言を展示すると、韓国が再び反発。世界遺産委員会は昨夏、日本が登録時に「約束」した説明が不十分だとして、「強い遺憾を示す」とする決議を採択した。
日本政府は誠実に実行してきたとの立場だが、世界遺産に詳しい西村幸夫・国学院大教授は「ユネスコの決議に応えず、次のもの(佐渡金山)だけ推薦してくるのは何だと言われかねない。決議にはきちんと対応すべきだ……」と指摘する。
( → 同上 )
過去の事例では、徴用工がいたことを掲示すると公約したのに、逆のこと(それがいないということ)を掲示した。明白な公約違反だ。のみならず、そのことを批判するユネスコの決議を浴びてしまった。しかも、その決議を無視している。
これでは、国連決議を無視している北朝鮮も同様だ。侵略したフセイン・イラクや、核開発したイランとも同様だ。世界全体を敵にして、世界を無視している。しかも、それを認めるどころか、「誠実に実行してきた」と強弁する。狂気の沙汰だ。
とすれば、日本にとって最もふさわしいのは、「世界遺産の登録をすべて抹消される」ことだろう。

我が国の世界遺産一覧:外務省
日本には、奈良、京都、富士山など、25箇所もの世界遺産がある。だが、これらはすべて登録を抹消されるのが妥当だ。なぜなら、ユネスコの決議を無視して、ユネスコと敵対しているからだ。過去において、国連決議を無視して、「我が代表 堂々退場す」と報じられながら、国際連盟を脱退したときの日本と同様だ。こんな国はさっさと滅びてしまうしかあるまい。
安倍元首相に牛耳られたような国の行く末は、それしかないのである。岸田首相は「安倍元首相に従う」と決めたとき、日本を滅ぼす道を選択したと自覚するべきだ。
日本政府はユネスコに対して「堂々と嘘をつく」という恥ずかしいことをしている。どうしてそこまで厚顔無恥でいられるのか? それは、安倍元首相が天性の嘘つきだからである。嘘好きの元首相の下で、日本政府は根本的な嘘付きに染め上げられてしまったのだ。


> 過去の事例では、徴用工がいたことを掲示すると公約したのに、逆のこと(それがいないということ)を掲示した。明白な公約違反だ。のみならず、そのことを批判するユネスコの決議を浴びてしまった。しかも、その決議を無視している。
⇒ 朝日の記事に書かれている「産業遺産情報センター」の展示について、毎日新聞には、
> 現場で見た私は、「うーん」とうなってしまった。菅長官の言うような誠実さはみじんも感じられない。だが同時に、韓国側の「まったく履行されていない」という主張にも無理があったからだ。後日、経緯を知る日本政府当局者から「約束違反だと言われないギリギリ(最低限)のことはやっている」と言われた。まさに、そんな感じだ。
> 韓国政府当局者にそう言うと、「犠牲者を記憶にとどめる措置はどこにもないじゃないか」と言う。それもそうだなあと思うのだが、そもそも「記憶にとどめる」というのは具体性に欠ける文言なので追及は難しい。ただ、後味の悪さは残る。
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20200722/pol/00m/010/007000c
と書かれています。
また、別の毎日の記事(社説)では、
> だが元徴用工に関しては、(産業遺産情報)センターの資料室で関係法令や当時の行政文書を紹介する程度にとどまっている。
> 今年6月にセンターを視察したユネスコの専門家は「強制的に働かされた人はいないと読める内容だ」と報告書で指摘した。
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20200722/pol/00m/010/007000c
他に、富山新聞の記事では、
> 公表資料(コメント者註:ユネスコが改善を求めた決議案の内容資料)によると、徴用工政策や朝鮮人労働者について明示はされているものの、文書のみで犠牲者を来館者の記憶に残すための特徴的な展示がないなどと指摘した。
https://www.hokkoku.co.jp/articles/tym/466598
と、それぞれ書かれています。
これらをまとめると、同センターには、朝日がいうような「徴用工がいない」旨の展示はないが、「朝鮮半島出身の徴用工への差別がなかったと匂わせる」ような一部展示があったり、ましてや、「犠牲者を来館者の記憶にとどめる措置(特別な展示)」はされておらず、それらを不誠実と感じた韓国が反発して、ユネスコが批判の決議を行った、ということではないでしょうか。
私は、これまでの政権や現政権の肩を持つつもりはありませんが、朝日のほうも事実を少し捻じ曲げた記事を書いている可能性がありますね。