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ゆうちょ銀行が硬貨の預金に手数料を取るようになった。他の銀行も同様のことが多い。1000枚預けると、手数料 1100円、ということが多い。
→ ゆうちょ銀、17日から現金取引に手数料 - Impress Watch
→ 「硬貨の取り扱い」ゆうちょ銀行で有料に−小銭貯金への影響を調べてみた|TBS NEWS
比較的無料の範囲が広いのが三井住友銀行で、300枚までは手数料が無料だ。
→ ゆうちょ銀行、17日から硬貨手数料 窓口もATMも高まる顧客負担:朝日新聞
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さて。これについて「不当だ」というふうに批判する投書が掲載された。中学高校教員によるもの。朝日新聞・声欄 2022-01-20。
私たちの学校では月に1回程度献金をし、そのお金を福祉施設やNPO団体に送っている。生徒たちは、自分のお小遣いの中からそうした団体の役に立って欲しいという願いを込めて献金する。献金はほとんど硬貨ばかりである。しかし、そこから手数料を取ろうというのだ。生徒の気持ちが踏みにじられ、小さな福祉施設やNPO団体は打撃を受けるのではないかと心配である。
しかも、手数料の取り方が理不尽だ。生徒たちも憤っているが、1円玉を千枚預けると、1100円の手数料を取られる仕組みである。……これを許すわけにはいかない。
金を取られることで怒り狂っているようだ。だが、その金は、サービスに対する対価である。どんなサービスであれ、サービスには対価を払うのが当然だ。床屋であれ、マッサージであれ、何らかのサービスを受けたなら、サービスの対価を払うのが当然だ。「形のある物を受け取ったわけじゃないから、金は払わない」というような理屈は通らないのだ。サービスという無形のものにも、きちんと金を払う必要があるのだ。
それを拒むのであれば、この人のやっている「教育」に対しても、金を払わなくていいということになる。だったら、この人は給料を受け取るのを辞退して、無償で教育をするべきだ。それができないのであれば、「サービスには金を払いたくない」などと言うべきではあるまい。
ここで金を払いたくないというのは、一種の「こじき」「たかり」と同じである。「オレはこのサービスがほしいから、このサービスを無償で提供しろ」と強要するわけだ。相手の労力を無償で頂戴しようというわけだ。これはもう、ほとんどヤクザと同様である。教師がヤクザみたいなことをやって、どうするんだ。(こんな文章を掲載する朝日新聞もどうかと思うが。)
だいたい、他人の手間が理解できないのであれば、「おまえがやれ」と言ってやりたくなる。「おまえが自分で両替サービスをやれ。無償でやれ」と言ってやりたくなる。
そして、自分がやれないのであれば、それを他人に強要するべきではないのだ。「おのれの欲せざるところは人に施すなかれ」という言葉を、学校の漢文の時間に学ぶべきだ。
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むしろ、教師ならば、これを題材として、教育的に解決するべきだろう。
「硬貨の預金には、手数料がかかることになった。この問題を解決するには、どうしたらいいか?」
こういう設問を用意して、生徒に考えさせるべきだ。そうすれば、生徒は自分で考えて、何らかの解決策を思い浮かべるだろう。たとえば、次のように。
・ 1円玉だと手数料が多額になるので、献金は 100円玉以上の硬貨にする。
・ 100円玉ならば、手数料が1%なので、そのくらいならば問題ない。
・ 生徒同士で両替すればいい。(100円玉 ⇔ 500円玉、千円札)
・ 500円玉または 1000円札の献金に、お釣りを出せばいい。
・ お釣りを出せば、両替したのと同じ効果がある。
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なお、学校で生徒の献金を集めるなら、お釣りを出すのは簡単だが、街角に立つ街頭募金では、お釣りを出すのはちょっと面倒だ。それには、どうするか?
ここでは、次の根本問題がある。
「公道上の街頭募金は、警察の許可(道路使用許可)を得なければ、違法である。そして、たいていの街頭募金は、その許可を得ていないので、違法である。違法な街頭募金を、学校が認めてもいいのか?」
さらには、次の問題もある。
「街角のたいていの街頭募金は、警察の許可を得ていないので違法であるが、同時に、その多くは詐欺である。つまり、募金をして、金を得たあとで、その金を自分のポケットに入れてしまう。そういう詐欺が多いのだが、詐欺をしているかどうかはわからないので、たいていの人はだまされる」
このことからして、次の問題もある。
「高校生が街頭募金をしたとして、それが詐欺でないという保証はない。高校生が金を自分ポケットに入れてしまう可能性は、かなりある」
さらには、次の問題もある。
「仮に募金を自分のポケットに入れてしまうとしても、それは違法ではなく合法である。全額をポケットに入れてしまえば詐欺だが、20%を暮金先に寄付したあとで、残りの 80%を自分のポケットに入れて、それを人件費の名目で頂戴すれば、何の問題もなく合法的に募金の大部分を着服できる」
つまり、募金というのは、合法的に詐欺をやれる方法なのだ。そういうことを、学校の教師は、きちんと教えるべきだ。
そしてまた、生徒があくまで「自分たちは善意でやっている」と主張するのであれば、「それを証明するにはどうしたらいいか?」を考えさせるべきだ。
教師であれば、「タダでサービスを寄越せ」と文句を言うよりは、生徒にしっかりと教育をするべきだ。それは「生徒に考えさせる」ということでもある。
【 関連サイト 】
例えば、500万円集まった募金があったとしても、400万円を経費にして、100万円を募金に回せば、問題ないわけです。
( → 卑劣手口!「募金詐欺を行っている男」に話を聞いてみた | ニコニコニュース )
こういう話を読ませて、社会勉強させるべきだ。
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背景解説(長文)
→ 預金したら手数料を取られる? 銀行の常識は変わるのか:朝日新聞

現在、国内の1円玉の流通枚数は約375億枚(令和2年時点)のようです。また、あらたな製造枚数は70万枚(令和3年度)なので、流通枚数の5万ぶんの1以下です。
https://nissenken.or.jp/2020/01/15/no-152/
https://www.mof.go.jp/policy/currency/coin/lot/2021kaheikeikaku-kaitei-1.html
つまり、1円玉の流通枚数は意外に少なく、ひとつの都道府県に限れば、10億〜20億枚かもしれません。すると、10億〜20億円のお金があれば、例えば自分の住んでいる都道府県内の1円玉を全部占有できるかもしれません。
まず、1円玉をお札に換えたい人がいれば、無料か少額(ゆうちょ銀行の10分の1くらい)の手数料を取って、千円札や五千円札や一万円札に換えてあげます。それらのお札は、銀行から預金を引き出すかたちで揃えます。それには手数料は要らないので、元手(仕入れ値)はタダです。そうやって、ドンドン1円玉を買い占め(換え占め)ていきます。市場にあらたな1円玉はほとんど供給されませんから、流通する1円玉はそれ(換え占め)につれて減っていきます。なお、現在は両替業務は誰でも行えるとのことです(許可は要りません)。
https://www.mof.go.jp/faq/international_policy/10bb.htm
次に、市場の1円玉が枯渇したら、倉庫にでも貯めておいたぶんを放出してあげます。私は、ゆうちょ銀行のように欲が深くないので、手数料はゆうちょに硬貨を預ける時の半分でガマンします。すなわち、1円玉1000枚(千円)につき五百円の手数料です。そうやって、10億〜20億円ぶんの1円玉を全てお札に両替えできれば(換え抜ければ)、5億〜10億円の手数料が転がり込むことになります。最初に1円玉を換え占めた時にも手数料を取っていれば、さらに1〜2億円の利益が上乗せされます。めでたし、めでたし。
あと、交換の人件費が、莫大にかかりそうだが。
〇 追加発行はあるでしょうが、1円玉1枚あたり約3円の製造コストらしいので、計画を無視していくらでも作るという訳にもいかず、短期決戦でやれば一時期だけ枯渇させることはできるかも。
〇 人件費というか、私設の交換場所が例えば県内に1〜2か所だけだったら、それらを運営するのにそれ程お金はかからないとしても、そこまで来てくれる人が少ない(みんな近くのATMを利用してしまう)というオチでしょう。
※ ここで言いたいのは、妄想にせよ、このような数字の遊びが成立してしまうということは、今回の手数料の値上げは少し劇的だな、ということです。
> 500枚 550円
https://www.bk.mufg.jp/tesuuryou/sonota.html
500円玉を1円玉に両替してもらうと、550円の手数料を取られるわけだ。結果的には、1円玉を1枚も得られず、単に 50円を徴収されるだけ……というふうになる?
※ ネタにマジレス厳禁。
https://twitter.com/SAKENO_MISUGI/status/1483793617600663553
https://www.tokai-tv.com/tokainews/feature/article_20220124_15282
https://twitter.com/GOSHUINMEGURI/status/1485728637819437057
上の twitter 画像の最下端に、「 協力:LAUREL 」とある。
LAUREL 社の硬貨選別器を導入しているらしい。
→ http://www.lbm.co.jp/product/lacs_110.html
一時的に借りたのかな。期間限定で。
賽銭箱をあけるのは、半年に1ぺんもあればいいだろうから、たまに使うだけでいい。レンタルふうに借りればいいのだろう。
ただし、レンタル料が高額なら、元も子もない。
一般的には、たとえ1円玉で赤字が出るとしても、全部まとめてそのまま銀行の両替機に入れるのが、最もコスト安だろう。
写真を見たら、10円玉がほとんどだし、1円玉の比率は少ない。だったら、1円玉を仕分けるのにコストをかけるより、全部まとめて両替する方がいい。1部で赤字が出るとしても、全体としては手間が減るので、全体としては黒字になる。
むしろ、両替機をレンタルで借りたりして、仕分けるためにコストをかけると、かえってコスト高になりそうだ。
結論。
1円玉の比率が低い限りは、全部まとめて両替して、両替の手数料を1割程度払う方がマシである。
※ 1円玉の比率が高いときには、大雑把に1円玉だけを除去して、1円玉の比率を下げればいい。1円玉の比率を下げたら、あとは上記の通り。
除去した1円玉は、手持ちにしていればゴミも同然なので、1山を百円ぐらいで、そこらの商店街に売ればいい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c1f75baf129450ef3595ea14174519f27c56648?page=2
上のURLは記事2ページ中2ページ目ですが、終わりのほうに「硬貨の包装をする機械メーカーにご協力をいただけたことも、実現した大きなポイントです」とあるので、硬貨の選別は(神社側が)人手でやって、硬貨種類ごとの計数⇒包装だけを機械に頼るのではないでしょうか。選別よりもこの部分に、正確性が要求されるし、それには手間もかかると思うので。
それと、包装資材費は神社側が実費を負担するのでしょうが、機械のレンタル料は無料の気がしますね(CSV/CSR活動の一環としてイメージアップが期待できるのと、広告になるので)。
http://www.lbm.co.jp/product/lac_s01.html
同一種類なら、重さが同じなので、大雑把に重量を量るだけでも、枚数はわかります。誤差1% ぐらいだろうから、おまけで 2% 増しにして、提供すればいい。102枚分の重量で 100枚と見なす。
機械のレンタル代を払うよりは、ずっとマシだ。レンタル料は、広告になる分なら無料だろうが、一般に対しては無料にならない。無料が一般化したら、誰も機械を買ってくれなくなって、会社がつぶれる。
p.s.
重量は、てんびんを使うと、かなり正確になる。