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「自民党ならば経済成長をもたらしてくれる」と信じている人々がいる。とても心が純粋な人たちだろう。言われたことを素直に信じる、素朴な人々である。これまで、自民党の嘘にはさんざんだまされてきたのに、それでも素直に自民党のことを信じる。目をウルウルさせて。(こういう人は、詐欺師にあっさりだまされるタイプの人だ。)

現実には、どうだったか? こうだった。
「自民党政権では、1990年のバブル破裂以後の 30年に渡って、低成長を続けてきた」
つまり、自民党は常に「経済成長」を公約してきたが、それで実現したのは、「先進国中で最悪の低成長」だったのである。
このことは、先の項目で示した。
→ 日本はなぜ没落したか?: Open ブログ
ここでは、次のグラフを掲げた。


成長率は先進国中で最低で、賃金アップに至っては日本1国だけの低迷だ。先進国中で最悪の低成長と言える。……これが自民党の実績だ。
とすれば、このまま自民党政権に任せれば、さらに何年間も低成長が続くのは確実である。
つまり、「成長をめざす」のであれば、自民党政権に政権を任せてはならないのだ。そのことは歴史が証明している。
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では、どうしてこうなったか? それを説明するには、経済学的な説明が必要となる。(学術的な説明だ。)
話は簡単ではない。そこで、この問題については、別項で答えることにした。下記項目を見てほしい。
→ 成長か分配か : nando ブログ
ここでは「成長か分配か」という発想がある。それによって、成長を分配に優先させることで、成長をめざす、というふうにする。
しかし、成長をめざせばめざすほど成長から遠ざかる……という逆説が、ここでは成立するのだ。
このことは素人の直感には反する。だから、素人には理解できない。そのせいで、日本は「成長をめざすことで、かえって低成長に陥る」という罠に陥ったのである。
逆に、欧州諸国は、「成長を分配に優先させる」という方針を取らなかったことで、成長を実現したのだ。まるで「急がば回れ」というようなことを成立させたのだ。
※ 逆に、最短経路を目指した日本は、落とし穴に落ちて、低迷した。
このような複雑な状況を理解するには、マクロ経済学の説明を必要とする。特に経済学的な知識を知っておく必要はないが、マクロ経済学による学術的な説明がなされるとだけ、理解してほしい。
そう心得た上で、上記項目を読んでほしい。再掲すると、これだ。
→ 成長か分配か : nando ブログ
※ こういう経済学的な知識がない人が、「経済成長のためには自民党を支持すればいい」と素朴に信じて、だまされて、(低成長という)ゴミをつかまされるのである。詐欺師に引っかかるわけだ。無知のせいで。

一方で「成長をめざす」のであれば、立憲民主党に政権を任せてはならないと言う人もいます。
立憲民主党の前身である民主党政権と、第二次安倍政権は、経済政策ならどちらがマシだったのでしょうか?
名目GDP成長率は安倍政権>民主党政権、実質GDP成長率は民主党政権>安倍政権です。
https://www.bank-daiwa.co.jp/column/articles/2016/2016_18.html
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/toyokeizai.net/articles/amp/107782%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214482/2
https://static.chunichi.co.jp/chunichi/archives/article/senkyo/kokusei201907/sou/CK2019062202000265.html
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASPBN6W1HPB8UUHB00N.html%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
https://blog.monoshirin.com/entry/2018/02/03/130825
そのさなかで日本を破滅させなかった、というだけでも、民主党政権は立派だった。
この時点において最優先のことは、経済成長ではなくて、日本を破滅から救うことだった。
安倍政権だったら、原発騒動のさなかで、大失敗していたことは確実だ。何しろ安倍は当時、菅直人の原発対策の足を引っ張って、
復興庁についでも妨害ばかりをしていたくらいだ。悪魔のごとき存在だったね。
よくまあ、悪魔の安倍に耐えて、日本は滅びずに済んだものだ。
また、たとえ民主党政権でも、311当時に鳩山や野田が総理だったら、菅と同じ対応は無理だと思いますか?
菅直人に関しては、原発事故対応でイギリスやドイツから比較的評価する意見もあるそうです。
イエス