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そんな話題の記事が、朝日新聞に掲載された。興味深い。
タワーマンションが並ぶ東京湾岸の晴海地区(東京都中央区)に、週末になると高級車が列をなす一角がある。
晴海フラッグ・パビリオン。2020年東京五輪の選手村として使われた後、分譲されるマンションの販売センターだ。4月末の開設後、見学希望が殺到し、4700組超が訪れた。
( → (聖火は照らす TOKYO2020)第4部:1 選手村跡地、憧れと疑念:朝日新聞 )
という話から始まっているが、次のことが重要だ。
2度目の東京五輪招致はそもそも、バブル崩壊で塩漬けになった湾岸部の埋め立て地を活用するという文脈のなかではじまった。当初の目的は達しつつあるが、それ以上のメッセージは十分に伝わっていない。
単に赤字解消だけが目的だったようだ。そのせいで、ろくに都市計画もなく、開発は業者(ディベロッパー)に丸投げされたのかもしれない。(未調査で不明だが、そんな感じ。)
それにともなって、弊害があるそうだ。土地の払い下げは、2016年だったが、このころには土地は高騰していた。にもかかわらず、以前のような極端な安値で払い下げたので、東京都には莫大な利益喪失が起こったようだ。(黒字がなくなっただけであり、赤字が生じたわけではないが。)
用地をめぐっては、不当に低い価格で払い下げられたのではないかとの疑いのまなざしが向けられている。
大手 11社への払い下げ価格を問題視した都民らは17年8月、都を相手取り、前知事らに適正価格との差額分の賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。選手村から約1キロ離れた別の都有地は12年に約10倍の価格(1平方メートル当たり103万円)で売却されたという。
原告側弁護士の淵脇みどり(61)は「価格が不当に低い。そのうえ、民間活用としながら11社以外参入できない、事実上の談合だ」と主張する。 これに対して、都側は「着工からマンションとして販売できるまで時間がかかり、設計上の制約があることも踏まえて算定した適正な価格だ」と反論する。
この件については、ネットでも情報が見つかる。
→ 選手村予定地の払い下げ 「安過ぎ」と小池知事を提訴 | TOKYO MX
→ 五輪選手村「1400億円も値引き」と市民ら批判 | OurPlanet-TV
→ 選手村施設、1200億円官製談合疑惑、「森友・加計」よりもはるかに深刻な中身
→ 「調査報告書」全文入手でわかった「不透明」格安払い下げ | 文春
私は詳しい事情を知る立場ではないので、上記の情報を紹介するに留める。あとは読者でお考えください。
[ 付記1 ]
64年の東京五輪では、選手村は代々木に建設された。その選手村の跡地に、代々木公園ができた。(隣接する代々木の国立競技場その他の球場なども建設された。)
この土地は、もともとは米軍住宅地であるワシントンハイツ。
→ ワシントンハイツ (在日米軍施設) - Wikipedia
最近では、このあたりで高層ビルがどんどん建っている……という記事も掲載された。
→ 神宮外苑、高層化なし崩し:朝日新聞
→ 明治神宮外苑 - Wikipedia
[ 付記2 ]
64年の東京五輪では、選手村に食堂ができたが、そこで働く料理人のドラマが放送された。
→ 高良健吾が主演、東京五輪支えた若者たちのドラマ「夢食堂の料理人」放送
→ 東京五輪を陰で支えた若者たちの青春ドラマ スペシャルドラマ「夢食堂の料理人〜1964東京オリンピック選手村物語〜」
見たけど、ちょっと面白かった。

選手村の跡地は代々木公園です
参考
https://lion-sports.com/tokyo_olympic_senshumura19642020/
※ 記述がおおざっぱすぎて、不正確でしたね。