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地方経済がどんどん衰退していくが、その理由としては、地産地消が進まないことが上げられる。地産地消がなされれば、地方経済は自立的に成立するはずだが、現実には都市経済の産物が押しよせて、地方の産物は売れなくなってしまうので、地方の産物の売り手も買い手も消えて、地方経済はどんどん衰退していく。
残るのは、大規模スーパーだが、それは都市経済と直結している。それが太れば太るほど、地方経済は衰退していく。
しかしながら、それは非効率なのだ。地方が地元の野菜を作って購入すれば、無駄なエネルギーも費やされないのに、いちいち都会の市場から野菜をはるばる取り寄せるので、無駄なエネルギーが費やされる。
つまり、地方経済が衰退すると同時に、エネルギー的な無駄がどんどんふくらむ。国全体の効率も下がってしまう。
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この件を具体的な例で述べた記事がある。
→ (経済気象台)地元食材流通に必要なもの:朝日新聞 2018-11-17
一部抜粋しよう。
先日、北海道北部の町の食堂経営者と、地域活性化のため地元の食材を使うことができるか、という話をする機会があった。農水産業が盛んなこの町でも、この食堂は150キロメートルほど離れた地方卸売市場から食材を調達しているのだ。人口が減少し、町から食堂が少なくなるにつれて、野菜の仲卸業者が採算が取れないからと、町への配達を中止したという。
地元では野菜や魚があるにもかかわらず、卸売市場を経由する今のシステムでは、少量多品種の「雑魚」や小規模生産の野菜は流通できない。地域に消費者が多くいれば、そうした商品も地元で流通させることができるが、人口減少ではそうもいかない。旅行客は「地元のものが食べられない」と残念がる。
「野菜の仲卸業者が採算が取れないからと、町への配達を中止した」
ということだが、では消費者はどうやって野菜を購入しているかというと、地元のスーパーや八百屋で買っているのだろう。これらの店は、「 150キロメートルほど離れた地方卸売市場」まで行くか、あるいは、もっと離れた大きな市場まで行くのだろう。……かくて、無駄なエネルギーが費やされる。
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では、この問題を、どう解決できるか?
私の提案は、こうだ。
「スーパーは店ごとに、なるべく地元の農家から野菜を購入する」(大きな市場を通さない。)
換言すれば、こうだ。
「スーパーは、現状では、多くの店が統一的に野菜を大量に購入する。だからどの店でも同じ商品が同じ価格で買える。同一県内ではそういうふうにして、同一のチラシを配っていることが多い。しかし、それをやめる。多くの店が大量に同一の野菜を購入するのをやめる。かわりに、店ごとに地元の農家から購入する」……( ★ )
これを簡単に言えば、こうなる。
「スーパーの野菜売り場は、地元の八百屋になる」
私が上に提案したこと( ★ )は、何も目新しいことではない。実は、地元の八百屋がやっていることだ。だから、それをそっくり真似すればいいのだ。
現状では、スーパーの野菜売り場は、本社(地方本社)の指揮下にあって、仕入れも販売方法も、そこから指示される。大きな会社の支店という扱いである。
しかし、それをやめるべきだ。かわりに、店ごとに自律的に、仕入れも販売方法も決めるべきだ。つまり、スーパーの店そのものが「地産地消」をするべきだ。
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以上のことは、地元の活性化につながる。たとえば、それぞれの店が地元の仲卸業者から購入することによって、仲卸業者の取引量や運送量が増えるので、仲卸業者はスーパーに配達するついでに、同じ地域の商店にも野菜を売ることができる。かくて同じ地域の商店は地元の野菜を安価に購入できるようになる。
また、スーパー自身も、新鮮で安価で多様な地元野菜を販売できるようになる。現状では、大量購入・大量販売が前提となるので、どの店でも似たような野菜ばかりが売られているが、店ごとに多様な野菜が売られるようになる。また、価格も安くなるはずだ。(一般にスーパーの野菜は、地元の八百屋よりも価格が高いからだ。)
結局、スーパーが店ごとに地元の業者と取引をするようになれば、次のメリットが生じる。
(商品では) 多様性・安価・新鮮
(地元では) 地域商店の振興
スーパーにとっても、地域商店にとっても、有益になるわけだ。
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ついでに個人的なことを書くと、スーパーの野菜は画一的で価格が高いので、私はイオンのようなスーパーで野菜を買うことはほとんどない。地元の八百屋で買うか、地域限定の中小スーパーで買うか、どちらかだ。イオンで買う野菜と言ったら、エノキダケと豆苗ぐらいだ。(この二つだけは、イオンが安い。)
つまり、イオンは地元の八百屋に大幅に負けているのである。そこで、イオンが本項で記したような方針を取れば、野菜の売上げが増えるはずだ。利益率も上がるはずだ。だから、本項で述べたようにすればいいのだ。
( ※ ちなみに、リンゴで言うと、イオンのリンゴは 150円〜 200円ぐらいで、高価であることがほとんどだ。一方、地元の八百屋なら、1個 100円以下の安価で売っているものが多い。イオンの野菜売場は、八百屋に対して、ほとんど競争力がないね。他の商品のついでに買ってもらえるぐらいだろう。)
( ※ ちなみに、地元の八百屋はいつも多くの人で賑わっているのに、イオンの野菜売場は、閑散としている。)
( ※ ヨーカドーはどうか……という話は、また別の話。似たり寄ったりだが、書くと話が長くなりそうなので、省略。)

イオンについては卸売り市場を介するのでもなく地域本社ごとに直接取引をしているのでしょう。規模の経済で画一的なものの方がもうけがでるのでしょう。市町村レベルで仕入れを変えていたらその方がバックオフィスコストが嵩みそうです。
イオンでは取扱い規模を盾にした価格交渉ができないので、自社の利益を乗せると割高になってしまうのではないかと。地場の野菜は扱いたくないというのが本音ではないでしょうか。
八百屋や中小スーパーの方がずっと安く売っている。そちらの方がずっとコスト安。
大量購入で安くなるのは、工業製品だけ。野菜みたいなものは、大量購入すると、需要が増えるので、かえって高くなる。
安いときに安い場合だけで仕入れる方が、ずっとコスト安になる。(品切れになる恐れもなくはないが。)
品切れのリスク
管理人様の意見に半分反対、半分賛成です。
実りのある(マウンティングではない)議論ができそうな素晴らしいテーマですね。
安い時だけ仕入れるなら、地産地消が低コストなのは間違いないと思います。
イオンが想定している顧客は、
ついでに野菜を買う人、
品切れのリスクを嫌う人、
なのだと思います。
であれば、今のやりかたが、概してベストなのかもしれません。
しかし商売というものは奥が深いですね。
個人的には地産地消の八百屋をあまり利用したことがないので、
今後は、そのような店を、今夜の献立も含めて、総合的に検討・活用したいなと思います。
品切れの分だけ、大手の市場から取り寄せれば大丈夫。あと、品切れしそうになったら、値上げすれば、品切れを避けられる。
通常、安い品と高い品を並行して売るので、安い品(特売品)が売り切れになっても、高い品は残っていることが多い。
例外扱いなので、少量かつ高コストになり、売れないのでしょう。
本項で述べるのは、例外でなく基本にすることです。それなら、大幅にコストダウンになります。中小スーパーや八百屋ならやれるんだから、大手スーパーにできないはずがない。仕入れ先を店ごとに変えるだけでいい。
※ 頭がマニュアル化していると、マニュアル行動しか取れない。頭の固い人には無理だ。そこだけが難点だ。
個人的は、アスパラガス、ブロッコリー、とうきびを好んで買っておりました。懐かしい思い出です。
スーパーの野菜は味が薄すぎて、貧弱そのもので、買う気が起きません。
40分ほどかけて鎌倉のレンバイまで行かないと良い野菜が手に入りません。
安いし味が濃厚だし、スーパーの野菜には絶対にない魅力があります。
前から思ってるのですが、購入者たちの意識改革も必要ですね。
スーパーでいろいろ買うついでに野菜を買う人は味わいなんてあまり気にしないとか。
そういう人はあえて八百屋さんに行かないように思います。
それがスーパーで実現するなら買うかもしれませんけど、今度はそのスーパーで「努力してまでやるか?」とも思ったりしました。
少量多品種が売られていたりしますね。
実際、うまい。
やり方は、いろいろありそうです。
前半では
>消費者はどうやって野菜を購入しているかというと、地元のスーパーや八百屋で買っているのだろう。これらの店は、「 150キロメートルほど離れた地方卸売市場」まで行くか、あるいは、もっと離れた大きな市場まで行くのだろう。
後半では
>店ごとに地元の農家から購入する」……( ★ )
・・・
>私が上に提案したこと( ★ )は、何も目新しいことではない。実は、地元の八百屋がやっていることだ。
前半で述べたのは、「配達中止になった場合」に限定しての話です。ごく限られた例外的な場合。
後半で述べたのは、その例外を除く一般的な場合。配達中止になっていない場合。
隣県にある巨大な卸しセンターに納品しないといけなくて、
それを再度小分けにして地元に持ってくるという非効率きわまりない事になっています。
(地元が静岡の某市なのですが、イオンが愛知県、西友が関東に集配センターがあるとかで)
まとめ買いによる価格交渉力の為なんでしょうが、それにしても
また、ヤマダ電気でもすぐに買える!と表記のある店頭展示品(割安な洗濯機)を買おうとしたら
店舗からそのまま出荷はできん、隣の市にある清掃センターにいっぺんもちこんでキレイにして、
さらにそれを県内統一の配送センターに運んで、そっから配送、一週間待ち、と言われた事も…
いくらなんでも拠点の機能を集約しすぎなんでは。
ちょっと前まではこんな事なかったのに。
結局、超大手に比べると、中小規模の地方スーパーは資金力からPB開発力から
なにかのグループに加入するしかなく、個人商店レベルの小さなスーパーなら、
ギリギリ地元農家や地元魚屋と組んでそういう地産地消が可能かもしれないんですが
道の駅やファーマーズマーケット(地元農協によるフリーマーケット的なスーパー)
でそういう地産地消は実現してるんですが、
あれ、売り切れたらそれまで、なんですよね。
品切れ前提でないと構造的に無理なんでは?
朝市みたいな形式だと売り切れこそが流行ってる証で、
許されるんだけどスーパーは売り切れが許されないというか、早期品切れがクレームになる
というか、JAによる朝市形式の売り場網の整備は、
これまた地元零細スーパーの破壊に繋がるというか、
取り扱い商品が地元各種野菜、切り花、鉢花、お惣菜、地元弁当、地元米…
とあってガンガン個人商店的なスーパー、各種小売店を潰しております
なんにしても大資本による巨大スーパー巨大ドラッグストア巨大ホームセンター
大型酒チェーン大型本屋レンタル併設等々、全部小さい店をすりつぶしてきましたからね
一巡してしまうまで猛威をふるい続けてしまうんでは?
我々消費者も貧乏臭い個人商店的な所にはいきたくないし…
(こうして地元の職が失われていく訳ですが)
そんな夢は大都会の近隣農業だけ
大量に生産しなきゃ農業だけで生活できない
大量に生産するには広大な農地が必要
そういうところでは人口がすくない
それは納入先が小さな個人農家だから。
中小スーパーなら、地元の卸売商から仕入れているので、大量に仕入れることが可能だ。安いものに売り切れがあっても、別途、安くない値段のものも並行して売っておけば、そちらは売り切れにならない。
> 大量に生産しなきゃ
地方の卸売商なら、購入者も大量です。多くの八百屋や地方スーパーや料理店などの購入者がある。それらのすべての需要をまかなうには、大量の生産者が必要です。
地方の需要を地方の生産者でまかなうことは十分に成立する。いちいち都会を経由する必要はない、というだけ。
→ https://www.asahi.com/articles/ASM2F342QM2FPTIL003.html
産経
→ https://www.sankeibiz.jp/business/news/160510/bsd1605100500009-n1.htm
訪問記
→ https://ameblo.jp/hiramoto-yoga/entry-12371283321.html