──
さんざんシラを切っていた佐川・前長官が、偽造を主導したことが公式に認定された。
判明の理由は、氏名不詳の部下が「佐川氏から指示を受けた」と証言したことだ。
財務省が4日午後に公表する調査報告書と処分内容が明らかになった。報告書は、国会審議の紛糾を回避する目的で改ざんが行われたと認定。交渉記録の廃棄は、安倍晋三首相が自身と妻の取引への関与を強く否定した国会答弁がきっかけだったとした。そのうえで、佐川宣寿(のぶひさ)・前理財局長は「廃棄や改ざんの方向性を決定づけた」とし、「停職3カ月相当」の処分として退職金を減額する。
改ざんについて財務省の調査では、佐川氏は昨年2月27日、決裁文書の内容を報告され、「このままでは外に出せない」と反応。部下は「記載を直すことになる」と認識した。さらに佐川氏は理財局の中村稔総務課長らに「担当者に任せるのではなくしっかり見るように」と指示したという。
( → 佐川氏、停職3カ月相当 麻生氏は閣僚給与1年分返納:朝日新聞 )
この記事では「部下」とだけ記されて、個人は特定されていないように見える。(書いていないだけかもしれない。)
佐川理財局長。(中略)政治家の名前が書かれているのを見つけると・・・
「このままでは外に出せない」(佐川理財局長【当時】)
さらに、部下の課長に対して・・・
「担当者に任せるのではなく、しっかりと見るように」(佐川理財局長【当時】)
このため、部下は「内容を整えた上で、佐川氏の了解を得ることが必要になると認識した」と指摘。財務省は「佐川氏が改ざんの方向性を決定付けたものと認められる。問題行為の全般について責任を免れるものではない」として、“佐川氏が事実上改ざんを指示していた”と認定しました。
また、改ざんの動機については「森友学園の案件が大きく取り上げられる中で、国会質問の材料を極力少なくするため」などとしています。
( → mbsニュース )
ここでも「部下」とだけ記されていて、氏名不詳である。(明かさないつもりらしい。)
ともあれ、部下の証言によって、佐川氏の関与が公式に認定された。
──
ただし、問題もある。記事では「方向性を決定付けた」と記しているが、実際には「主導した」と言うべきだろう。
なぜか? 部下の場合は「佐川氏に命令された」という意味で仕方ない面もあるのだが、佐川氏の場合は、国会の証人喚問で「総理の指示を受けていない」と証言したからだ。これは、自分で「私が主犯です」と告白したのも同然だ。ならば、その証言に従って、「主犯である」「主導者である」と認定するべきだ。
その意味で、罪は決定的に重い。これだけでも懲戒免職に相当する。
朝日の記事によると、報告と処分がゴッチャになっているようだ。しかしここでは、報告と処分を分けるべきだ。報告は報告だけでいい。一方、処分については、財務大臣または首相の権限で、懲戒免職に処するべきだ。
──
さらに、別の罪もある。罪を告白しなかったことだ。これには、二つの意味がある。
一つは、通常の形で告白しなかったことだ。処分は「停職3カ月」とのことだが、これは、罪を告白した場合の処分だ。罪を告白した場合には、罰を減じて、懲戒免職よりも軽くしていい。しかし、あくまでシラを切っていたのであれば、懲戒免職が妥当だ。
もう一つは、国会の証人喚問で告白しなかったことだ。これはいっそう罪が重い。なぜなら、こう宣誓したからだ。
佐川氏「宣誓書。良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、また、何事も付け加えないことを誓います」
( → 【佐川氏証人喚問】詳報 )
こういうふうに宣誓したにもかかわらず、自分のなしたこと(文書偽造・改ざん)について明かさなかった。明らかに宣誓に違反している。これによって罪はいっそう重くなる。
( ※ 「刑事訴追の恐れがあること」は証言拒否の理由にはなるが、それで刑事処分は免れても、行政処分は免れがたい。)
結局、いろいろと「正直に告白しなかったこと」の罪がある。その罪は、大きく罰されるほどではないが、「罪を減じること」の効果をなくす。
つまり、もともと「懲戒免職」に相当することをしたならば、「あとで反省したので罪を減じる」ということができなくなり、「懲戒免職」の処分がそっくりそのままかぶさる。
──
ともあれ、佐川氏が事件を主導したこと(本人の証言通りのこと)の責任は重い。懲戒免職にするべきだ。
仮に、懲戒免職にしないとしたら、佐川氏が総理に指示された場合だけだ。その場合には、懲戒免職を免れていいだろう。
しかし佐川氏は、総理の指示はなかったと証言した。ならば、主導者として、最も重い処分を受けるべきだ。
( ※ 「総理の指示を受けた」と釈明するのならば、話は別だが。)
[ 付記 ]
正確に言えば、「佐川氏は懲戒免職にされるべきだ」ではなくて、「首相は佐川氏を懲戒免職にするべきだ」となる。
なのに、首相は佐川氏に大甘の処分で済ませるつもりらしい。
とすれば、事件の真の首謀者が誰であるかは、推察が付くというものだ。それは、「親分のために嘘をつく忠実な部下をもつ親分」なのである。
【 関連項目 】
→ サイト内 検索

→ https://www.jiji.com/jc/article?k=2018060401064&g=eco
犯罪だろ、という指摘がある。
→ http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.jiji.com/jc/article?k=2018060401064&g=eco
誰もがそう思うよね。ひどい話。
※ もっとひどいのは、首謀者が首相らしいということだ。
今後は、不慣れとはいえ、財政および役務の規律を重んじた運営に舵を切り始める所存です。
まぁこれだけ捏造報道されても黒の証拠が出ないのだから、安倍総理はどれだけ白いんだか。
それはそうと、この件は、職員にも同情の余地があると思いますよ。
2018年3月28日の国会質疑より
丸川珠代「職員の皆様がどのような状況で働いていたのかということをお話頂けませんか?」
太田充理財局長「平日、国会の答弁があるときは基本的には完全に徹夜。週末も作業をしていたと思います。1年前も同じかは申し上げられませんが、現在の状況は私がよく存じ上げております。
答弁は朝までかかって、週末もほとんど全部出勤しております。私は今国会が始まってから休んだのは風邪をひいた2月の3連休の1日だけでございます」
丸川珠代「何十人もが2ヶ月あまりに渡って家に帰れない状況で、省内に泊まり込みをしていたと伺っております」
http://netgeek.biz/archives/115384
佐川氏「丁寧さを欠いた理由には、当然、お叱りを受けると思いますが、当時、本当に局内、私も含めて、連日連夜、朝までという日々でございまして、本当に休むこともできないような、月曜日から金曜日まで毎日ご質問いただいている中で、そうした余裕はなかった。お叱りを受けるのは重々承知でございますが、全くそういう余裕がなかったというのが、実態でございまして、申し訳ございません」
http://www.sankei.com/politics/news/180327/plt1803270048-n1.html
伝聞ではありません。
ちゃんと本サイトを読んでくださいね。「直接証拠はないが、状況証拠と推理によって」と何度も書いているんだから。
本サイトは、直接証拠を探す警察や検察のサイトではありません。名探偵が論理によって推理をするサイトです。
本項でも、「佐川氏を懲戒免職にしない」という強力な状況証拠を挙げています。これだけでも、真っ黒だね。
──
伝聞の助動詞は「……そうだ」。
推定の助動詞は「……らしい」。
日本語のお勉強をしましょうね。
> まぁこれだけ捏造報道されても黒の証拠が出ないのだから、安倍総理はどれだけ白いんだか。
密室で安倍総理と佐川氏が密談したことの証拠なんて、出てくるわけがないでしょう。そんな証拠はもともと存在するはずがない。
しかし、証拠がないからといって、事実がないわけではない。
本人が「刑事追訴」の恐れがあると、証人喚問で「起訴されてもしかるべし」とある種認めてるのに。
そして、あれだけ証人喚問で大騒ぎしてたマスコミは、なぜ不起訴に関して突き詰めて報道しないのか。
書類の改ざんが大問題なら、内部で「気を付けます」宣言で済むことなの。外部の監査的なものが必要でしょう。この場合の外部が検察。検察が入らなくて、財務省に切り込める組織があるの。
退職金没収や停職・免職は、犯罪防止の予防にはなるが、組織的問題の本質的な解決にはあまりならない気がする。
総理の責任問題とそれは別の話。
こうして、しばらく経って忘れた頃、また同じようなことが繰り返されて、マスコミ報道祭りが起こって。歴史は繰り返されるのである。
説明済み。
→ http://openblog.seesaa.net/article/459716412.html
意見があれば、そっちに書いて。
> 外部の監査的なものが必要でしょう。
だから第三者委が調査せよ、と野党が要求しているのに、自民党と安倍首相が大反対しているから、実現しない。
この一件を見ても、主犯が誰であるかは明らかでしょう。犯人が権力もっているから、調査させないわけ。
> 組織的問題
組織的問題じゃないです。他の省庁はちゃんとやっている。会計検査院も、国交省も、財務省の隠蔽・犯罪を阻止しようとしている。報道されているとおり。
今回の問題を引き起こしたのは、首相の直接命令を受けて、犯罪を(ほのめかしで)指示された佐川(配下の部局)のみ。組織ではなく、首相の問題なんです。
組織のせいにしてはいけない。組織は首相には逆らえないというだけのことだ。
> また同じようなことが繰り返され
組織の問題ならそうでしょうが、首相も問題なら、犯罪体質者が首相にならない限り、再発はありえません。
今回の問題が起こったのは、悪質なバカボンが、親と血筋の威光で首相になってしまったこと。こういうことは、滅多に起こらない。
今回の件は、官庁はみな被害者です。
財務省は大蔵省時代からいろいろやらかしていますが、今回に限っては、安倍(と安倍のお友達)による事件に巻き込まれた、というのがしっくりくるのではないでしょうか。
役所に責任を被せて幕引きを図ろうなんて、酷すぎますね。
こんなことをしたら、安倍内閣を支えようと考える役人がいなくなるように思います。
森友学園が購入した国有地の土地評価額は9.5億円でしたが、大阪地検特捜部はごみ撤去費を9.8億円とする業者の試算の合理性を認め、8.2億円の値引きに違法性はないと判断し、関係者を不起訴処分としました。
森友学園敷地から3km離れた豊中市給食センターは7.7億円で売却後、ごみ撤去費用に14.3億円支払われたことからも、あの一体の土地が売り物にならないことは明らかです。
そんな土地を森友学園に1.3億円もの高値で売却できたのですから、政治家の口利きなどありえない(価格決定に影響の及ぼしようがない)のです。
未だ「アベガー」と騒いでいるのは、左翼野党マスコミの一部と迷探偵くらいでしょう。w
それが事実なら、森友学園がゴミ撤去費を払っていたはずだし、少なくともそれだけの金が口座にあったはずだが、そんな金はなかったし、出費もなされなかったし、ゴミ撤去の工事もなされなかった。
一方で、「大量のトラックが通ったことにしてくれ」と帳簿を捏造することを当局が依頼していた。
以上からわかることは、特捜部が途中で方針転換して、「有罪」から「無罪」へと結論を変えたことだ。当然、指揮権発動がなされたと推定される。
自分のコメントは「コメントそのもの」を読んでというのでなく、「コメントの間の行間」を読み取って欲しいという意味で、少しぼかして書いたんですよね。
ずばり言うと、検察と役所は同じ穴のムジナ。
役所とマスコミは(役所>マスコミ)同じ穴のムジナ。
(極論ですよ、すべてがそうというのでなく)
首相の責任追及もいいけど、この辺りの所、誰も怪しまないの、と言ってるのです。
(注)首相に責任がないといっているのではなく、それもそうだだけど、それはそれ、そこだけ注目していいのと言っている訳。
ネトウヨさんの大阪地検特捜部の話は、意見が近い感じがしましたよ(誤読してたら、申し訳ないっす)。
ちなみに、NHK では、安倍首相に批判的な人がどんどんクビになったり左遷されたりしている。国谷裕子さんもその一人。
同じことが検察にもあったと見なすのが当然。
いったい安倍は、自分の権力を守るためにどれだけの日本人の人生を狂わせてきたのでしょうかね?
国家がいくら大事でも、国民を犠牲にしてはダメです!
その点は同意っす。
ただ安倍総理単独極悪人論を唱えるか、安倍総理単独というより組織的な忖度というか、そういう部分を重視しているかが考えの違いです。
自分は日本の組織はトップがどうこうというのもあるけど、周りの人たちが異常なほどに空気を読みすぎているのではないかという部分もあると思います
あとはマスコミですね。
安倍総理のどうこうは自分には正直よく分からんのですが。
ものすごーく単純化していうと、こういう司法と政治と官僚機構とマスコミが、大きな視点で見ると、相互に彼らの都合のいいように動かされているという印象があるんですね。
簡単に言うと、安倍総理はその「スケープゴート」になっているという感じかな。
だから、「とりあえず安倍を叩いて首にしとけば、”その背後に強固にあるいろいろな利権や見栄や権力欲”みたいなのは、国民はアホだから気づかないだろうな、みたいな感じに見えるんですよね。
日本の高齢者。今でも本当「水戸黄門」大好きなんですよね。これはデータとかでなく、じか聞き取りっす。
要するに「勧善懲悪」大好きなんですよ。「悪代官安倍」というストーリー大好きなのかなって。
まあ根本的な考え方として自分は、物事の善悪は0か100かで簡単に語られるほど単純でないという思想が原点にあるのですが。
まあしつこいので、ここで止めますね。
はぁ?検察は捜査結果という事実に基づき判断するのが仕事ですよ。
方針で人を裁くというのは、法治国家として根本的に間違ってます。
むしろ、捜査結果に応じて方針が変わる方が正しい。
事実や証拠を無視し、思い込みだけで他人を犯罪者に仕立て上げるのは、探偵がすることじゃない。
弁護士は検察の仕事を否定するのが仕事。
裁判官はそのどちらが正しいかを判定するのが仕事。
検察と弁護士は、もともと方向が決まっています。調査結果によって方向が変わるわけじゃありません。
管理人さんは口で言うほど民主主義や法治主義を尊重していないことがよくわかりました。w
まったく日本語が読めない人だな。本項は「懲戒免職にしろ」と書いているんです。
その前提は、「不起訴」というふうに刑事処分がなかったこと。これを前提としている。つまり、不起訴になったことは容認している。説明済み。
→ http://openblog.seesaa.net/article/459716412.html
不起訴を認めたから懲戒免職にしろ、と言っている。
ちゃんと人の話を理解しましょう。勝手読みの妄想はお断り。
刑事罰には馴染まないとするなら、検察が不起訴にしたのは自然なことなんじゃないですか?
なぜそこに何らかの介入があったと思うのか
市民から告発をされたから、受けて、調べて、うーん刑事罰ではないよなと考えて不起訴
それとも、最初から刑事罰にはなじまないことは分かるのだから受けるべきではない、あるいは受けたなら最後までやれ、ということ?
不起訴自体はやむを得ないとしても、上記の「大阪地検特捜部はごみ撤去費を9.8億円とする業者の試算の合理性を認め、8.2億円の値引きに違法性はないと判断し」という不起訴理由が不適切だから。
> 最後までやれ、ということ?
検察が何かをしろ、と検察に文句を言っているんじゃない。「首相が介入するな」と首相に文句を言っている。検察は被害者なんだから、被害者に文句を言うはずがない。
悪いですが「総理の介入」は管理人さんの被害妄想にしか見えませんね。
むしろ2010年の改ざん事件の影響で、検察の捜査は未だ萎縮しているように思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%9C%B0%E6%A4%9C%E7%89%B9%E6%8D%9C%E9%83%A8%E4%B8%BB%E4%BB%BB%E6%A4%9C%E4%BA%8B%E8%A8%BC%E6%8B%A0%E6%94%B9%E3%81%96%E3%82%93%E4%BA%8B%E4%BB%B6
p.s. 少し熱くなって感情的な書き込みをしたこと、お詫びします。
こういう意見(本項との関連性は薄いもの)は、別サイトに書いた上で、そこへのリンクだけを本項コメントにお書きください。