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加計学園・森友学園の問題や、自衛隊の日報などで、政府はやたらと文書廃棄をしている。「文書廃棄をしても、規定に従っているから、問題ない」という立場だ。
ここでは、「それでも悪くはない」という主張を取っている。
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しかし、論理的に考えよう。
「それでも悪くはない」という主張を取ることはできる。しかしそれは、犯罪の容疑者の立場だ。政府は、「自分が犯罪者ではない」と証明することが仕事なのではない。むしろ、「自分が適正なことをしている」というふうにするべきだ。そして、そのためには、「自分のしたことは適正である」ということを証明できるようにするべきだ。
そして、そのことは、可能である。なぜなら、通常、「適正に決まったこと」は、文書で証明できるからだ。(文書が残っていれば。)
実際には、どうか? 今の政府は、「自分は悪いことをしている」ということを証明する文書を廃棄することばかりに熱中している。そのせいで、「自分は適正なことをしている」ということを証明する文書まで廃棄してしまっている。これでは、政府は、自己の正当性を証明できなくなる。
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このようなことは、とんでもないことだ。民主主義の否定だとすら言える。
ではなぜ、現行の政府は、そんなことをするのか? ……ここまで考えれば、正解はわかる。
政府が文書の廃棄に熱中しているのは、政府が悪いことをしているからだ。悪いことをしたという証拠を隠滅することが最優先となっている。
そして、そのせいで、「適正なことをしている」という証拠まで失ってしまうが、それを「やむを得ない」と見なす。
なぜか? それは「民主主義の否定」なのだが、そのことを是認するからだ。これはつまり、今の政権が「民主主義の否定」とほぼ同義である「独裁主義の政権」であるからだ。
要するに、次の論理式が成立する。
文書の廃棄
= 都合の悪い文書と都合の良い文書をともに廃棄すること
⇒ 都合の良い文書もついでに廃棄される
⇒ 業務を正当化する文書も廃棄される
⇒ 業務を正当化できなくなる
⇒ 民主主義の否定
≒ 独裁主義の成立
かくて安倍政権は独裁的な政権であることが証明された。
( ※ 文書を廃棄するということは、行政のブラックボックス化だ。これは、民主主義の否定であり、独裁化しているということだ。……安倍政権に一番近いのは、北朝鮮だな。)
[ 余談 ]
「本項は何が言いたいんだ? 安倍政権の悪口か? それにしては陳腐だな」
と言われそうだ。
いえいえ。本項は理系のサイトなので、安倍政権の悪口は主眼ではない。
本項の主眼は、論理ごっこです。認識方法論と言ってもいい。
( ※ 人々の気づかない「物事の半面」について、論理的な発想で説明している。)
【 関連サイト 】
嘘をついて「記憶にございません」を連発したあげく、自分の主張についても健忘症になってしまった官房長官。
《 自著での主張も記憶にない? 菅官房長官「知らない」 》
「記録にない」「記憶にない」という政府答弁が相次いでいる学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題をめぐり、菅義偉官房長官が8日の記者会見で、公文書の公開のありように関する自著での主張を失念してしまっていることが浮き彫りになる一幕があった。
菅氏は野党時代の 2012年に出版した「政治家の覚悟」(文芸春秋)で、「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは国民への背信行為」と記していた。
加計問題で国家戦略特区ワーキンググループの議事録の公開に応じる姿勢を示さない菅氏に対し、朝日新聞記者がこの部分を読み上げ、「これを本に記していた政治家は誰かわかるか」と尋ねたところ、「知らない」と答えた。
( → 朝日新聞 2017-08-08 )

軍部の資料が一斉に焼き払われたそうです。
2日以上の期間を要したそうです。
硬直した些末主義から脱出するには戦争しかないのかな(おいおい)