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迎撃ミサイルは、正面から撃破するが、これは、あまりにも高速なので、技術的には難しい。完全に不可能と言うことではなく、撃破できることもある。
北朝鮮による核・ミサイル開発の懸念が高まるなか、米国防総省ミサイル防衛局(MDA)は30日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の撃墜実験に初めて成功したと発表した。
( → BBCニュース 2017-05-31 )
とはいえ、これは、「成功することもある」という程度だ。100発 100中ということはない。また、「相手のミサイルは1発だけ」という限定的な状況でのものだ。
現実には、100発のうち半分ぐらいは命中しないだろう。また、相手のミサイルは何十発もまとめてやって来るだろうから、その何十発をきちんと(1対1に)対応させて迎撃することも困難だろう。見失ってしまうこともありそうだ。
一方、正面から迎撃するかわりに、背後から追尾するタイプも考えられる。これだと、速度差が小さいので、命中する確率は高くなる。
ただし、問題がある。そのための発射地を確保しにくいのだ。北朝鮮で発射されたミサイルを、正面で迎撃するには、米国本土に迎撃ミサイルを配備すればいい。一方、追尾型ミサイルを配備するとしたら、北朝鮮の領土内(またはその近辺)に配備するしかない。では、そんな場所はあるのか?
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ここで、前項の提案を思い出そう。
「武力をまったく使わないで、単に土地を占拠する」
という部分占拠を提案した。
しかも、
(1) 北朝鮮の北東部の海岸
という案も提案した。
この「北朝鮮の北東部の海岸」という案ならば、追尾型ミサイルの配備する場所として、最適だ。
北朝鮮がミサイルを発射したら、この北東部の土地にある装置から、追尾型ミサイルを発射して、北朝鮮のミサイルを撃破すればいいのだ。
こうして、前項の提案とセットの形で、本項の提案が示される。

鬼ごっこ
[ 付記 ]
部分占拠については、いくつかの問題点がありそうなので、少し解説しておく。
(1) 武力不行使
土地の占拠にあたっては、武力を行使しない。具体的には、人間の腕力だけを用いて、武器を使わない。人を傷つけることもしない。
(2) 土地使用料
土地の占拠をしたなら、そのあとで土地の使用料となる金額を払う。これですべては民事の扱いとなる。(形式的には。)
日本国内だって、土地の不法占拠という事件はときどき起こるが、すべては民事の問題だ。警察の出る幕じゃない。まして自衛隊の出る幕でもない。
(3) 自衛権
北朝鮮が追い出そうとして、武力を行使したら、そのときは、自衛権を行使すればいい。こうして、北朝鮮の武力に対抗できる。
(4) 経過措置
当面は、土地の占拠だけを行い、特に兵器は配備しない。しかし、北朝鮮がミサイル開発をエスカレートしたなら、その後は、追尾型ミサイルなどの軍事施設を配備する。
【 関連項目 】
迎撃ミサイルの図は、下記。

詳細は → 北朝鮮の弾道ミサイルは迎撃不能

でも、発射直後に対象の弾道軌道を算出するのは極めて困難なんだがその点はどうするのかな〜
となると、実際にはどうなるかてーと、
対象の弾道弾の弾道軌道を算出するほど待ってから発射したとすると、相手はそれなりの高度・速度で
上昇中(逃げている)なわけで、仮に発射検知から弾道計算、追尾弾発射まで2分必要とすると、
2分前に逃げた鬼に追いつくだけの能力が必要になる訳なんだな〜
これって、相手のミサイルより大型のミサイルがいるってことなんだな〜。
ついでに言っとくと、2分前の鬼に追いつくほどの加速を行うとすると、当然弾道軌道は異なるわけだ。
つまり追尾と言いながらも、結局命中可能なタイミングは異なる軌道が交差する一瞬しかないんだな〜
(もし、相手より速い速度で同じ軌道を(強引に)取るとしたら、常に補正用のスラスタモータを噴かす
必要が有るけど、衛星の軌道を時間をかけて(噴射時間を長くとって)ずらすのならともかく、
それなりの質量物体の軌道を短時間で変更可能なスラスタモータてどんだけの能力が必要となるか・・
スラスト時の姿勢制御と合わせて考えると地上管制はてんてこ舞いだね〜)
更には、破壊エネルギーの問題が有るんだな〜。
正面方向からの迎撃だと、速度差が大きいから衝突時の運動エネルギーだけで相手を破壊できる(迎撃弾に
相手を破壊できるほどの『炸薬』は基本不要)けど、速度差が小さいと衝突時の運動エネルギーが小さい
から、(大気圏再突入可能な)強固な弾頭の破壊には炸薬が必要となるんじゃないかな〜
あと、どら猫なら追尾されると分かったら、本命のほかに同時にダミーのミサイルを発射すれば簡単に
回避可能と考えるわけだ。
ダミーのミサイルは初期の軌道が本命と近似していればいいので、小型の弾道を搭載していない
ハリボテでOK。
本命1一発、ダミー20発に対して、追尾側は本命が判明するだけの解析時間が取れないだろうから
(何しろ後から撃って追いつけるだけの時間差しか与えられていない)21発発射は必要。
背後から”追尾”・・・コスパ悪すぎ。無理筋じゃないかな〜???
(戦争で、コストパフォーマンス言うのも変だけど配備可能な量に直結するからね〜)
速度の点は問題ありません。日本向けの弾道ミサイルは速度が遅いので、ICBM みたいな高速ミサイルに比べると、はるかに撃墜しやすい。(追いつきやすい。)
速度が違うと、自動的に軌道も異なってしまう。交差するのは、一点で。
一点だと難しそうだが、正面からぶつかる一点に比べれば、はるかに容易だ。
弾道軌道を算出するのは極めて困難という点は、地上(北朝鮮の北東部の基地)で計算するのではなく、ミサイル自体に自動追尾させればいい。ホーミング。(詳しくは ぐぐればいい。)
破壊するには、衝突エネルギーではなく、爆弾で。ミサイルが上昇中なら、推進部を破壊すれば足りる。
ダミーの件は、私が前から何度も言っているように、たしかに問題だ。また、そもそも飽和攻撃に対して、あまり有効ではない。
だから本件はあくまで「正面からの迎撃ミサイルと比べた場合に、比較的マシな方法」となる。本項の1行目に「迎撃ミサイルのかわり」と書いてある通り。
あくまで代案だ。決定的に有効な方法というわけではない。(コスパやその他の点で)
軍事的に有効な方法(日本を安全にする方法)というよりは、「これを名目に北朝鮮の土地を占拠するといい」という案だ。
だいたい、戦争をしはじめたら、手遅れなんですよ。「戦争をしない方法」を考えなくては。そのために、本項がある。
発射後すぐに区別がつくの?
加速フェーズが長くて最終到達速度が高いとわかるのはブースト初期段階では無理だよ。
>追いつきやすい
日本向けとなったら到達時間も短いから、追い付くのに使える時間も短くなるんだが〜
>破壊するには、衝突エネルギーではなく、爆弾で。
宇宙空間での爆発物の威力を過大評価していないか?
衝撃波の伝搬が無い真空中では、純粋に爆発物の質量体(爆発で砕ける弾体の皮部分)とその速度
だけが有効なんだがねえ〜
逆に迎撃の場合は、弾体を予測軌道上で爆発させて、ある程度の範囲に障害物をばらまくことが
可能なんだな、この場合速度差による運動エネルギーのみで破壊が可能なので、比較的小さい障害
物で破壊可能なんだな〜
管理人さんが特異な比喩による表現方法だと
『向かってくる車に石を投げたらフロントガラスを破壊できるけど、去っていく車に石を投げても
塗装に傷をつけるのが精一杯』ってとこかな〜
後方からの爆破は、推進部を爆破するだけだから、壊しやすい。固い鉄の頭を壊すのではない。軟弱な尻の穴を壊すだけだ。全破壊する必要もなく、単に推進力をそぐだけでいい。
移動発射台に乗ってんだよ。北東部で発射されたら意味ないじゃん。
>推進部を爆破するだけだから
日本を狙うミサイルの加速フェーズ(ロケットモータ推進期間)は1分かそこらだよ、それ以降はただの慣性飛行状態。
加速フェーズの段階で追いつけると本気で思っているのがすごいな〜
たかし君は30秒前に逃げた加速度10メートル/秒で加速中のたろう君を30秒以内で捕まえなけ
ればいけません。たかし君は毎秒何キロの加速度で加速すればよいでしょうか?
ればいけません。たかし君は毎秒何キロの加速度で加速すればよいでしょうか?
管理人さんが得意?な簡単な物理の問題だね
距離 = 0.5 × 時間 × 時間 × 加速度 ・・・(初速度0の場合)
この公式を用いて上記設問を解くと
たかし君がたろう君に追いつくには加速度40メートル/秒が必要なわけだ。
つまりミサイルの追尾に当てはめると、目標物の4倍の加速を行う能力のロケットモータが
必要なわけだ〜
仮に20秒遅れで発射可能としても2倍以上の加速が必須。物理って残酷だね
北東部で発射されたら、近道は取れないが、そのかわり、検出が容易になる。一長一短。
> 加速フェーズの段階で追いつける
近距離ミサイルはすごく遅いからね。(速すぎると、遠くまで飛び出してしまうので。)
ICBM なら、速度は数倍の速度になる。4倍ぐらい。そのくらいの速度を出すことは技術的には可能だから、追いつくことは可能。(コストはかかるが。)
実は、ミサイル防衛網というもの自体が、コスパがすごく悪い。だから私はこれまでずっとミサイル防衛網に反対していた。「コスパが悪い」という理由で。
その認識の範囲内で、「迎撃型よりは、追尾型の方がマシだ」というのが、本項の趣旨。
ミサイル防衛網自体は駄目だ、というのが前提となっている。そのことを持ち出したら、「追尾型も迎撃型も、どちらも駄目だ」というのが正しい。
本項はあくまで、両者の相対的な比較だけです。
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あとね。前にも述べたが、軍事的な実効性はあまり考えなくてもいい。そもそも北朝鮮のミサイル自体に、軍事的な効果がろくにないのだから。(つまり、ミサイル破壊に失敗しても、被害はほとんどないから、たいして問題にならない。)
大事なのは次の二点。
・ 国民に「対策していますよ」とアピールして、安心感を与える。
・ これを名分に、北東部の土地を占拠する。
上の二点が大事なのだから、軍事的効果は二の次だ。効果は嘘であっても構わない。
前項でも述べたが、土地を占拠することで、武器を搬入できる。その後、武器をもった民衆の蜂起を促して、内戦状態に持ち込める。これが真の狙いだ。
( ※ ミサイルの効果も、ミサイル防護の効果も、実際には枝葉末節の問題にすぎない。ただの名分ぐらいの意味しかない。)
最終到達速度が問題なんじゃなくて、相手の加速フェーズ終了までに追いつくことができるかが問題なんだよ。
加速中のロケットモータを破壊するのが管理人さんのシナリオだよね。
つまり、追う側のミサイルの加速フェーズの時間が長くて最終到達速度が4倍になろうとも意味ないわけ。
>効果は嘘であっても構わない
一理あるけど、せめて本当かもしれないと思わせられる程度の内容であってほしいと思うわけ
加速フェーズの時間が短くても、たぶん間に合います。レーダー探知が早ければ。
また、仮に間に合わなくても、尻を攻撃することで、軌道をずらすことができます。軌道をずらせば、攻撃精度が大幅に下がるので、海に落ちる可能性が大幅に高まります。完全防護ではないが、被害規模を縮小することができる。うまく行けば、誘爆によって、完全防護できる。
正面からの迎撃では、命中精度は8割ぐらいであって、2割ぐらいは取りこぼしだ。ミサイルが複数同時発射なら、さらに取りこぼしが増える。半分以下かも。それに比べれば、後方からの追尾の方が、いろいろと効果的だとも思える。
※ 効果そのものを狙うなら、追尾と迎撃の併用が最も効果が高い。コストは上がるけどね。
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なお、本項は「追尾型も考えられる」という一案の提示にすぎない。(冒頭を参照。)
「これが絶対に優れているのでこれを配備せよ」という軍事的な主張ではなく、一案を軽く示しただけ。