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避難所というのは、男が牛耳っていることが多いので、女性視点がない。そのせいで、女性たちが困っている……という報道があった。「なるほど」と思ったので、紹介しておく。(去年の記事で、古い話だが。)
2011年の震災翌月、***が訪れたとき、避難中の女性たちはマスクをし、下を向いていた。2人は持参のリップクリームやおりものシートを渡した。
「実はこれがほしかった」。マスクを外した女性の唇に血がにじんでいた。
「すっぴんではハローワークに行けない」「支援物資の下着はMサイズ。私には小さくて」「更衣室が物置になって使えない」……。避難所の男性リーダーに言えない悩みが口を突いて出てきた。
洗濯に困るという声も多かった。洗濯機が少ない。仕切りがなく、下着を干せない。間仕切りが山積みのままの避難所もあった。
***は洗濯物のお届け役を務めた。避難所に顔を出すと、女性たちは悩みや今後の不安を何時間も口にした。「体を持ってきてくれるだけで十分」と話す人もいた。
一緒に届けたのは「安らぎ」だ。
女性への顔マッサージを「ぜいたくだ」と渋る男性リーダーがいた。やってみせると女性たちがパーッと明るくなった。
男性は言った。「母ちゃんのこんなにうれしそうな顔は震災後初めて。何度でも来てください」
( → (てんでんこ)女たち:2 ほしいもの:朝日新聞 2016年10月26日 )
避難所で「生理用品は不謹慎」だから配布されない……という噂も出回っていたようだ。(真偽不明。)
→ 避難所で「生理用品は不謹慎」だから配布されず? 3.11めぐる「うわさ」が浮き彫りにした価値観の差
そういう事例があった、という一次情報もある。(伝聞)
→ 被災地ボランティア 生理用品など女性用の支援物資 「突き返す」
[ 付記 ]
ついでだが、次の話もある。
→ 避難所で食糧不足なのに市役所に90万食が山積み…? 熊本役所
この件は、前に別項で論じた。
→ 救援物資をいかに配布するか?
