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新国立競技場をサッカー専用球場にせよ、というのは、私がかねて唱えていたことだ。
この場合、最初からサッカー専用球場にするはずだった。(陸上競技の方は、新国立競技場のかわりに、調布の味の素スタジアムか、横浜の日産スタジアムで実施する。)
一方、別のプランが浮上した。
「五輪では、新国立競技場で陸上競技を実施し、五輪後は、これをサッカー専用球場に改築する」
というものだ。
記事を引用しよう。
政府が2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場を、五輪後にサッカーJリーグなど特定クラブの本拠地とする方針を固めたことが29日、分かった。
新国立の場合は、五輪・パラリンピックまでは陸上トラックが併設される。ただ、五輪後は、陸上の国際大会などに必要な補助競技場が確保できるメドが立っていない。サッカーやラグビー界からは都内に大規模な球技専用スタジアムがないことから、新国立を「球技専用」とする要望が上がっていた。
( → スポーツ報知 2016-12-30 )
記事によれば、「五輪・パラリンピックまでは陸上トラックが併設される」とのことだから、五輪後には、陸上トラックを削除することで、サッカー専用球場に改築することになるわけだ。(まだ要望段階だが。)
私がこれまで提案していたことが、競技団体レベルではっきりと要望の形になっているとすれば、具体化に近づく。好ましいことだ。この方針で、どんどん事態が推進されることを望む。
[ 付記1 ]
サッカー専用球場にするといい理由は、前に述べた。
→ マリノスの赤字解消法
→ 画像 ,画像
要するに、陸上トラックがあると、観客席とフィールドとの距離があまりにも遠すぎて、臨場感がないのだ。テレビで見ている方がずっとマシである。金を払って、テレビ以下の体験しか得られないのでは、本末転倒だろう。
一方、サッカー専用球場では、フィールドと観客席とが近いので、臨場感と一体感がある。
ドルトムントの球場
[ 付記2 ]
日本でも同様だ。サッカー専用球場の埼玉スタジアムは、観客が多く、満員に近くなることが多い。
一方、陸上競技兼用の日産スタジアムは、客がろくに来ないので、大赤字だ。前に述べたときは、「倒産」という言葉も使った。
→ マリノスの赤字解消法
現時点では、問題が解決したどころか、いっそうひどくなっている。クラブのレジェンドとも言える中村俊輔が磐田に流出するそうだ。他の有力選手も退団しそうだ。
→ 中村俊輔、磐田移籍を視野に交渉/横浜M、斎藤らも退団か
もはやクラブは解体の危機だ。J2転落もありそうだ。
そして、そのすべての原因は、「日産スタジアムがサッカー専用球場ではないこと」から来る。スタジアムがサッカー用でなければ、サッカーのファンは来ない。そして、ファンのいないプロチームというのは、もともと存在できるはずがないのだ。
ここまで見れば、新国立競技場がどうするべきかも、明らかだろう。(陸上競技場の併用で)マリノスの二の舞になるか、(サッカー専用球場で)浦和のようになるか、という違いだ。

陸上は駒沢や味スタ、ラグビーは秩父宮がありますし都心のアクセスのいい場所にサッカー専用スタができるとJクラブや代表戦、アンダー世代の大会も盛り上がると思います。
東京都は、一考の余地ありです。
でも、日本社会はスポーツリテラシーの無いバカばかりなので「サッカーが得をするなんてズルい」「沢山の競技が出来たほうが良い」とか普通に思ってしまう。バカの極み。そもそも3競技(サッカー、ラグビー、陸上)か2競技(サッカー、ラグビー)かという問題で、3競技なら「多い」という馬鹿げた主張。
で、そういうことを言うバカに限ってサッカーはもちろん、陸上も見に行かない奴らだったりする。挙句にスポーツに金を使うな!だったりする。1500億の陸上スタジアムという異常なものを放置しておいてこれだ。
全く酷い有様だよ。