光回線の電話勧誘がしつこいので、それを断る方法……というのが話題になっているが、正しくない。
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光回線の電話勧誘がしつこいので、それを断る方法……というのが話題になっている。
→ インターネット回線、光回線のウザい勧誘営業電話をなんとかする方法
具体的には、
・ 発信元に断りを申し入れる
・ 発信者番号から自分で着信拒否にする
というような方法が示されている。
で、そういう情報を教えてもらって、「ありがたい」と思っている人が多いようだ。
→ はてなブックマーク(上記ページの)
たしかにまあ、ADSL を使っている家庭には、まるで集中攻撃のように、勧誘電話がかかってくる。プロバイダからもかかってくるようだ。だから、「勧誘電話を撃退したい」と思うのも、無理はないかもしれない。
どうしてか? 光電話の勧誘を受けたとき、「光電話を拒否したい(≒ ADSL のまま維持したい)」という声が多数だからだ。
そういう声は、あちこちで山のように湧き出している。たとえば、下記だ。
→ はてなブックマーク - ADSL事実上の“終了宣言”
これらの声を見ると、「光にすると価格が2倍ぐらいに大幅アップするからイヤだ。ADSL のままにしたい」という声が大多数であると気づく。
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しかし、以上はすべて、誤解である。はてなブックマークというのは、ITに強い人が多く利用しているが、現実にはIT音痴がほとんどだとわかる。彼らの信じている情報は、まったくの誤りだ。
では、正しくは? こうだ。
(1) ADSL を維持することは、不可能である(ことが多い)。
(2) ADSL と光回線は、料金は大差ない。
もうちょっと詳しく言おう。
(1) ADSL を維持することは、不可能である(ことが多い)。
ADSL の基盤を提供している会社には ACCA と eA と フレッツ(NTT)がある。このうち、ACCA は本年度中に事業停止する。so-net は 11月で利用停止。OCN は3月で利用停止だ。
→ 「So-net ADSL (ACCA)」サービス提供終了のお知らせ
→ OCN ADSL セットの廃止について
したがって、この2社で ACCA の ADSL を使っている人は、あと数カ月で利用停止となる。ADSL を現状維持することはできないのだ。
eA と フレッツならば、まだ数年は大丈夫なんかもしれないが、先は見通しがたい。どっちみち、数年たてば、廃止となる。廃止の時期が先延ばしになるだけで、ADSL をずっと使い続けることなどはできないのだ。
(2) ADSL と光回線は、料金は大差ない
「 ADSL から光回線にすると、料金が2倍になる」と思っている人が多いようだが、これは誤りだ。
なるほど、プロバイダに払う金は、確かに2倍ぐらいになる。しかしその一方で、NTT に払う固定回線料はゼロになる。差し引きして、ほぼ同額となるのだ。
→ ADSLが終了?!実は安くてお得な光回線に乗り換えるべき4つの理由
実際、私の場合がそうだ。乗り換えたことで、特に料金は上昇していない。というか、最初の1年間は、キャンペーンがあるので、大幅に安くなっている。キャンペーン終了後も、たいして高くない。5000円程度だ。(ひかり電話の月500円を込みで。)
→ インターネット光回線 キャンペーン・加入特典 | NURO 光
→ 新規契約で月額料金が安い光回線を調査してみた【2016年】
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さらに言えば、次の心配もいらない。
(A) 固定電話は使える
固定電話を使えなくなるのでは……と思うかもしれないが、そんなことはない。従来通り使える。従来の番号をそのまま継続できる。
※ 数年前なら、050 を頭に付ける必要があったが。
しかも、光回線だと IP 電話になるので、料金は大幅に安くなる。市外料金は取られない。特定の話者に対しては無料となることもある。(条件はいろいろと面倒だが、うまく使えば大幅安。)
(B)設定は簡単
ADSL から 光回線にする設定は、ごく簡単だ。WindowsXP 時代ならば、かなり面倒だったが、Windows 7 以降ならば、馬鹿でもできるような感じで、お茶の子さいさいだ。ITの知識のない女性でもできる。小学生でもできる。(漢字さえ読めれば。)
(C)機械の買い換えは不要
IP電話にするが、電話機の買い換えは必要ない。ルーターからモデムジャックを通してつなぐだけだから、ルーターよりも室内側は、従来通りだ。従来の電話機も使える。(ただし電源が給電されることが必要。ACアダプターがあるなら大丈夫。)
ルーターも、買い換えは必要ないこともある。会社ごとに異なる。nuro の場合には、ルータはレンタルとなり、標準料金に含まれる。数千円もするルーターを新規に購入する必要はない。その分、お得。(ルーターが指定されていると、ルーターは自動的に設定済みとなるので、自分で設定する手間が大幅に楽になる。)
(D)アンチウイルスソフト
nuro ならば、カスペルスキーが付属している。ノートンやマカフィーなどを独自に有料で購入する必要がない。上乗せ料金なしで、カスペルスキーを利用できる。
ただし、カスペルスキーには、いろいろと難点があるので、設定を変える必要がある。そのためには、下記を見れば大丈夫。
→ カスペルスキー - Google 検索
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まあ、3年間の料金を見れば、ADSL とほぼ同額である。使い方しだいでは、ADSL より大幅に安くなるケースもある。(固定電話で市外料金を多く払っていた人の場合がそうだ。)
そうでなくとも、キャンペーン割引で、いくらかお得となるようだ。
また、何より便利なのは、速度が大幅に高速になることだ。これは、「なくても大丈夫だが、あればあったで、とても便利」と言える。比喩的に言えば、自動車のパワーが大幅にアップしたようなものだ。軽自動車で走るような「パワー不足」のストレスがない。スイスイと運転できて、ストレスなしに運転できる。そういう感じだ。
特に、Google マップやストリートビューを使うときには、実感する。(YouTube や映画などの動画は、言わずもがな。)
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結論。
ADSL にこだわる必要は何もない。さっさと光回線に乗り換えるべし。料金はほとんど変わらず、機能的には大幅にアップするからだ。
いつまでも ADSL にこだわるのは、情弱だろう。
[ 付記 ]
光回線が安くなったのは、最近のことだ。1〜2年前ならば、6000円ぐらいのこともざらだった。それだと、「料金に差はない」とは言えなかった。
また、固定電話を使うときには、頭に 050 を付ける必要があったので、とても不便だった。(他人に通知する必要があった。電話番号を書き換えてもらう必要があった。……とんでもないね。)
しかし、今では、そういう問題はなくなった。ADSL のときの状況をそのまま引き継いで、あっさり乗り換えることができるようになった。
光回線は、今が ADSL から乗り換えの時期だ、と言えるだろう。
【 関連項目 】
→ ADSL(ACCA)の廃止
※ 本項とほぼ同趣旨だが、上記項目もお読みください。
→ 光回線で速度が遅いときは 1
→ 光回線で速度が遅いときは 2
※ 例外的に、速度が出ない場合の、対処法。
2016年07月11日
過去ログ

もう一つ弱点がありました。何故か光ケーブルの路上中継機はカラスにつつかれやすく、突然遮断された事があります。カラスがつつくのは通電していないためかもしれませんね。