前項では、「広島の産業を減らして、人口を半減させよ」という趣旨の話をした。
こういう話を聞くと、「暴論だ!」と思う人が多いだろう。そこで、解説する。
実は、そういうふうにすることは、もともと本サイトの狙いだ。つまり、人々の硬直した頭に、ガツンと一発ぶちかまそうとしているのだ。
前々項の提案(農地接収)も、前項の提案(広島の人口半減)も、それが現実レベルで実現するとは思っていない。まず実現することはあり得ないだろう、と思う。人々が大反対するに決まっているからだ。……しかし、そのせいで、多大な死者が出るのだ。
本来ならば避けられたはずの多大な死者が生じる。しかし、その死者を避けることは、できたのである。なのに、死者が出たのは、人々が硬直した発想から抜け出せないからなのだ。……そのことを訴えるのが、本サイトの目的だ。
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実は、私は、すごく反省していることがある。
「なぜ原発事故をあらかじめ予言しなかったのか?」
「なぜ東日本大震災をあらかじめ予言しなかったのか?」
このことがいつも私の頭から離れない。この二つの被害は、十分に予言できたはずなのだ。論理的に考えれば、予言できて当然だった。なのに、私は予言しなかった。
特に、地震についてなら、「近いうちに大地震が来る可能性が十分にある」と予言しておいた。
→ 日本も地震?
→ 中国(青梅)の地震
ここでは「近いうちに日本にも大地震が来そうだ」と、はっきりと予想していた。そして、その言葉から1年後に、まさしく東日本大震災が起こった。この意味で、私は地震発生を的中させた。
ただし、その発生した場所は、東海沖ではなかった。三陸沖だった。この意味で、私は予想を外した。
しかし、三陸沖で地震が起こることは、もともと予想できたはずなのだ。なぜなら、明治三陸沖地震と昭和三陸沖地震があったからだ。地震の知識さえあれば、三陸沖地震は十分に予言可能だった。下記項目でも記したとおり。
→ 地震の確率?(べき分布)
※ [ 付記1 ] 寺田寅彦の話。
→ 南三陸の津波被害
※ 明治三陸沖地震と昭和三陸沖地震の話。予測可能。
→ 慶長三陸地震と寛政地震
※ 三陸沖地震は 100年ぐらいの周期があること。
三陸沖で地震が起こることは、十分に予想できたはずだ。にもかかわらず、私は予測できなかった。このことは、自惚れがちな私の頭を、ガツンと揺さぶった。「なぜ予測できなかったのか」と何度もひどく反省して後悔したものだ。
だからこそ、似たような失敗を繰り返したくない。止めることのできる死者の発生をなるべく止めたい。そこで、あらかじめ、暴論と言えるほどの言葉遣いをしてでも、死者を避ける方法を提示しようとしているのだ。
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ちなみに、東日本大震災の前に、次のようなことを言っていたらどうなったか?
「三陸の海岸部は居住禁止にしろ」
「原発の近辺は居住禁止にしろ」
こういうことを言っていたら、「とんでもない暴言だ」と批判されていただろう。しかしながら、いくら批判されようとも、私はそういうふうに語るべきだった。なのに、語らなかったことが、今も心残りだ。
とはいえ、原発についてなら、似たようなことは言った。
(志賀原発は)人里のそばに立地している。(村役場や高校まで、8キロ程度しかない。地図を拡大するとわかる。)
北の方には、人家のほとんどないところもたくさんある。なのにわざわざ人里のそばに立地しているのだ。あきれるほかはない。
こんな馬鹿げた立地をする原発には、私はとうてい賛成できない。何でまたこんな気違いじみたことをするのか、全然わかりませんね。
(柏崎原発は)これもまた、人里に近い。柏崎市という大きな市に近く、市役所や病院まで5キロも離れていない。この例もまた、北の方には、人家のほとんどない領域が広範にある。なのにやはり、わざわざ人家のそばに原発を作っている。
とにかく、日本には、ほぼ無人の海岸線が非常にたくさんある。だから、そういうところに、原発を作ればいい。……それが私の考えだ。
ただし、現実には、そうなっていない。電力会社はあえて人里に近いところに原発を作っている。「原発は安全です」と嘘をついて、近隣住民を危険にさらしている。……こういう馬鹿げたことには、私は反対する
半島の先端あたりなら、立地としては好適だ。そこから半径 20km ぐらいは、人間を居住禁止にしておけば、特に問題ないだろう。
( → 原発の立地 )
2009年03月04日の時点で、私はこう述べていた。原発は非常に危険なものだとわきまえていたのだ。……なのに、原発と大地震(津波)とを、結びつけて考えることができなかった。
こういう私の愚かさを、何度反省しても反省が足りるということはない。繰り返し、自分を責めることしかできない。
本項では、何かを提案することはない。ただ自分を責めるばかりだ。
[ 付記 ]
私が駄目だったのは、判断を間違えたことではなく、知識が足りなかったことだ。地震への警戒は怠らなかったが、その地震とは東海沖地震ばかりであって、他の地域の大地震のことは考えてもいなかった。それは「思考の穴」となっていた。
こういうふうに「思考の穴」があったことは、「頭隠して尻隠さず」みたいなものだ。私が常々批判している思考法そのものだ。まったく、情けない。カッコ悪い。
そもそも、大地震を警戒するなら、自分の住んでいる地域の大地震だけでなく、日本各地の地震を警戒するべきだった。なのに、マスコミが東海沖地震のことばかり警戒するから、私もそれが当然だと思ってしまっていた。マスコミの思考に沿って考えていた。みっともない。
物事を科学的に考えるなら、「地震が起こるのは東海沖だけなんてことはない」とわかるはずだ。過去の地震の歴史を調べるだけで一発でわかるはずだ。なのに、それができなかった。思考がワンパターンになってしまっていた。
こういうワンパターン思考によって、思考の穴があったことこそ、何よりも反省するべきことだと言える。物事を論理的に考えていたなら、こんな思考の穴ができるはずもなかったのだが。
直接の難点は、知識がなかったことだが、より根源的には、知識の不足に気づかなかったという、判断力の弱さが問題だった。それはワンパターン思考から生じたものだった。硬直した思考ゆえに、柔軟に思考の幅を広げることができなかった。
ああ、悔しい。後悔先に立たず。

地震が起きたのが東海沖でなくて三陸沖でなかったとか反省するのは統計的なセンスをもってすれば馬鹿げた話です。百歩譲って,三陸沖で起きたので東海沖地震の確率が低下するならばそういう考え方もあるかも知れませんが。。。
ワタクシとしては管理人さんに対して「これまでのブログ記事を総合すれば東日本大震災の対策を提案していたことがわかるだろう」くらいに突っ張ってもらいたいと思います。管理人さんのエキスパティーズは予言ではなく,論理だと思うので。
そのことは本文中の「下記項目でも記したとおり」の3項目に書いてある。実際、寺田寅彦も同趣旨のことを書いているし。
私は、寺田寅彦の文章が嫌いで、彼の書いたものを読んでいなかった。「読め」とお薦めする人は多かったのだから、読んでおけばよかった。そうすれば、彼の予言みたいな話を知って、心に止めておくこともできただろうに。
三陸沖地震の可能性をブログですでに述べていたのにいまなお反省しているとすれば,それは「もっと高い精度で予測できたはずなのに」という趣旨でしょうか。しかし,管理人さんのコメントを引用すれば,どこまでいっても「2010年〜2030年の間に三陸沖地震が起こる可能性」以上のことは言えないはずで,それを地震の前に強調したところで20年というワイドな幅の予測(予言?)が住民を動かせるとは思えません。
ワタクシは管理人さんが反省することはないと思いますが,もしも反省するならば,前もって言ったか言わなかったかではなく,どういう方法で住民に注意喚起するのが実効的だったか,という気がします。
いや、私の別項の「近く大地震が起こりそう」という予想と合わせれば、その場所が三陸沖である可能性も予想できた、ということです。
「2010年〜2030年の間に三陸沖地震」というのは、一般的な知識。
一方、私には、「近いうちに大地震」という独自の予想があった。
両者を組み合わせるべきだった、という反省です。
あと、私の反省は、「住民の命を救えなかった」という反省ではありません。それは政府の仕事であって、私の仕事ではない。
私の反省は、「自分の思考に穴があった」という、個人的な反省です。(社会的な影響は抜き。) おのれの愚かさを責めているのであって、おのれの罪深さや責任を責めているのではない。
この件は、<STRONG>[ 付記 ]</STRONG> に記しました。
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しかし、「正しい選択肢が示されていなかった」としたら、政府には責任はありません。
そして、「正しい選択肢を示すこと」ができたとしたら、それは、「近い将来に日本で大地震が起こる可能性がある」と指摘した人、つまり、私だけです。
その意味で、「私にもうちょっとまともな思考力があったなら」ということは、私にとって返す返すも反省点となります。
思うけどね。
やはり広島より東京の人口を半減させたほうが
良いでしょう。
一極集中反対する人からすれば、由々しきことだとは思いますが・・・
「なぜ原発事故をあらかじめ予言しなかったのか?」
「なぜ東日本大震災をあらかじめ予言しなかったのか?」
そのような反省ができる、或いは、しようとする人を私は尊敬します。
私も尊敬します.
私もいろいろと思いつくことがあります.突飛のようですがそれをブログに書いたりもします.でもやはり書かないでそのまま黙っていることもあります・・
それは結果として何も考えなかったのと同じですね.