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前項でも述べたが、たいていの地域には、ありあまる農地がある。東京近辺ですら、(北東の)埼玉県吉川市のあたりには広大な農地がある。(交通の便は良くないが。)
ところが、全国でただ一つ(と言ってもいいくらいに)、例外的な場所がある。それは、広島だ。広島は、狭い土地に人口が密集しており、余っている土地がまったくない。
あまりにも土地が足りないので、山裾にまで人家が迫っている。で、広島の土壌は花崗岩質の脆(もろ)い土壌なので、あっさりと土砂崩れが起こる。かくて、広島では、しばしば土砂災害が起こる。
→ 広島の土砂災害の対策
ここでは、次のように述べた。
広島というのは、関東や関西のような、大きな平野部ではない。……ここでは平地は貴重である。それゆえ、危険な山裾にまで人家が密集する。
今回の被災地もそうだ。ストリートビューで見るとわかるが、山裾でかなり傾斜の多い地域である。こんなに傾斜の多い坂道で、しかも交通の便の悪い周辺地帯だとしたら、たいていの県では人家は密集しない。ところが広島には、平地が足りないので、こんなところ(坂道だらけの傾斜地)にも人家が密集する。
こういう問題に対して、「中心部の容積率を上げる」という方法を提案した。しかしこれはあくまで対症療法だ。根本的には、「狭い土地に人口が密集しすぎている」という問題がある。それゆえ、無理が募って、土砂崩れという自然災害で死者が出る。
この問題を根本的に解決するには、次の方法しかない。
「狭い土地にあまりにも多くの人口が密集するのを根本的に改める。人口の大半を、別の土地に移す」
具体的には、主要産業であるマツダを移転させるのがいい。マツダを別の土地に移転させれば、それにともなって人口の大半が移転するので、広島の人口は適正規模に落ち着くだろう。(現状の半分程度。)
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なお、こう聞くと、広島の人が「とんでもない!」と反対するだろうが、別に、広島の人が無職になるわけではない。別の土地できちんと生活できるのだ。基本的には、今よりもずっと広い土地を得て、家を建てて、豊かな生活ができる。しかも、職住近接になるので、通勤時間も短くて済む。物価も安くなるので、生活も楽になる。
まとめると、
・ 収入は変わらない。
・ 持ち家の土地は広くなる。
・ 通勤時間は短くなる。
・ 物価は安くなる。
というふうに、いいことずくめだ。
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では、具体的な移転先は、どこか? 調べてみたら、岡山が最適だとわかった。岡山には、広大な農地あるからだ。
この農地を市街地に転用すれば、マツダの工場用地と、従業員の住宅用地と、繁華街の商業用地が、すべて収まる。しかも、格安だ。マツダや従業員は、広島にある高額な土地を売り払って、巨額の土地売却益も手に入れることができる。
結局、誰もが大儲けして、しかも、自然災害による人命の被害を避けることができる。めでたし、めでたし。
( ※ 広島カープは? これも岡山に移転して、岡山カープになればいいだろう。)
【 後日記 】( 2020-07-27 )
別途、修正案を思いついた。こうだ。
「一挙に全面移転するのは、マツダには最善であっても、残された広島が過疎化するので、まずい。そこでかわりに、部分移転する。広島にある本社と工場のうち、一方だけを移転する」
では、一方とは、どちらか? 本社か、工場か?
工場を移転するなら、防府市に工場があるので、ここに集約するのも手だ。ただし、関連する部品業の会社も移転する必要があるので、大変だ。
本社を移転するなら、ずっと簡単だ。しかも、移転先として、大都会を選べる。特に、大阪または東京を選べる。このような大都会に本社を構えると、優秀な人材を獲得するのに有利なので、大きなメリットがある。移転することで多大なメリットを享受できる。
というわけで、「本社だけを大都会に移転する」というのを、新たな案として示しておこう。
※ 移転先は、大阪でも東京でもいいが、もともとが広島であることを考慮すると、大阪の方がよさそうだ。京都と大阪の中間地点あたりが最善かも。
※ 関西には、工場の適地はないので、工場は地方に分散する方針でいいだろう。
※ ただし、マツダ本社が広島経済に占める割合は、かなり小さい。1%以下かもしれない。引っ越しても、広島の高密度状態を解消する効果は、あまりなさそうだ。そこで、工場も将来は移転するという予定で、長期的に少しずつ移転するとよさそうだ。
※ ただし、マツダの工場が広島経済に占める割合も、5%以下かもしれない。広島の高密度状態を解消する効果は、いくらかはあるだろうが、劇的なほどの効果はなさそうだ。

マツダの工場も海沿いが多いから別に移転する必要は無いと思うけどね。
あと岡山カープはなんか語呂が悪そうですね。
まあ岡山は大都会だけどね。笑。
横浜DeNAベイスターズも移転すべきでしょうか?
移転するなら何処?新潟か茨城あたり?
神戸にあったオリックスは大阪に移転しましたけどね。
広島の場合は、土壌が崩れやすいことと、他に余っている土地がないのが問題。
横浜は、余っている土地がたっぷりあるので、事情は違う。(航空写真で畑がいっぱい見つかる。)
神戸なら、土砂崩れで人的被害が出たという話は聞かないから、対策の必要はない。
マツダの移転は、マツダのためじゃなくて、広島で人的被害を出さないためです。本項の目的はあくまで防災です。国家的なグランドデザイン(国家構想)の一環。
「広島ではしばしば土砂災害が起こって、多数の人命が奪われている」
という事実があります。
→ http://openblog.meblog.biz/article/23530677.html
この広島の特殊事情が、本項の根源となっています。(土砂災害で)人がたくさん死ぬという特殊事情のある地域に限定した措置なので、他地域には影響しません。もちろん横浜や神戸にも影響しません。
そもそも人口370万人の過密都市だから、
土砂崩れリスクは高いとおもうけどね。
神戸も広島と同じ西日本であり、花崗岩質で、
土壌は脆いと思っていましたが、
何が広島と違うのでしょうかね?
坂は多いけど、(広島みたいな)山裾じゃないですよ。広大な平野部です。ところどころ小山はあるが。
要するに、横浜は圧倒的に広い平野部がある。広島はごく小さな平野部なので、平野部の端のあたりでは山裾になる。そこに住宅があるのが問題。そこを居住禁止にするべきなんだが。
神戸のことはよく知りません。ただ、ちょっとストリートビューを見た限りでは、山裾の傾斜がかなりなだらかであり、広島ほど急傾斜じゃないですね。崩れやすそうには見えない。
いいだけの話なので、マツダ自体の移転とか
人口を半減するとかそんなことする必要性は
無いと思うけどね。
マツダの社宅が土砂崩れリスクの高い土地に
あるならば、社宅だけを移転すればいいだけ
だと思うが。
それより大地震リスクの高い東京の人口を
半減してほしいものです。明らかに適正人口
を大きくオーバーしてますし。東京の人混みは
マジで鬱陶しいですので。
それはそうなので、前の項目(リンク先)では、そういうふうに提案しています。ただしこれは対症療法。単に被害が出ないためにパッチを当てるわけ。古いOSにパッチを当てるようなもの。デメリットを消すだけなら、これでもいい。
一方、OSを完全に一新すると、いろいろと好都合な点が出てくる。メリットが多い。それが本項の案。デメリットを消すだけでなく、多くのメリットを享受できる。
そもそも、必ずしも「出ていかなくちゃいけない」というわけではない。「たまたま近くの岡山に広大な空地があるから、それを利用すると、誰もが得をするよ」という話。
仮に、岡山に広大な空地がなかったら、この提言は成立しません。そこに注意してください。
> 東京の人混みはマジで鬱陶しいですので。
それなら自分が東京を離れればいいだけの話。まだ東京で消耗しているの? <TT>(^^);</TT>
ま、それは別として、東京の一極集中を避けるべきだ、というのは、前から言われているので、いちいち私が言うまでもない。衆知の提言です。
大地震のリスクは、東京を避けても、どこでも同じ。日本にいる限りは避けがたい。
じゃあ東京から出て行って、生まれ故郷の札幌に移住するか。
さて、あなたの故郷の場所で経済の中心企業ってありますか?
あれば広大な土地に移動してもらい閑古鳥泣き叫ぶ死を呼び阿鼻叫喚な都市にしましょうよ。
ただ企業が移動して現地での人を安く雇えばいいだけです。
元々の従業員はさっさとクビにしましょう。
ちゃんと本文を読んでくださいね。話は逆だとわかります。
引用:
「全国でただ一つ(と言ってもいいくらいに)、例外的な場所がある。それは、広島だ。広島は、狭い土地に人口が密集しており、余っている土地がまったくない。」
つまり、閑古鳥じゃなくて、その逆です。土地が大幅不足であり、人間は大量に余剰です。
そのせいで山裾では、土砂災害で死者が発生します。
> 元々の従業員はさっさとクビにしましょう。
これも誤読。誰もクビにはなりません。
工場が移転すれば、人もいっしょに移転します。だから、何も問題ない。これで困るのは、税金を当てにする役人の上層部だけでしょう。
あなたが市会議員か市長ならば、人口減が給料減になって大損しますが、そうでなければ、何も困ることはない。むしろ、土砂災害による死を免れる。
死を免れるのが困るとしたら、それは、あなたが自殺志願者だからでしょう。あなたのやりたい自殺を邪魔して、ごめんなさいね。
命の危険のあるところにあえて住む必要はない、ということ。
「部分的移転」という修正案。
→ http://openblog.seesaa.net/article/435850780.html
→ http://openblog.seesaa.net/article/435850802.html
→ http://openblog.seesaa.net/article/460455667.html
本社機能は、広島本社にあります。Wikipedia にも書いてある。
ただし研究開発拠点は、すでに横浜にある。