ギリシャが破綻しそうだということが話題になっているが、そこで当面必要とされている金額は、30日に期日を迎える17億ドル(約2100億円)だ。
一方、日本では政府が JR北海道に 1200億円を追加で供与することを決めた。
国土交通省は30日、JR北海道と四国が計画している安全対策に対し、それぞれ1200億円と200億円を支援すると発表した。支援期間は2016年度からで北海道が18年度まで、四国が19年度まで。両社は事故防止のための設備投資や修繕を実施する。
内訳は北海道の設備投資と修繕に600億円ずつ、四国の設備投資に112億円、修繕に88億円としている。鉄道建設・運輸施設整備支援機構を通じた助成と無利子貸し付けの方法で支援する。
( → 産経ニュース )
名目では「無利子貸し付け」を含んでいるが、返済の見込みはまったくないので、ただの供与と同じだ。実を言うと、これ以前にも別途、600億円の貸し付けがあるのだが、それも、返済してもらえるどころか、逆に、新たに今回の追加貸し付けとなった。
これとは別に政府は既に、JR北海道への第1次支援として、11年度から 20年度まで、鉄道・運輸機構を通じて無利子貸付金と助成金計 600億円を出している。しかし同社は安全対策投資のためこの資金を前倒しで使っており、15年度中に底を突く見通しだ。
( → 北海道新聞 )
呆れたものだ。ギリシャみたいな国でなく、たかが鉄道会社の分際で、1200億円+600億円の合計 1800億円も頂戴する。もらう方ももらう方だが、与える国の方もどうかしている。
そもそも、JR北海道は、設立の時点で、特別な基金をもらっており、そこから毎年多額の助成金をもらっているのだ。それで収支をトントンにするはずだったのに、逆に、あとからどんどん巨額の税金の追加投入となる。
しかも、これは将来的に改善の見込みはなく、いっそう悪化する一方となりそうだ。(少子化と過疎化が進行するからだ。) その意味で、ギリシャよりも悪質だ。無限に続く金食い虫。
人々は、ギリシャや新国立競技場にばかり目を奪われているが、JR北海道(およびJR四国)の巨額資金にも目を向けるべきだ。
【 関連項目 】
本サイトでは、すでにこの点については論じたことがある。そちらに詳しい話(問題点の指摘)がある。
→ JR北海道は路線廃止せよ
→ JR四国は全面廃線せよ

まずは、駅ナンバリングが設けられていない路線は即座に廃止されるべき
明治政府の詐欺にひっかかったんですね。
ちなみに、JR北海道の純資産は8952億円、負債は3915億円(2014年3月期決算)、2013年度の純利益は60億5600万円です。
北海道旅客鉄道株式会社 平成26年3月期決算公告
http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/kessan/26/pdf/00_jrhokkaido.pdf
決算書の読み方わかります?
だいたい、「総資産」というのは、黒字で活動できるための資産なんだから、赤字しか生まない企業の資産なんて、無価値も同様。価値があるのは土地だけだが、土地も買い手は付かない。(一部を除く。)
また、営業を続けるためには、安全対策費の投入が必要だが、それを貸してくれる銀行がない。(だから国が贈与と貸与をする。)
こういう状態を見て「実質破綻」と言っています。正式な破綻とは違う。国が国税をいっぱい投入して、ゾンビを生かしているような状態。
人工呼吸器をはずせばただちに死ぬ人を「実質的に死んでいる」と表現するのと同様。それを見て、「心臓が動いているのに死んでいると評価するのは何事だ!」と息巻いているのが、あなた。
別に私は「医学的に死んでいる」と表現した覚えはないのだが。それと同様に、経理の話をもってきている。誤読ですよ。「実質」という言葉を理解できていない。
> 純利益は60億5600万円
鉄道助成金で足をはかせてもらっているからで、その助成金を除けば、実質的には、大赤字。
決算書で話を決める人ほど、だましやすい投資家はいないな。引っかかって大損するタイプ。
なぜ黒字倒産するんだ?
社長、当座に現金がありませんので不渡りになりました。orz.....
→ http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1153376776