あまりにも嘘くさくて、虚構新聞ではないかと疑われるが、事実は小説よりも奇なり。これは事実である。
詳しい記事はこちら。
→ 「ふるさと納税」特典に「DMMマネー」 加賀市
記事の要点は、下記。
・ ふるさと納税の納付先は加賀市
・ 納税額の半額が還元される (ただし 2000円は別)
・ もらえるのは、地元物産品ではなく、DMMマネー
──
ここで、「 DMMマネー」といっても、何のことかわからない人がほとんどだろう。記事によれば、DMM.com というネット上でコンテンツを購入できる電子マネー(みたいなもの)であるという。
そこでググってみる。
→ DMM - Google 検索
1番上に出てくるのは DMM の公式サイトで、 広告 と記してある。広告のページは省くとして、その下にある1番目のサイトはこれだ。
→ 動画、DVD通販、ライブチャット等の総合サイト - DMM.R18
つまり、DMMマネー で購入できるものは、このサイトで提供されるものらしい、とわかる。
そこを見ると……唖然。これはエロ動画の配信サイトだ!
嘘ではないので、当のサイト(上記)をクリックしてみてほしい。
( ※ 疑うのであれば、Google の検索結果から飛んでもいい。結果は同じだ。)
で、そのサイトの画像をここで示したいところだが、エロ丸出しで、倫理コードで触れてしまう。そこでちょっと墨塗りをして、その画像の一部を示そう。


こういうものが示されるわけで、エロ丸出しである。
たとえば、上記画像の下側中央の女性に相当する動画のひとつは、これだ。
→ 波多野結衣のポルノ動画 【 エロ注意! 】
サンプル動画というのをクリックすると、もろ、ポルノである。(小さなモザイクが入っているが、完全なポルノ。)
で、このサンプル動画は、見ればわかるように、「 DMM 提供」である。
要するに、DMMマネーで購入できるのは、こういうポルノ動画なのだ。そして、それを「ふるさと納税」という制度を使って提供するわけだ。
自治体によるポルノ視聴権の提供! 呆れるほかはない。
──
ま、実を言うと、DMMマネーで購入できるものは、ポルノに限ったわけではなくて、他のコンテンツもある。たとえば、Google で「広告」となっているページだ。
→ DMM.com
これを見ると、「 DVDレンタル、通販、動画配信、FX等」と書いてあるので、エロ以外もあるようだ。とはいえ、エロ以外の動画配信は、大きな柱とはなっていないだろう。(競合相手が多すぎる。)となると、やはり主力は、エロ配信なのだろう。
あと、もうひとつ、FX というのもあるが、これはギャンブルも同然なので、エロよりももっと問題かもしれない。人生終了となる大損を出した人も出てくる。たとえば、先月にスイスフランの相場変動のとき、FX で大損をして、人生終了となった人が多数出た。
→ FX スイスフラン 大損 - Google 検索
また、DMM というと、特に有力なのは、「艦これ」というゲームだ。これでボロ儲けしている。
日本経済新聞電子版の報道によれば、『艦これ』は2014年6月までの間に70億円の売上高があり、これは開発費の140倍に相当する。
( → 艦隊これくしょん -艦これ- - Wikipedia )
あまりにも儲け方がすごいので、週刊モーニングという漫画雑誌では、三田紀房が「インベスターZ」という漫画で、「急成長中の先端企業であるエロ会社」という形で話題にしている。
→ 【インベスターZ】最新号あらすじ | マイナビニュース
──
ここまで見ると、裏の事情が見えてくる。
まず、表の事情は、こうだ。
「加賀市が、ふるさと納税で、DMMマネーを採用した。自治体が先端的な電子マネーで還元するようになった。自治体もITを使うほど先端的になった」
この場合、見かけは先端的だが、悪いのは自治体だということ異なる。自治体が愚かなことをしているだけであって、DMM は愚かな自治体の恩恵を受けただけだ、となる。いくら DMM がエロを配信しているとしても、エロの配信は違法ではないし、別に悪いことではない。悪いのは、エロなんかを推進する自治体だ、ということになる。
しかし、よく考えてみよう。自治体がこんなアイデアを出すはずがないのだ。
・ そんなITの知恵があるはずがない。
・ 税金でエロを推進するはずがない。
つまり、自治体がいくら阿呆だとしても、それほど阿呆であるはずがない。自治体が積極的に今回の方針を推進したはずがない。むしろ、自治体は何も知らなかったはずなのだ。
とすれば、真実が見えてくる。それは、裏の事情だ。
裏の事情とは、こうだ。
自治体はもともと、何もする気はなかった。
そこへ DMM が押しかけて、自治体に話を持ちかけた。
「ふるさと納税で、他の自治体の税金を横取りしましょう。そして、横取りした金のうち、半分は納税者を経由して当社へ。残りの半分は自治体へ。つまり、山分けです。これでおたがい、win-win の関係になります。なお、手間はおかけしません。すべて当社で用意します。納税のためのサイトも当社で用意します」
→ 加賀市へのふるさと納税はDMMで!- DMM.com
→ 寄附金選択ページ - DMMふるさと納税
実際に、見ればわかるとおり、この「ふるさと納税のサイト」というのは、DMM の丸抱えである。自治体は何もしていない。何もかも DMM が用意したのだ。
そもそも、DMM は、会社発祥の地が石川県だったというだけで、現在の本社は東京にある。加賀市がふるさと納税をするために DMM を利用するというのは、まったく道理が通らない。
で、どういうことかというと、すべては「税金をがっぽり頂戴しよう」という DMM の思惑なのだ。巨額の税金を頂戴して、自治体と山分けしよう、というわけだ。
しかも、対象は、加賀市だけではない。全国の納税者の全員が対象となる。
ふるさと納税とは自治体(地域)への寄附金のことです。
個人が2,000円を超える寄附を行ったときに、住民税のおよそ1割程度が所得税と住民税からそれぞれ還付、控除される制度です。
加賀市民でなくてもOK! 自分の生まれ故郷でなくても寄附することができます。
( → 加賀市へのふるさと納税はDMMで! )
試算した人もいる。
DMMの告知のページを見ると,たとえば独身年収300万円の場合,16000円寄付すると「6000円オトク!!?」とあります.
http://www.dmm.com/furusato/ [dmm.com]
つまり,
- 個人の収入 +6000円相当(8000円分のDMMマネー - 2000円の手数料)
- 国・自治体の税収 -14000円(所得税,住民税の控除分)
- 加賀市の税収 +8000円(DMM側の割引がない場合)
- DMMの売上 +8000円
となります
( → スラッシュドット・ジャパン )
これは独身年収300万円の場合。上記ページには、夫婦で年収600万円の場合も出ている。この場合には、「2000円を払って、19500円分の DMMマネーをもらえるので、17500円分がお得」となる。(納税者は。)
その一方で、自治体と DMM はそれぞれ 19500円を懐に入れる。
ちなみに、100万人の納税者がこれを利用したとして、各人が1万円の DMMマネーをもらったとしたら、DMM という会社には 100億円の金が入ることになる。しかも、そのための支出は、ほとんどない。配信コンテンツの売上げが 100億円増えたからといって、経費がそれに比例して増えるわけではない。せいぜい数億円ぐらいだろう。要するに、ふるさと納税で増えた 100億円の売上げは、丸儲けだ。普通のふるさと納税ならば、地元産品のカニとか、米とか、液晶モニタとかを提供する。しかるに、DMM の場合には、コンテンツの配信だけだから、売上げの 100億円が丸々ボロ儲けとなるのだ。
( ※ 100万人なら 100億円だが、1000万人なら 1000億円だ。濡れ手で粟みたいにボロ儲け。)
──
まったく、頭がいいですね。艦これでも開発費の 140倍の利益を上げたということだが、今回はそれをしのぐ。何も開発しないで、ちょっとウェブページを作ったぐらいで、 100億円の金が入るのだ。しかも、その金は、客の金ではない。他の自治体の金を横取りするのだ。税金を盗むのと同様である。
たとえば、東京とか、神奈川とか、大阪とか、そういうふうに人口の多い自治体から金を盗んで、加賀市と DMM で山分けする。「ふるさと納税」という言葉で、加賀市にたっぷりと金が入るように見せかけながら、実際には、DMM にも同額の金が入る。
これほど見事な税金泥棒は、見たことがない。史上最高だね。ルパン三世どころじゃない。なにしろ、ちょっとした口利きで加賀市を丸め込むだけで、100億円も入手できるのだ。
天才的な犯罪とは、このことだ。いや、犯罪ですらないから、違法で逮捕されることもない。……これぞ真の完全犯罪だ。
そして、この犯罪が最も天才的なところは、誰からも「犯罪だ」とは思われていないことだ。自治体の金を 100億円も盗みながら、それが犯罪だとはバレていないのだ。何と天才的なことか!
誰にもバレない犯罪をなすことこそ、最も天才的なことなのである。
[ オマケ ]
それを見抜いた名探偵もいる。
「悪いのは馬鹿なことをする自治体だと見えるが、実は、自治体をそうするように仕向けた主犯がいるんですよ」と。
しかし世間はこの名探偵の言うことを聞かないので、結局は、天才的な犯罪者の思惑通りとなる。
「ちょっとぐらいバレたって平気さ。痛くも痒くもない」というわけ。「何しろ、国のお墨付きの制度なんだ。こっちはそれを利用しただけだ。逮捕したければ、国を逮捕しろ」という言い分。
実に天才的!
「 ほんとにそうよね 「あなたも私の裸を見てね。
[ 付記 ]
さらに調べたところ、DMM は、「無修正」のポルノも提供しているとわかった。
→ DMM 無修正 アダルト - Google 検索
とすれば、違法である。自治体が違法ポルノの提供を推進しているのか? ……と思って、ググってみたところ、そうではないと判明した。
DMMはいっさい無修正はありません。
( → 知恵袋 )
皆さんは「DMM」というサイトを知っていますか?
テレビCMなどで目にする機会も増えて認知度も高くなっているDMMですが、実は日本最大アダルト動画販売サイトであることは有名ですよね。
そんなDMMですが運営は日本国内ですので、販売されている動画は勿論モザイク処理がされたものばかりです。
( → ライバル会社の比較広告 )
ライバル会社の方は無修正動画の提供だが、DMM はモザイク動画ばかりだ、ということだ。
せっかく期待して無修正動画を見よう、と思って、ふるさと納税をする人も出てくるだろうが、残念でした、となる。
《 以下、削除 》 ただ、「無修正」と銘打って、モザイク修正の動画を提供するとなると、これは詐欺ですね。というより、不当表示か。(広義の詐欺の一種ではあるが。)
コメントで、「イメージビデオだから、もともと無修正なのでは?」という見解が来た。なるほど、そうだとすれば、「モザイク修正がない」というわけもわかる。ただしその場合は、ポルノですらないことになるから、修正したポルノよりももっと品質が悪いことになる。(寿司で言えば、「上トロです」と表示しているが、実はタコだった……と思ったら、実は寿司ですらなかった、というオチ。)
そこまでインチキをしているのか? それほどにもひどいデタラメなのか?
念のために調べてみたところ、実は、先に示した通りだった。つまり、「無修正」と書いてあるが、実は「修正」した動画であった。つまり、「イメージビデオ」と表示しているのだが、実際は「修正ポルノ」である。典拠は、下記。
→ 「無修正」とは言いながら「修正してる
これによると、モザイクとは別の形の修正らしい。「修正」というより、「上塗り」「隠蔽」「加工」に近いようだ。
【 関連サイト 】
DMM 社長の言葉。
やっぱり現状があるのはアダルトのおかげだと思いますよ。大手が来ない市場なので戦いやすかった。安定的な収入があるから別のこともできている。市場でいうとブルーオーシャンでもレッドオーシャンでもなくピンクオーシャンという穏やかな竜宮城でやれている。
これは DMM 社長と、山本一郎(ブロガー)との対談。
→ DMM会長×やまもといちろうスペシャル対談 (6)
【 関連項目 】
→ ふるさと納税は合法的な脱税
※ 「ふるさと納税」というのは、合法的な脱税の制度である、という話。
この制度の、制度上の問題を指摘している。
※ ふるさと納税は合法的な脱税であるが、納税者が脱税して得た金を、
まとめてごっそり頂戴する、というのが DMM だ。一枚上だね。
悪い奴にも、上には上がいる、ということか。くちあんぐり。

下着とか小道具でギリギリのカットを見せる、そもそもモザイクが必要ないジャンルの作品ではないかと。
シリーズ名が無修正でタイトルにも無修正って入っているのは、騙されて買う人を狙っていそうですが。
ただこういう表記の部分は製造元が作ってそうな気がするので、DMMにそういう意図があるのかは不明ですね。
納税者数は 6000万人。
→ http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1382665428
「儲かるぞ」と思ったら、60人に1人ぐらいはいるでしょう。実際にそうなるかどうかは未来のことだからわからないが、過去ではともかく、最近は優遇策が大幅なので、過去よりも急増しても不思議ではない。
ま、未来のことだから、真実は誰にも予言できないが。
※ ま、DMM に 100億円というのは、確かに過大な見積もりだが、そこはまあ、ちょっとおおげさに書いてもいいだろう。そうなる可能性もいくらかはあるので。/あと、この数字は、予想の見積もり数字ではなくて、あくまでモデルの一つなので、あまり厳密に考えないで下さい。数字の典拠は、ほとんどありません。当たるも八卦、当たらぬも八卦。
> 他の市町村にも声をかけていそうですね。
他の市町村に声をかけても、手間が増えるだけで、結果は同じです。全国民が加賀市と DMM に金を流すことが可能ですから。他の市町村が入ってきたら、加賀市の取り分が減るだけで、DMM に入る金額は同じです。
──
> 検索結果で引っ掛かるのはジャンルがイメージビデオってなってますから、いわゆるAVじゃないんだと思いますよ。
上記の「波多野結衣のポルノ」を見ましたか? まさしくポルノでしょ? しかもこれは、検索で見つけたものです。
DMM の提供するタイトル一覧 → タイトルで検索
という順序でググったら、「波多野結衣のポルノ」が検索で見つかりました。
※ なお、Google の検索設定で、「エロを排除」にしていると、検索結果にはエロページが出てきません。
DMMでAV(ポルノ)を扱ってないって指摘ではないです。
無修正と銘打っている商品は実際に無修正(というか修正の必要のない)のイメージビデオなんじゃないですかって指摘です。
タイムスタンプは 下記 ↓
このDMMで無修正で検索して出てくるキングダム社の無修正というシリーズは、男女(あるいは女同士・男同士)の絡みを描くような一般的にイメージされるAVとは異なり、やはりアイドルのイメージビデオをすごくすごく過激にした類の作品のようです。
で、管理人さんが参照しているリンク先もそれと理解した上でコメントされているように、そういうジャンルが好きな人にはそれなりに有名というか、自明の作品群のようです。
出演者もAV女優ではなく、大抵が落ちぶれたか最初から鳴かず飛ばずのグラビアアイドル(つまりAVの出演には抵抗があるが仕事もないような人達)。
>ただしその場合は、ポルノですらないことになるから、修正したポルノよりももっと品質が悪いことになる。
つまり管理人さんのこの意見と異なり、そもそものAV(ポルノ)目的で購入される商品とは微妙に異なるようです。
管理人さんと同じく多分に過誤をさそった表記のように私にも思えますが、こういうレビューは普通批判意見の方が熱心に書き込まれるものであるのに、このシリーズに対してはそれがありません。
実際に騙されて購入している人はほぼ皆無に近いように思えます。
一般的なAVとは異なるニッチなジャンルの商品を、不寛容に批判しているような状況になっていると思います。
無修正云々の部分は本稿の主旨には関係ない部分ですので、いっそ全削除してしまった方が良いように思います。
モザイク修正の有無に関しては詳細は分かりかねますが、これに関して虚偽があったとしても責められるべきはDMMではなくキングダム社でしょうし。
父が死に、1,400万円の不動産と800万円の預金が兄と弟(私)に残りました。
そこで兄が不動産を半分ずつの700万円で分けるのではなく、預金800万円の内、お前の取り分400万円だけ多く、つまり兄に500万円で、弟に900万円で不動産を分配しようと言い、そうすれば預金は分配する必要はないと主張しました。
私は預金の内、自分の取り分400万円多くもらえるのだから、平等に分配されると思い、同意しました。ところがよく考えると、預金全額が兄のものとなり、兄は500+800で1,300万円を手に入れ、わたしは900万円しかもらえませんでした。
住んでいた期間は4年を下限とするぐらいでどうでしょうか。
ふるさと納税(寄付)と引き替えにもらえるものが、地元物産品であってもDMMマネーであっても、実質的には脱税ですから。
寄付した半額の「DMMマネー」もらえる「DMMふるさと納税」打ち切り 加賀市「不適切と判断」
打ち切られたようです。政治家はうまく逃げ切ったのかな?
その理由は、「返礼割合が高いこと」と記事にある。
→ http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20150305_691360.html
だが、これはおかしい。返礼割合が高いのであれば、単に下げればいいだけだ。
また、返礼割合がもっと高いところもある。
→ http://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/20213
「換金性が高いこと」が指摘されることもあるが、換金性の高いものは他にもある。Tポイント、イオン商品券、図書カード。
→ http://j.mp/1KpBKky
とすれば、本当の中止理由は、別のところにある。エロ動画の配信だ。
つまり、本項で指摘されたことが、世間で話題になったから、加賀市だけはやめたのだろう。……エロ動画で還元するのを。 <TT>(^^);</TT>
──
なお、ググると、次の結果が出る。
→ http://j.mp/1G0TRXn
これの5番目あたりに、本項が来ている。