魚は、焼くよりも、天ぷら・フライにした方がおいしい。 ──
スーパーでは魚の切り身を売っていて、「焼くだけで食べられます」というふうに示している。
ただ、どうせなら、焼くよりも、天ぷらにした方がいい。(フライでもいい。どちらにするかは、お好みで。ただし、フライだと、パン粉を付ける手間がかかる。)
どうしてか? 理由は、いくつかある。
@ 焼き魚は、ひっくり返す手間もかかるし、(蓋をしているうちに)焼きすぎて焦げてしまう危険もある。調理が難しい。一方、天ぷらやフライならば、見ているうちに、表面が焦げたら、それで出来上がり。調理が気楽である。(神経を使わない。失敗の恐れがない。)
A 焦げ目がない。発癌物質が生じないし、焦げ目が食べられなくなる無駄もない。
B 衣があるおかげで、内部に火が均一に通り、食感が良い。
C 衣があるおかげで、内部がみずみずしくて、柔らかい。(焼き魚だと、固くなりすぎる。)
D いっしょに、野菜の天ぷらも作ることができるので、一度に二通りの料理ができることになる。今はネギがおいしい季節なので、ネギの天ぷらを作ると、生クリームのような(とろける)食感のネギの天ぷらができて、とてもおいしい。
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このあと、注意するべきこともある。
(1) 天ぷらに向いている魚は、何か? 白身魚は全般的に、向いている。( → 知恵袋 )。あと、鮭もおいしい。ブリやマグロなどの赤身魚は、天ぷらには向いていないようだ。ただ、サンマは悪くない。
(2) 味付きの切り身魚もあるが、これも悪くない。西京漬けの味がした天ぷらも、それなりに乙なものである。
(3) 自分で味付けをするなら、西洋系の味付けをすると楽しい。バジルなど。場合によっては、トマトソースなどもいいかも。(和風ばかりだと飽きる。)
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あとで思ったが、「焼くかわりに衣を付ける」というのは、偉大なる発明だな。豚肉にしたって、単にソテーを焼いてもあまりおいしくないが、トンカツにするととてもおいしい。衣を付けると、味や水分が保たれるのだろう。(肉汁が逃げてしまうこともない。)
このことが特に大切なのは、カキだ。カキは単に焼くと、味が汁といっしょに逃げてしまう。だから、殻付きの焼きガキならば、殻に逃げた汁の方がおいしい感じだ。
そこで、カキを食べるときには、おいしい汁が逃げないようにする工夫が必要だ。
(i) 衣を付けて、カキフライにする。
(ii)小麦粉をまぶしてから焼く。このことで、汁を小麦粉に閉じ込める。
とにかく、魚であれ、肉であれ、カキであれ、単に焼くだけでは、うまみが逃げてしまう危険がある。その点、衣を付けるというのは、いい工夫だ。
2014年12月07日
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>白身魚は全般的に、向いている。( → 知恵袋 )。あと、鮭もおいしい
あと、どうでも細かいことですが鮭はそもそも白身魚ですよ。
1品だと面倒臭いけど、何品も作るのなら、揚げ物だけで面倒臭くない。
例:魚の天ぷら + 野菜の天ぷら数種
例:焼き魚 + 吸い物(具入り) + 野菜料理(ごま和えとか、酢の物とか)
ほら。大差ないでしょ?