NTT の協力で電子化されたと言うことで、あちこちで報道されている。スキャナで読み取っているそうだ。長期の事業。
NTT のことはどうでもいいが、肝心のデータはどこにある? ここだ。
→ Vatican Library (英語版)
→ バチカン図書館 コレクション (日本語版)
まだちょっとしかないが、関心は解像度だ。スキャナで読み取ったというが、どのくらいの解像度か?
調べてみたら……
がっかりだ。
・ 解像度はあまり高くない。市販品(安物)程度。
・ 画像の大きさはごく小さい(狭い)。(※ 小さくないものもある。:追記 )
・ 電子透かしが、ものすごく目立つ。
呆れた。特に最後の点はひどい。電子透かしなんて、判読できないぐらい、目立たない形にすることもできるのに。これじゃ、目立ちすぎだ。うるさすぎる。
解像度が低いのは我慢できるとしても、画像が小さすぎるのも困る。サムネイルじゃあるまいし。こんなに小さい画像しか公開しないなんて、ひどすぎ。10年前の frickr ぐらいのレベルだ。
これも、金がないから仕方ないというなら、まだわかるが、自腹では金をまかなわず、世界中の人々からの寄付でまかなうという。呆れた。借金の返済のために有料化するならまだわかるが、他人の金で事業をしておきながら、こんな貧弱なデータだけを公開するなんて。
こんなものを支援するために寄付する気になる人がいるのか? 呆れる。寄付を期待するなら、まともなデータを公開するべきだろう。ひどすぎる。
【 関連サイト 】
これがどれほどひどすぎるかは、下記と比較するといい。
→ 国立国会図書館デジタルコレクション
ここでは、解像度は高精細だし、画面の大きさは任意である。レティナ・ディスプレイみたいな超高精細の広い画面にも対応できる。
- ( ※ これはどこの技術でやったのか? NTT ではないのか? ……そう思って調べたが、技術担当社の情報は見つからなかった。どこの会社が担当したのかは不明。書籍の国立国会図書館の方は日立が担当しているし、電子化の方の一部は政府の独立事業法人が担当しているとわかったが、上記サイトの全体を担当している会社は不明。非公開らしい。……ただ、常識的には、今回のバチカンを担当したのと同じ会社だろう。こんなことをやる会社が日本に2社もあるはずがないので。)

できればワンクリックで全体表示になってほしい
そして、NTTデータと国会図書館デジタル化で検索すると次のサイトがヒットします。
たぶん、同じでしょう。
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2012/101600.html
国立国会図書館デジタルコレクションをベースにバチカンのシステムを開発した聞いています。ただし、国立国会図書館デジタルコレクションの画像は、複数の民間業者に委託して行っています。