錦織選手が全米オープンの決勝で敗れた。では、その敗因は? ──
錦織選手は、決勝では体の動きが鈍かった。特に、足がまともに動いていなかった。これについて本人も同趣旨のことを述べていたが、「体が硬かった」というふうに表現しているだけだ。
しかし私としてはやはり、「疲れが出た」というのが原因だと思う。先のナダルとの戦いでは、足が[物理的に]全然動かなくなってしまった。今回は、それほどひどくはなかったが、似た状況だと思っていいだろう。つまりは、体が限界を突破して、パンクしてしまったわけだ。
こういうことは、ときどきあるものだ。いったんそうなると、1日ぐらい休んでも戻らない。最低でも2週間はたたないと、まともに動かない。
要するに、錦織選手の敗因は、「疲れ」である。
換言すれば、相手のサーブの威力ではない。(そもそも、威力だけなら、ラオニッチのサーブの方が威力がある。速度もラオニッチの方が高い。230キロだ。一方、チリッチは 216キロだ。上背はあるが。)
──
このことは、のちに出たデータでも明らかになっている。
(1) 今回、相手のサービスゲームのポイント獲得率は 91%だったらしいが、錦織選手はきわめて低かった。しかるに、今回よりも前では、錦織選手も85%は取っていたのだ。サービスの威力は、決して勝敗を分ける要因にはならない。
(2) 今回、サービスエースではなくてラリーでの勝敗は、錦織選手の方がずっと悪かった。普通ならば、ラリーでは錦織選手の方が上回っていていいはずなのに、今回はそうではなかった。
以上のことからして、敗北状況は、サービスエースの差ではなくて、あらゆる面で完全に圧倒されていたことだ、とわかる。そのことの理由は、「疲れ」以外にはあり得ない。まるで別人みたいな動きだったからだ。私としては、これは「棄権」であっても不思議はなかった、と思う。
錦織選手は「疲れで体が動かなかった」と正直に言いたかったのだと思う。しかしそれでは決勝戦を見に来た観客に失礼だ。だから「自分の力が不足していた」というふうに思わせたのだろう。立派だ。
一方、今後は、これほどひどくはなるまい。今回は、手術明けということで、準備不足・体力不足だった。今後は、トレーニングによって、体力も増すだろう。また、「ラオニッチのあとで ワウリンカ」なんていう組み合わせにもならないだろう。マラソンゲームがまたも続くとは思えないので、今後は「疲れのせいで決勝で負ける」ということはないだろう、と思う。
( ※ コーチも「体力強化」をしきりに指示しているので、今後も体力は増強するはずだ。実際、この半年で、非常に向上している。今後もさらに向上しそうだ。)
《 注記 》
本項は、素人の感想です。見解の妥当性については、特に責任はもてません。遊び半分のつもりで読んでください。
2014年09月10日
過去ログ

私のテニスの師匠(元選手で今はコーチ)に聞きましたら、開口一番、
「かわいそうに〜疲れてたねぇ」でした。
あんなに何回も肩を上げ下げする場面は通常見られませんでしたからね。
以下細かく師匠情報を。
@バックハンドストロークの精度
足が動かなかったのでヒットポイントに入るタイミングがコンマ遅かったとのこと。
あれで軌道が落ちるため、ネットにかかるボールが多かったのではないか。
また、差し込まれるためボールが中央付近に集まり相手にとって打ちやすくなってしまった。
Aファーストサーブの入り
これはそのままですね。確率、強さ。
スライスで追い出してオープンコートを作り、バックハンドで仕留める展開も散見されたものの、
@の理由により、ストロークで優位に立てず。
B相手の早めの仕掛け
これはチリッチが良かったのもあるが、それ以上に@Aの影響がより大きいのでは、とのこと。
個人的には、チリッチが準決勝、決勝の戦い方を常にできるのであれば、新ナンバー1にもなれそうだな…と思いましたね。
今後の二つのマスターズ、そして来年からのツアーを見ないとフロックかどうかがわかりません。
逆に錦織君は、怪我がなければトップ5付近にいてもおかしくないと昔から言われてきたわけで、
それがたまたま今大会で開花したと…。
あとは、管理人様が仰るようにさらなるフィジカル向上ですね。
個人的には、来年のクレーシーズンが非常に楽しみです^^
私はそうは思いません。彼は順調に勝ってきたように見えるが、次の記事を参照。
→ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140903-00010009-tennisd-spo
シモンと大接戦を演じていましたが、そのシモンは第26シードです。
一方、彼が楽勝した相手は、次のような相手。
・ ベルディヒ …… 196センチの巨漢
・ フェデラー …… 33歳のロートル
いずれも俊敏ではない。つまり、高速サーブに対応できない。
チリッチが優勢なのは、高速サーブが有効な相手だけです。相手が俊敏ならば、第26シードの相手にさえ苦戦します。
どちらかというと、もっとすごい高速サーブと、もっとうまいラリーのあるラオニッチの方が、チリッチより上でしょう。
今回のチリッチの優勝は、クジ運に恵まれたせいだと思います。仮に途中で、錦織、ラオニッチ、ワウリンカ、ジョコビッチのどれかにぶつかっていたら、たぶん負けていたでしょう。一方、フェデラーやフェレールになら、勝てたでしょう。ナダルには負けていたでしょう。
私の評価では、チリッチは5〜6位ぐらい。一方、ジョコビッチに(悪条件で)勝った錦織は、もっとずっと上の評価です。(さらに、ナダルにも優勢だったし、フェデラーには二回も勝っているし。フロックではない。)
さらに言いますと、その前のアンダーソン戦では、
ワンセットダウンで、3時間もかかっています。
グランドスラムの決勝を争う選手は、通常4回戦まではスムーズにいくものです。
それがチリッチの場合、序盤でかなりもたついている。
私も管理人様が仰るように運の要素が大きいと思います。
が、準決勝決勝でギアを上げられたという事実自体が凄いことなのです。
何かがきっかけで覚醒することはあります。
ジョコビッチもアレルギー対策をしてから、手がつけられないようになった時期があります。
その例とはもちろん違うのですが、チリッチにも何かスイッチが入ったように見えたのです。
そして、フェデラー戦が良すぎました。
全てのプレーの選択にミスがなかったのです。
ネットプレー、逆クロス、パッシング等々。
そして、決勝もそのまま継続しました。
かつてのチリッチを知る身として、同じ人間とは思えないのですね。
ですので、「準決勝決勝のプレー」を継続できたらと書きました。
あと、フェデラーのことをロートルと書かれていますが、世界3位ですよ。
そのロートルよりランクが低い選手が何百人もいるということです。
彼に勝てる選手はいます。圧勝したことが凄いのです。
ちなみに錦織君に対する評価は管理人様と全く同じですよ。
私、一応7年追っかけてますが、その当時からグランドスラムの優勝を争えると思ってましたから。
それだけあのフォアハンドは魅力的だったのです。
初めて錦織君を見たとき、この人フェデラーなの?!みたいな衝撃が走ったのを覚えています。
テニスというスポーツにおいて、誰にも負けない武器が1つある人=グランドスラムを獲れる人ですから。
ワンショットで形成を逆転できるストロークを持つ人は今も昔も一握りです。
弱いと言っているんじゃなくて、「スピードよりも技巧タイプだ」と言っているんです。換言すれば、高速サーブには弱いが、ラリーには強い。チリッチとラオニッチには弱いが、他の選手には強い。そういう意味です。
グー・チョキ・パーみたいな関係です。チリッチはたまたま、その関係のよい相手と巡りあった、という運の要素を重視しています。
チリッチがチョキだとすると、シモン・タイプはグーで、フェデラー・タイプはパーです。
なお、決勝のチリッチは、特によかったとは思えませんでした。足の動かない錦織を相手に、あれだけセットを奪われるなんて。全部 6-1 ぐらいでもよかったのに。
しかしまあ、物の見方は人それぞれということで。お開き。 <TT>(^^);</TT>
> 「初めての決勝の舞台で緊張していたのと、体力的に使い果たしていたので試合に100%集中できていませんでした」と、素直に認めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140912-00000043-dal-spo
楽天オープンで優勝して 500ポイントを獲得。
前年ポイントは 90ポイントで、差し引き 410ポイントアップ。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14136219009
ベルディヒはチャイナオープンの決勝敗退で 700ポイントを獲得。ただし前年も準決勝まで行っている。(400ポイントぐらい?)
http://blog.goo.ne.jp/kamyu-2006/e/4325bcfc0ec66d7dde250866b43a4adf
差し引きして 300ポイントぐらいのアップか。
現時点のポイント。
→ http://www.tennis-navi.jp/tour/info/atp_ranking.php
結果的に、ベルディを追い抜いて、錦織が6位に上昇。ベルディヒと地位交替。
5位のフェレールとは僅差であり、近い将来に5位を狙える。
→ http://news.tennis365.net/news/today/201410/102075.html
> 今年の全米オープン決勝で、錦織を下してグランドスラム初のタイトルを獲得したチリッチは、その後チャイナ・オープン男子の準々決勝でA・マレー(英国)に、上海マスターズでは1回戦で同胞のI・カルロビッチ(クロアチア)に敗れて初戦敗退
http://news.tennis365.net/news/today/201410/102243.html
現在のパリバ・マスターズでも、故障欠場。
──
現時点では、トマシュ ベルディヒが好調だ。パリバ・マスターズでは、強者が戦っているが、ワウリンカは病気のせいで敗退した。
http://www.thetennisdaily.jp/news_detail.asp?idx=107601
→ http://www.atpworldtour.com/Rankings/Singles.aspx
4位のワウリンカとの差はわずか。最終戦の結果しだいでは、4位になれそうだ。その可能性は高い。
ツアーファイナル公式スーツ姿での撮影終わりました。
↓
http://www.barclaysatpworldtourfinals.com/en
今だとトップに載っております!唯一の5フィートプレイヤー(苦笑)
日本人がこのエリート8に残って出場するなんて…
感動しかありません。
TOP4の二人が同組でキツイのですが、何とか勝ち進んでもらって準決勝へ。
そして来年全豪の#4シードも取ってもらいたいですね。
なんとBS朝日で中継、しかも試合終了まで!
管理人様の環境はわかりませんが、初戦のマレー戦がおそらく一番楽しめると思いますので、よかったらどうぞ!松岡修造氏解説です。
→ http://youtu.be/8uNx-l4uMPs
勝ち負けで言えば、錦織が負けたのは残念だが、それより、フェデラーが圧倒的な強さを見せたことが素晴らしい。
昨年は不調で、すっかり衰えたかと思えたのだが、今年は好調で、特に今回は素晴らしい。全盛期の強さをいまだに維持できているようだ。
私はテニスファンではないので、これまでフェデラーのプレーを見たことがなかったのだが、このたび全盛期の強さを見ることができて、とても良かった。
錦織の強さのレベルはわかっているので、それを圧倒するだけの強さというのがどのくらいのものなのか、はっきりと理解できた。感動した。
横綱・貴乃花の強さを見たときに似た感じだ。
錦織くんも、フェデラーの心の強さというものをはっきり実感できたことで、「スーパースターの真の強さを実感した」という喜びを感じているだろう。勝ち負けとは別のレベルで、対戦できた喜びを感じているはずだ。そして、それは、彼だけが味わえるものだ。
第二セットは優勢で、第三セットの1ゲームも優勢に進めていたのだが、その途中からおかしくなって、以後、ミスの続出。少しずつ軌道が狂って、ネットにぶつかったり、ラインの外に出たり。
急激に悪くなったので、疲れというよりは、故障に近い状態になったのだと思える。特にサーブがおかしかったので、右手首に変調が来たのだろう。
今回は、故障をきちんと直さないで出場したのが、ちょっとまずかったね。
先に二週連続で出場したのがまずかったのだと思える。
フェデラー 4 7 7(8) 2
ワウリンカ 6 5 6(6) 1
4-6,7-5,7-6でフェデラーが勝利して、ジョコビッチの待つ決勝へ。
ワウリンカに4度マッチポイントを握られるも、それを凌いで勝ちきる。
大熱戦だったそうだ。こんな試合は滅多に見られるものではないという。
ワウリンカがそれほど強いのだとしたら、錦織よりも強いね。上位4人は(新)ビッグ4となっていて、入り込めないかも。
ただ、ワウリンカは、調子の波が激しいようだ。そこが問題かな。安定性では錦織が上かも。
でも錦織も全米ではジョコビッチに勝っているんだよね。
> 錦織が右手首を痛めている
→ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141122-00000105-spnannex-spo