朝日の誤報騒動については、先に述べた。
→ 朝日の誤報?(特許権)
つまり、「朝日は誤報をした」と批判した人々がいたが、そういうふうに批判した人々の方が誤報(誤解)している、ということ。「あいつは間違いだ!」と大声を上げた人々の方が間違っていた、ということ。
これについて、当該の記者から、私の見解の方が正しい理解だという旨、確認の言葉が出た。
特許L=おわり)「無条件」について、以下のブログの趣旨で使いました。3日の記事は「誤報」ではありませんが、より正確に伝わる分かりやすい記事を書く努力をしていきます。http://t.co/tAZ8BCIGIY
— 西尾 邦明 (@KuniakiNishio) 2014, 9月 8つまり、騒いでいた方が記事を誤読していただけなのだ。こうして真偽については決着が付いたことになる。
( ※ のちに、このツイートは削除された。例の東大教授に恫喝されたため。[後述])
──
ところが、このあと、批判する側はみっともない反撃をしはじめた。
ブログを読まねばわからないような記事? @KuniakiNishio: 特許L=おわり)「無条件」について、以下のブログの趣旨で使いました。3日の記事は「誤報」ではありませんが、より正確に伝わる分かりやすい記事を書く努力をしていきます。http://t.co/XULSAyoxXB
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2014, 9月 8呆れた。こんな弁解なら、しない方がマシ。その点でも、朝日新聞の記者に質の低いのが混じっていることが、よくわかった。
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2014, 9月 8ウェブ記事を読まないと正確に理解できないような記事を、購読料を払っている読者に日々読ませているというのか。もしそう強弁するなら、自分の筆力の至らなさを詫びるのが先だろう。それに、記者の書いた思惑だらけのウェブ記事なんかより、高橋淳先生のウェブの方がはるかに正確で、信用が措けるよ。
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2014, 9月 8朝日新聞は、記事を読むだけでは正しく理解できず、記者の書いた過去の記事やウェブサイトを詳しく読まねば、誤った理解に至るというのですね。プロとして、恥ずかしくないですか。 @KuniakiNishio 特許@)3日の「社員の発明」の記事は「誤報」ではありません…
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2014, 9月 8何ともまあ、下品な反応か。
(1) 「自分の方が間違っていました」と詫びることができない。他人について「間違いがあれば質せ」と主張していたくせに、自分の間違いについては自分で主張していたことができない。
(2) 相手の言い分にはまともに反論しない。かわりに、全然見当違いのことを持ち出している。論点そらしをして、揚げ足取りだけ。イヤミを言っている。まともな議論に対して、侮辱語を返している。下品すぎる。最初はまともな議論をしていると思ったら、いつのまにかただの悪口。
(3) 「ブログを読まねばわからないような記事」なんて、誰も言っていない。仮に、誰かが何かの解説をしたら、それは「解説なしにはわからない文章」なのか? まさか。典型的なミスリード。(誤報とも言う。)
ひどいね。
特にひどいのは、(3) だ。「ブログを読まねばわからないような記事」という評価は、明らかに虚偽だ。(正しくは「全文を読まなければわからない記事」だ。) この東大教授は、ブログを読んでようやく真意をつかめたようだが、別にブログを読まなくても、朝日の記事の全文を読めば簡単にわかることだ。なのに、記事の全文を読まないで、記事の冒頭を読んだだけだったから、自分ではわからなかったにすぎない。読まないので、勝手に誤読したわけだ。(この件、次項で詳しく述べる。 → 次項 )
「ブログを読まねばわからないような記事」と書いた本人は、「ただの皮肉です」と弁明するかもしれないが、だとしても許されることではあるまい。もともと虚偽だとわかっていることを悪意をもって捏造している。
いずれにせよ、このような汚い悪口は、東大教授の書くことじゃないね。学者の知性のかけらもない。下品すぎる。
また、少なくとも「ブログを読まねばわからないような記事」と書いたからには、「ブログを読んだらわかりました」ということだろう。つまり、「自分は誤読していた」とわかったはずだ。だったら、きちんと謝罪するべきだろう。勝手に誤読した上にあれほどにも攻撃したのだから、きちんと詫びるべきだろう。また、「誤報でもないものを、誤報だと私は書きました」というふうに、読者に向けて訂正記事(訂正ツイート)を掲載するべきだろう。
自分の過ちを正せないというのは、学者として致命的だ。ひどすぎ。
なお、この教授が何か反論するのであれば、きちんと知性的な文章で反論すればいい。特に、本ブログの趣旨に反対するのであれば、そのような内容を知性的に論じればいい。(2)で述べたように。
……といっても、無理か。この人にできるのは、知性的な文章を書くことではなくて、せいぜい揚げ足取りの侮辱だけだろう。猿に「空を飛べ」と言っても、無理に決まっている。
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似た例は、この人のお仲間である池田信夫にも当てはまる。
このブログは「STAP細胞は存在する」と主張し続けて笑いものになったことを知ってるのかな。 RT @KuniakiNishio: 特許L=おわり)「無条件」について、以下のブログの趣旨で使いました。3日の記事は「誤報」ではありません。http://t.co/m750t3VkXW
— 池田信夫 (@ikedanob) 2014, 9月 8これも同じ穴のムジナ。上に書いたことがそっくりそのまま当てはまる。つまり、きちんと知性的な文章で反論することができずに、揚げ足取りみたな侮辱だけができる。
しかも、その内容は虚偽。
本ブログは、「STAP細胞は存在する」と主張し続けた、といことはない。「STAP細胞は存在しそうだ」という見通しを述べただけだ。たぶん池田信夫が言っているのは、(彼の言及したことのある)この記事だろうから、きちんと読むといい。
→ STAP細胞の Oct4 発光を確認
ここでは、「STAP細胞は存在しそうだ」という見通しを述べただけであり、断言はしていない。その時点では真偽(存否)は不明であった。
一般に、未来の結果がどうなるかは、その時点では不明である。だから、予想はできるが、断言はできない。本ブログもそうだ。予想はしたが、断言はしなかった。
なのに池田信夫は、「断言した」という趣旨で批判している。これもまた典型的な誤読だ。彼の主張に従えば、未来への予想がはずれた人々はみんな「嘘つきだ」ということになる。たとえば、錦織が全米オープンでどういう結果を残すかについて予想がはずれた人々はみんな「嘘つきだ」ということになる。……そんな理屈が通るのか?
さらに言えば、上記の私の記事は、3月09日の記事だ。この時点では、情報は錯綜しており、STAP細胞の存否については決定的なことは言えてなかった。
なのに、ことの真偽が判明したあとでも本ブログが「STAP細胞は存在する」と主張し続けた、……というふうに書いているのは、虚偽である。池田信夫はとうとう捏造するようになってしまったのだ。ひどいものだね。ま、もともと嘘つきではあったが。
( ※ そもそも、朝日の記事の話をしているところで、突然 STAPの方に話題を逸らして悪口を言うなんて、池田信夫はもはやまともな議論もできないレベル[悪口を言いあう2ちゃんねらーレベル]にまで落ちてしまったようだ。/ STAP で言うなら、彼は自分が笹井さんを死なせるに至った一派だということに気づいていないのか? 自分もまた殺人集団の一人だということに気づいていないのか? ま、彼に倫理を求める方が筋違いだ、ということかも。)
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上記の東大教授であれ、池田信夫であれ、日本にはひどすぎる知性レベルの人が人気を得ている。ひどいものだ。他人の発言を誤読して、勝手に妄想を抱いて、その妄想対象を攻撃する。そのことで現実の対象に被害を及ぼす。
これらの人々は、他人を侮辱することしか能がないのか? まともに知性的な議論をすることができないのか? もし知性的な議論ができるのであれば、上記の議論に正面から反論してみるがいい。
しかし、そういうことはできまい。猿に「空を飛べ」と言っても、無理に決まっている。彼らに可能なことは、20字程度の短文で他人の悪口を言うことだけだ。それ以上のことは、彼らの知性には余るのだ。特に、知性的な論文のような文章を書くことは、無理なのだ。
( ※ ツイッターというのは、そういう知性レベルの人のためにある。)
[ 付記 ]
もう少し解説を加えておこう。
まずは、ツイートを引用する。
白状すると、幼少時から50年近く慣れ親しんでいるのが、朝日新聞。思うところあって、近時購読を止めましたが。自分のよく知る領域でこんなことが起こると、購読再開の機は、もう来ないかもね。残念だ。
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2014, 9月 8これを見てもわかるように、この東大教授は、朝日の記事を読んでいなかった。相手の話(特に後半)を読まなかったから、前半だけを読んで、早とちりしたわけだ。
「相手の文章を読みもしないで批判した」ということを、自分自身で告白しているわけだ。呆れたものだ。
しかも、今日の時点でまだ「方針を固めて」などいない。3日朝のその判断は誤り。即ち、誤報というしかないでしょう。 @KuniakiNishio 特許K)特許庁は「方針を固めていない」と公式説明しましたが、複数の政府幹部や小委員会関係者らへの取材から、方針を固めていると判断しました。
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2014, 9月 8これは、元記事が「特許庁は方針を固めた」というふうに報じたことに対して、特許庁が「方針を固めていない」と公式説明したので、「朝日は誤報した」という批判が出たことへの反応だ。記者は「それは誤報ではない」と釈明したが、特許庁が「方針を固めていない」と述べたことをもって、あくまで「誤報だ」と言い張る。
呆れた。役所が公式発表の前に「方針を固めた」と正式表明するわけがないだろうが。「方針を固めた」と正式表明すれば、「だったらすぐに公開しろ」と言われる。だから役所にしてみれば、公式発表の前には「まだ決まっていません」と表明するしかない。なのに、それをもって「役所が公式表明していないから、未定だ」なんて言い張るのでは、たいていのニュース(お役所関係)は誤報だということになる。
たとえば、以下の記事だ。
特許庁は、企業で新しい技術を発明した際の特許の権利について、産業界からの要望を受けて、発明した社員に対する報酬を法律で担保することを条件に、社員ではなく企業に帰属させるよう制度を変更する方針を固めました。
( → NHK )
新ルールは、発明者に報いる仕組みを各企業が整えるよう法律で義務付ける方向だ。早ければ秋の臨時国会に特許法の改正案を提出する方針だ。
( → 日経 )
特許庁の有識者会議「特許制度小委員会」は3日、社員の発明で得られた特許権を、企業が一定の条件付きで保有できるよう、特許法を改正する方針で一致した。
10月の次回会合で、発明した社員に対する十分な報酬の保証などを条件にすることを盛り込んだ骨子を取りまとめる見通しだ。
( → 読売 )
これらの記事もまた、「方針を固めた」というふうに報道している。朝日が誤報なら、NHK、日経、読売もまた、誤報だろう。そして、これらの各社は、特許庁が公式決定をするまでは、何も途中経過を報道してはいけない、ということになる。(なぜなら特許庁は、公式表明をするまでは、方針を固めたことを明示することはないからだ。)
結局、この東大教授は、「政府の公式表明以外は何も報道してはいけない」と言っているにすぎない。「大本営発表以外は報道禁止」というわけだ。呆れる。
自分が何を言っているか、理解するべきだろう。そしてまた、批判するなら、朝日だけでなく、NHK、日経、読売も、「誤報だ」と批判するべきだろう。
こんな知性レベルでも東大教授になれるのかと思うと、慄然とするね。
ま、この人に限ったことではないのだが。何しろ、「東大話法」なんてのを書く東大教授もいるからだ。どっちも同類か。
三四郎池の隣はいつのまにか、猿山になってしまったようだ。
【 追記1 】
「方針を固めた」という点については、NHK、日経、読売もまた同様に論じているのだから、誤報ではない。
この意味で、上記の東大教授が「誤報だ」と述べたこと自体が誤報であった。したがって、この東大教授は「誤報だと述べたのは私の間違いでした。私が誤報しました」と謝罪するべきだろう。
自分がきちんと謝罪できるかどうかで、鼎の軽重が問われる。
【 追記2 】
西尾さん、あなた、こういう書き方をする以上は、このブログの中身に一言一言、すべて責任を負うんですよね。 @KuniakiNishio 特許L=おわり)「無条件」について、以下のブログの趣旨で使いました。… http://t.co/XULSAyoxXB
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2014, 9月 8わけがわからん。 何だって、「一言一言、すべて責任を負う」必要があるんだ? 「解説の趣旨が自分とブログで同じ」というだけだ。一言一言は関係ないだろう。
これはもう、恫喝ですね。恫喝されたせいで、記者は自分のツイートを消してしまった。
東大教授には、自己を批判する記事を紹介する発言を封殺しようとするような、ネットヤクザがいるんだ。
こういうネットヤクザが、池上問題では「批判を掲載しろ」と大騒ぎ。自分への批判はツイッターさえ許さずに封殺するが、朝日への批判は掲載した上で原稿料を払え、という主義。
( ※ なお、この東大教授は、悪口や恫喝は何度も書くくせに、肝心の論点[無条件とは何を意味するか]については、一言も論じない。ということは、本ブログの見解に異を立てないということだろう。つまり、自分の誤読を認めたと言うことだ。で、論理では反論できないから、悪口と恫喝で反論する。まさしくネットヤクザ。)
( ※ この東大教授は、「公開されている部分では誤報としか読めない」というツイートをリツイートしている。これも間違い。正しくは、「公開されている部分」ではなくて、「無料公開されている部分」だ。で、無料部分だけを見て、全文を見ないで早とちりする。だから、その早とちりを批判されているのだ。この東大教授の言い分は、いわば、「論文を読まないで Abstract だけを読んで批評する」というのと同じだ。学者の態度ではないね。しかも、そのことを指摘されたら、恫喝で返答する。呆れる。)
[ 補足 ]
なお、今回の騒動のポイントは、「無条件」という言葉の使い方にある。
「無条件で……する」というのを、どう解釈するか?
元の記事では、「条件なしで……する」「一律に……する」という意味で使った。「……するための条件をはずす」とも言える。
一方、誤読した人々は、「全面降伏する」「相手の言いなりになる」「対価・報酬はまったく得られない」というふうに解釈した。
比喩的に言うと、日本が敗戦したとき、「無条件降伏」には、次の二通りが考えられる。
・ 天皇制の維持をはずされるだけ。つまり、日本は民主化する。
・ 相手の言いなりになり、日本は植民地となる。国民は奴隷化する。
このような解釈の違いが生じるだろう。で、「後者だ」と思った人が、実際には前者だという事実を無視する。そのあげく、「後者の意味だと思ったのに、実際には前者じゃないか。だとすれば、無条件降伏というのは誤報だ!」と非難する。
あほくさいですね。自分が誤解していただけなのに、それを他人のせいにする。
人はどうして自分の過ちを理解できないのだろう?
【 関連サイト 】
→ 玉井克哉(Katsuya TAMAI)(@tamai1961)Twilog
※ 2014年09月09日のツイート(まとめ)
本日分。
→ 玉井克哉(Katsuya TAMAI)(@tamai1961)
※ 2014年09月05日のツイート(まとめ)
ここで「一律」という語を検索するとわかるが、
「無条件」の意味を指摘した人がいる。つまり、
私のブログ記事を読まなくても、正しくわかる。
「ブログを読まねばわからないような記事」など
ということはないのだ。

何だか慰安婦の問題で大好きな朝日を擁護できないから、こういうところでうさを晴らしてる感じがして笑ってしまいます。いや失礼。
あの1面トップの大誤報を無視して、あくまで朝日を叩きたいだけなんだなあと。
https://twitter.com/tamai1961/status/507451841815134209
>仮に昨日の朝刊に「石破氏、幹事長続投へ」と書いてあったら、みんなびっくりしたでしょう。これまでの流れと違うし。
>で、組閣が始まってみると谷垣さんが幹事長になっていた。「いやいや、8月半ばまでは石破さんは交代を渋っていたし、必ずしも誤報とは言えない」とは、ならんでしょう。
「小渕幹事長で調整…谷垣法相、党要職での処遇も
安倍首相は、9月3日の内閣改造・自民党役員人事で、小渕優子・元少子化相(40)(群馬5区、衆院当選5回)を党幹事長に起用する方向で検討に入った」
読売新聞・2014年08月31日
→ http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140831-OYT1T50001.html
→ http://j.mp/1rUf1Eq
→ http://j.mp/WJyFEC
たしかにひどい誤報だ。 <TT>(^^)</TT>
タイムスタンプは 下記 ↓
つい最近、次の項目がネットでちょっと話題になっていた。
→ http://openblog.meblog.biz/article/1981041.html
ここには、「池田信夫が嘘つきだ」という話がいっぱい書いてある。
また、「池田信夫 嘘」で検索すると、上記項目がかなり上位に来る。
というわけで、池田信夫としては、本サイトを苦々しく思っており、何とか意趣返しをしようと思っていたのだろう。
それで、ここぞとばかり、ちょっかいを出して、悪口を言ったのだろう。
一見、知性的な紳士に見えても、その根っこは、ブルドッグみたいなものなのである。
確かにそう思います。
元アナウンサーの長谷川某とかも・・・