本日の新聞からニュースを三つ取り上げる。
・ 川の中州の事故の原因
・ 保育所の企業参加の制限
・ 扶養控除の問題 ──
小さな時事ネタを三つ。
(1) 川の中州の事故の原因
川の中州の事故があった。増水して、自動車ごと流されて、母子が死亡。
この対策はどうすればいいかな……と頭をひねっていたら、意外なことが判明した。この事故は人災だったという。
・ 運営会社の運営が放漫
・ 川の中に勝手に砂を入れて中州を拡大した
呆れる。詳細は下記。
→ 丹沢3人死亡:中州キャンプ…専門家驚き「川の中と同じ」
→ 中州の危険性、以前から指摘 キャンプ場聴取へ
→ 事故の山北キャンプ場 中州は違法造成か「事故でなく人災」
きちんと規制をしておくことが大切ですね。さもないとこういう犯罪企業をのさばらすことになる。「規制緩和をすれば経済は活性化する」なんて唱えていた竹中・小泉路線なんかを取っては駄目だ。(池田信夫も同様。)
(2) 保育所の企業参加の制限
待機児童がなかなか減らないのはどうしてか……という問題があるが、意外な真相が判明した。企業の保育所の参入を制限しているそうだ。どうしてかというと、社会福祉法人(社福)だけができるように制限することで、社福が儲かるようにと、社福の業界が自治体の議会に圧力をかけているそうだ。社福による利益の独占。囲い込み。不当な競争制限。
→ 認可保育園、社福が独占 競争恐れ、増設ブレーキ
独禁法違反丸出しだ。公取委が介入することもあるそうだが、公取委は骨抜き状態だから、ろくに機能していない。ひどいものだ。
なお、例外は、横浜市と川崎市で、自治体首長の強いリーダーシップにより、企業の参入が認められている。そのせいで、この二つでは、待機児童がほとんどないそうだ。
※ 朝日新聞の調査報道。立派だ。北川慧一記者。偉い。
(3) 扶養控除の問題
前から言われていることだが、サラリーマンの妻にはいろいろと優遇措置がある。扶養手当など。
扶養手当がもらえるには、年間所得が 103万円以内。社会保険料の負担免除は、年間所得が 130万円以内。それを守る限り、大きな利益を得られる。
そこで、このどちらかの限度額以下になるように、女性労働者はあえて給料をもらわないでタダ働きしたり、賃下げに甘んじたりする。その方が国からお金をもらえるので、かえって得になる。
→ ここは扶養の国、日本 85年は女性の「分断元年」か(朝日))
こうして企業も女性労働者も win-win の関係になるわけだ。双方利益で、万歳 ……なわけがないだろ!
これじゃ、国が金を払って、ブラック環境を推進しているのも同然だ。本末転倒。
──
さて。では、どうすればいいか? 私の提案は、こうだ。
「上記の所得制限を、子供の年齢に応じて、可変的に変動させる」
例。
(1) 子供が0〜5歳 では、上記の限度額を守る。(さらに別途、福祉手当)
(2) 子供が6歳〜12歳では、上記の限度額の半額。
(3) 子供が 13歳以上では、限度額をほぼゼロにする。(扶養される妻の優遇をなくす。)
その一方で、次の措置を取る。
「女性労働者を雇用した企業を優遇する。何らかの課税免除・課税減額」
このことで、企業による女性雇用を増やし、かつ、女性労働者の賃上げを狙う。女性は、家庭にいる場合は負担が増えるが、働く場合には逆に補助金をもらえる感じだ。(国から企業に金が出て、企業から女性労働者に金が出る。)
これでOKだろう。
2014年08月03日
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