( ※ 本項の実際の掲載日は 2013-09-25 です。)
先に「北海道の鉄道を大幅に廃線せよ」と述べた。
→ JR北海道は路線廃止せよ
しかし、鉄道を廃止するだけでは、片付かない。北海道の農産物をどうやって本州に運ぶか、という問題が残る。
──
まず、現状を見ると、こうだ。
「北海道の物流の大部分は、トラックと船舶である。港湾は、北海道の西部の港(小樽・室蘭・苫小牧)を使う」
「北海道の東部でつくられた農産物は、トラックで西部に運ばれたあと、そこの港から船で本州に運ばれる」
→ 出典 PDF から要旨。
この PDF の一部を抜粋すると、次の通り。
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以上のことから、次のことが結論される。
・ 東部で作られた農産物を西部に運ぶのは、非効率だ。
・ 東部の網走港と釧路港から出航するべきだ。
・ そのために東部の交通網を整備するべきだ。(港湾・道路)
──
現状は、そうなっていない。なぜか? 東部の交通網が整備されていないからだろう。実際、網走港からはフェリーなどの定期便は出ていない。釧路港からの出港も少ないようだ。
これらの港湾と北海道東部の内陸部を結ぶ道路がどうなっているかは、調べないとわからないが、たぶん整備されていないのだろう。
( ※ 高速道路は、中心地たる札幌から放射状に延びるので、遠隔地の各拠点を結ぶ高速道路はできていないのだろう。そのせいで、港湾へ至る高速道路はできていないのだろう。……推測だが。ただし、建設中かも。)
《 注記 》
あとでちょっと調べ直したところ、まさしくその通りだと判明した。上記の PDF を見てもわかる。(高速道路の説明図。)
──
ともあれ、結論としては、こうなる。
「鉄道よりも、海路輸送のための交通網を整備するべきだ」
金をかけるべき箇所を、間違えてはならない、ということだ。
( ※ JR北海道には、売上げ高の4割もの補助金を投じているが、そんなところに金をかけるよりは、港湾の整備などに金をかけるべきだろう。)
【 追記 】
あとで調べてみたところでは……
(1) 網走港は、利用できない。港湾設備は十分にある(出典)のだが、途中の航路である野付水道の水深が浅くて、大型船舶が通行できない(出典)。
(2) 釧路港は、利用できるが、今ではフェリーが運航しなくなってしまった(出典)。理由は、利用者が少ないせいらしい。苫小牧や小樽からは、道内各地に向けたバスが出るが、釧路港からは網走と根室ぐらいしか行くところがない。(他の場所は、苫小牧や小樽を経由する方が便利。)
これは経済的な問題だ。どうせ金を出すなら、釧路港にフェリーを定期就航させるように、補助金を出すのがいいだろう。ついでに、「釧路−網走」間の鉄道を廃止して、代わりに隣接する国道 391号線にバスを走らせるといいだろう。
これによって、道東の利便性は大幅に向上するはずだ。たとえば、北見の農産物は、遠距離をトラックで運んで苫小牧からフェリーで出すかわりに、釧路港からフェリーで出すことができる。
なお、現状ではフェリーがないので、不便に感じている人が多い(出典)。
※ ついでだが、IT技術を導入して、フェリーのダイヤを可変的に変えるといい。たとえば、北見の農産物のフェリー利用が増えたときには、釧路のフェリー発着数を増やす。そうでないときは、フェリーを苫小牧に向ける。このように、同じ数のフェリーがあっても、その航路を可変的に変えるといい。(チャーター便みたいな扱いになる。)

道東方面も高速道路(NEXCO以外の、開発局担当分も含めて)が徐々に伸びつつありますし、そもそも国道や道道、広域農道なども実のところ結構整備されています。主要幹線道路は除雪もそれなりにきめ細やかです。
よって、管理人様ご提案の件は、やろうと思えばすぐに取り組むことが可能なのだと思います。
予算と資源の『選択と集中』をどこに置くか、省庁間の縄張りをどううまく調整するか、というところが課題でしょうか。
僭越ながら、道内出身者として、またコメントさせていただきます。
釧路も案としては悪くないのですが、たまに流氷が流れて来るんですよねー…。
まあ最近は温暖化の影響なのか、滅多に来ないので、無視してもいいかも知れませんが。
とりあえず農作物は、基本は秋出荷だからいいとしても、肉や水産物とかは年中ですし、場合によっては、冬にこそ出荷が多い産物があるかも知れません。
流氷が陸に接岸しなくても、はぐれ者がやって来て、タイタニックになっては困ります。
オホーツク海側ではレーダー、航空機の監視等で対応していますが、流れてきたときだけ対応すればいいのでしょうかね。
「3月に来た。5年振り。港湾内は17年振り」
とのこと。
→ http://www.gyokyou.or.jp/10/144.html
あんまり気にしなくていいのでは? もともと「すべてを釧路にする」という提案でもないし。夏を基本にして、全体の半分をメドに、釧路へ、という程度。残りの半分は苫小牧でもいいし、冬季ならば青函トンネル経由でもいい。
あと、夜間でなく昼間ならば、流氷は目視できるでしょう。危険を避ける方法は、プロの船乗りに任せれば十分。いつでも欠航できるんだし。
あと、流氷にぶつかっても、沈没することはないでしょう。氷山じゃないんだから。クジラにぶつかるのと似たようなものだ。
有能な政治家が ”22世紀の北海道プラン”として提言しても ??
旧国鉄の分割民営化時からの、離島三社の経営課題が解決されないままであるため、このようなことになってしまったかと思いますが、リンク先記事にあるとおり、離島三社が空路に参入(既存航空会社の吸収や新規LCC立ち上げなど)するという方法もあろうかと思います。例えば、羽田〜新千歳のドル箱路線に就航できなくとも、羽田の代わりに成田か茨城にする、新千歳の変わりに札幌丘珠(FDA社がジェット機でテストフライトの実績あり)にする、さらには、札幌丘珠を利用するのであれば、プロペラ機(DHC-8-400だけでしょうが)を採用するなど、色々考えられると思います。
このあたりで北海道を優遇した方が良さそうだ。国際便は羽田を利用する優先度が下がる。早朝便じゃなくて、真夜中便を利用してもらう方がいい。近くの宿に泊まって、タクシーで行ってもらえばいい。
→ http://deigwat.blog.fc2.com/blog-entry-3.html
新千歳空港だけは別です。
この空港は、日本国内空港で数少ない黒字
の空港です。
(典拠は国交省HPなど。リンク張り省略)
北海道を元気にするためには、新千歳空港
に集中投資する方が良さそう。
(ただし他の道内空港は軒並み赤字なので、
あくまでも、新千歳空港に限ります)
→ https://togetter.com/li/1739190