京都の花火会場で火事が起こった。重症者多数。近年ではかなり大きな事故だ。
→ 発電機に給油 気化ガソリン引火か
火事の理由は、発電機用のガソリンに引火したことらしい。発電機に給油しようとしたところ、ガソリン缶から霧状にガソリンが噴霧して、それに近くの火が引火した。さらには、そばにあるタンク or ガスボンベ(?)にも引火して、爆発事故が起こったらしい。
その原因は?
この手のガソリン缶は、夏には内部圧力が高まっているので、あらかじめ圧力を抜くべきだった。なのにその手間を省いたので、圧力が高いまま、口からガソリンが噴霧してしまった。それに火が付いて、火事になったわけだ。
とすれば、「圧力を抜く」という手間をきちんとかけておけば、火事は起こらなかったことになる。
図の左側の銀色は、給油口。
図の右側の小さな銀色は、圧力抜きの栓。( → 拡大写真)
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とはいえ、こういう事故が起こるのを「個人の責任」に帰するのでは、事故の再発を防げない。人間はミスをするものだからだ。で、「あいつが悪い」という席に追求をするだけでは、無辜の市民の被害を防げない。今回は、小さな子供たちが全身 大ヤケドのような被害を負った。それを「屋台の業者が悪い」で片付けるわけには行かない。
なぜか? この問題には、「フェイルセーフ」の発想が欠けていた、という社会的な問題があるからだ。
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私としては、この種の事故を防ぐために、機器自体に「フェイルセーフ」の機構を組み込むべきだと思う。
具体的に言うと、こうだ。
「ガソリン式の発電機には、ガソリンタンクに給油するかわりに、カートリッジタンクを装着するだけで済むようにする」
これならば、ガソリンが外に出る経路はふさがれているから、原理的に火事は起こらなくなる。これが抜本的な対策となるだろう。とりあえず、ここで提案しておく。
[ 付記1 ]
カートリッジ式のガソリンタンクというものは、存在しないようだ。(ググってみた。)
一方、カートリッジ式のガスタンクというものは、存在する。これはもちろん、事故が起こりにくい。ただし、携帯用ガスコンロのガスボンベみたいなものだから、火力は小さい。長時間の連続運転には向いていない。
この手の発電機は、あるにはあるが、あくまで小規模・短時間の用途であるようだ。カタログを見ると、「ガスのカセット2本で2時間程度使える」という程度。これで 10万円もするのだから、ガソリン式発電機に比べると圧倒的に劣る。
[ 付記2 ]
「ガソリンのかわりに灯油を使う」というタイプの発電機もあるが、ディーゼル式であるせいか(?)、大型で高価格になってしまう。特別な大規模な用途以外には、向いていない。
→ 灯油で動く発電機
[ 付記3 ]
ガソリン式の発電機は、ガスや灯油式に比べて、圧倒的に高性能で低価格である。下記にずらりと並んでいる。
→ ガソリン式発電機(一覧)
[ 付記4 ]
ガソリン式の発電機は便利だ。とはいえ、ガソリン缶というのは、テロの道具にもなるような、危険なものだ。それを、誰でも簡単に扱えるのは、ちょっとおかしい。
とすれば、現状では、この種の危険物の取り扱いについて、簡単な講習を義務づけるべきだろう。ガソリン販売のたびに、チラシを渡す、というような手段を尽くした方がいい。特に「圧力抜き」については重要だ。
→ 参考情報「圧力抜き」(知恵袋)
【 追記 】
下記に詳報がある。
→ 2回の爆発 ガソリンに引火か NHKニュース
→ 朝日新聞デジタル:燃料缶の減圧怠り爆発か 京都・花火大会事故
朝日新聞・朝刊 2013-08-17 によると、ガソリン発電機は危険でうるさいので、東京などでは使われないそうだ。通常は電柱から電気を取る。川原や広場などでは、大型の発電機を共同で設置して、そこからコードで引っ張ってくる。いずれにせよ個人単位でガソリンを扱うことはないから、安全だ。
こういう措置を義務づけた方がいいだろう。
そもそも大量の人出のあるところで危険な爆発物(可燃物)を素人がいじる、というのが、根本的におかしい。

→http://www.honda.co.jp/generator/products/eu9igp/
IHIのマイクロガスタービン
http://www.ihi.co.jp/ihi/press/2011/2012-2-16/index.html
こちらはタイニーロータリー
http://www.wired.com/gadgetlab/2011/06/tiny-rotary-engines-could-power-gadgets-with-gasoline/
ここまで小さくする必要は無いと思いますが、この辺は使えると思いますが出てきませんね。
なお、HONDAさんのLPガス仕様は販売価格が同等性能のガソリン仕様より6万円程高く¥199,500-。さらに残念ながら「専用ガスコードの設置を必要とする」とあり、移動用途つまり露天商を考慮していない様です。
レシプロの小型ジーゼルが商品化されていないのは騒音のせいかもしれません。
事故原因が明かり取りの様ですが、キャンプ用のガス灯を準備しておけば燃料補給の間の代用になるんですが、めんどくさいでしょうね。
屋台でガソリンが必要になるのは発電機だけでしょうから、発電機専用の場所を区切って50メートルぐらいを万が一の事故時の緩衝帯として空けておき、それぞれの店に長めの電気コードを引いてもらう。どうしても自分の店の脇に発電機を置きたい人には、面倒でもみんなが発電機を置いている場所まで運んで補給してもらう。それも嫌なら補給はさせず、人がたくさんいる所でホットヒュエリングしようとした業者には摘み出すぐらいの強い制裁を行う。
これなら屋台の人たちには電気コードを余分に買い足してもらうだけで済むので、ローコストで安全を図れると考えます。
屋台に限らず、日本人はガソリンに対する危機意識が低すぎるんですよね。私はボロいクルマからガソリンが漏れているかもしれない駐車場で咥えタバコで歩く人がいるのを見ると驚愕しますが、たいていの人は私が驚くことに驚きますね。:p
管理人さんならそんなことはとっくに考えてるかな。
それがカートリッジ式なんですよね。タンクと本体がセットで うまい構造を取るようにするわけ。特殊なタンクだから、カートリッジ。タンクの代金は高くなるが、最初にちょっと高いお金を払うだけで、ガソリン代は同じだから、悪くない。
ただ、ガソリンスタンドの人件費に少しかかる。それでも、たいした金額じゃない。毎日大量に使うわけじゃなくて、せいぜい臨時出費だし。
今回は、小さな子供たちが前震大家げどのような被害を負った。
今回は、小さな子供たちが全身 大ヤケドのような被害を負った。
私は知りませんけど、想像でいうと、火を付ければ引火するでしょう。わざわざそこにライターなんかを持っていけば危険です。
ただ、通常は、気化したガソリンはそのまま拡散しますから、火のない状態では引火しないでしょう。
一方、口から出た場合には、液状のガソリンが細かな粒子(霧)となって吹き出ますから、ものすごく危険です。この場合は、爆発みたいになることもあるでしょう。それが今回。
ガソリンの漏れた量によります。
管理人さんが火がなければとありますが、
ガソリンなどの引火性のもので
一番、気を付けないといけないのは
いわゆる「火」でなく静電気です。
それぐらい弱いもので簡単に火がついてしまいます。