リニア新幹線の新駅はものすごく簡素になるという。(リンク先に画像あり。)
JR東海は5月13日、2027年に開業予定のリニア中央新幹線について、沿線の山梨県、長野県、岐阜県内に設置する中間駅(地上駅)のイメージ図を公開しました。その内容が予想以上にシンプルだと話題になっています。他にも記事はある。
( → 解説記事 ,画像 )
→ 読売新聞
より詳しくは、JR の広報。
→ 東海旅客鉄道株式会社 の 広報 (PDF)
【 関連サイト 】
以前のニュース。
《 JR東海が中間駅建設費を全額負担 》
地上駅で350億円、地下駅で2200億円と試算していた中間駅の建設費を徹底的に圧縮して負担増に対応する
( → 南信州新聞 2011年11月24日 )
【 関連項目 】
前に私も言及したことがある。
東京都と大阪を結ぶリニア新幹線の駅を、JR東海が全額負担することにした。それはいいが、神奈川県の駅を 2200億円で建設するというのは馬鹿げている。──
田野駅は地上駅で 350億円なのに、神奈川県の駅だけは 2200億円もかかるそうだ。
もっとうまい方法はないか? ある。地下駅をやめて、地上駅にすればいいのだ。そうすれば、コストは 2200億円でなく、350億円で済む。
( → リニア新駅(神奈川)の愚 )
その後の情報を記そう。
地下駅は馬鹿げていると思ったが、さすがに神奈川県も気づいたらしく、地上駅にする方針に転じたようだ。
橋本駅の前に県立高校がある。この高校を移転すれば、広大な敷地が駅前に残るので、その敷地をリニア新駅にしよう、という発想。地下ではなく、隣接。
→ 産経新聞 2013.2.28
→ Google マップ

後で困る(資金回収、維持費とエネルギー費、メンテ費用、後始末費用、巨大事故の際の賠償費)ようなものを作らないで欲しい。
戦艦大和のようだ。大和の愚かしさは、射程を延ばしても、揺れる海上で、風分布も分からず、射手が山勘で撃つシステムだったこと(敵艦に全く当たらなかった。日本人に多大な犠牲者を生んだ)。
リニア新幹線は一部のひとが金儲けしたいだけで、大部分の国民には不要なものではないだろうか。
事業アイディアを考えられないのであれば、一般公募してもらいたい。
望ましい事業の原則
1)後に大迷惑にならない事業
2)日本中にお金が循環するような事業
3)持続可能な資源を利用した事業
4)リサイクル可能な事業
それとは別に、東海道新幹線はもはや満杯状態で、これ以上列車を増やせません。混雑時には東京から関西までずっと立ちっぱなしです。私はそういうひどい目に遭いました。
飛行機や高速道路は、エネルギー効率がすごく悪い。特に高速バスは、道路料金が格安なので、一般乗用車の負担で格安にしてもらっているようなもので、不公平です。(道路補修費は何十倍もかかるのに。)
ともあれ、リニア新幹線は、需要の多いところの採算事業なので、アクアラインみたいな公共事業とは違います。
リニア新幹線
事情として、下記のことはあるでしょう。
代替新線は必要
地上に新線をつくると、土地買収費用が天文学的費用になる。
(田中角栄氏の政治手法の負の遺産)
−> それなら、公共インフラのための土地収用特別立法を作ればいい。政治家は反対するかも。
すると、トンネルを掘るしかない。
技術者は新しい挑戦を好む。関連企業も予算規模が拡大するのを好む。
しかし、
動くプレートの密集地帯の日本で長大トンネルを掘削し、大量移動手段にするのは推奨されるやり方かな。
乗客1人1km当たりの電力消費量は、既存の鉄車輪式新幹線の約3倍と見積もられている。
(原発新設や再稼動の口実にする可能性もある)
超電導リニアは、車内の磁石から強力な電磁波を発生させる。原則シールドでも、保障の限りでないし、見えない。DNAが傷つく後遺症が出ても立証できない。
電源系統に大地震等で突発的な不具合が生じたら、大事故になる。
フランスは、超音速コンコルドを開発・運行したが、大事故を起こし廃止した。
新幹線のぞみ303号 東京06:20発 大阪08:53着 2時間33分=153分
その間、PCは使え、本も読める。話もできる。
普通の人は、新線を作るにしても、既存技術の新幹線で十分と思う。
完全にJRだけの費用でやる。税金は投入しないのなら、「ご自由にどうぞ」で、
突発的に大事故に遭遇することを、了解する人には、「ご自由にどうぞ」で、
強力な電磁波による後遺症についても、それを承知に乗るの人には、「ご自由にどうぞ」です。
しかし、リニア新幹線のために核のゴミを大量生産する新たな原発が必要ですとなれば、「止めたら」でしょう。
地震被害を考えた場合、鉄輪はリニアよりもさらに振動に弱いです。
電磁波?そんな研究は、培養細胞や動物で散々やられてます。問題なし。むしろ、気圧差による体調変化の方が問題でしょう。
磁気浮上列車が、エネルギーを大量消費するのは事実ですが、自動車や航空機よりはずっと省エネです。よって、公害も少ない。
磁気浮上は、鉄輪式よりも、メンテナンスコストが安くなることも見逃せない。停車時の補助輪ぐらいしか摩耗するものがないから、機械式トラブルはありません。
すぐ「Aしかない」となる。しかも、決める人は利益関係者。
新線は老朽化対策。人口は減っていく。例えば、在来線の一部区間を新規区間工事にする方法もある。それをずらしながらやれば、少ない費用で、安全保障つきで永続的な更新ができる。他の案もあるだろう。
「リニアモーターカーは、床面で20万ミリガウス、座席で2〜5万ミリガウス」という値。2007年6月に出されたWHOの環境保健基準は「3〜4ミリガウスで小児白血病のリスクが約2倍」。その数万倍の強い磁場にさらされるのだが、細胞分裂が活発な乳幼児などは、DNAコピー中に余計な磁場がかかれば、転写ミスが起きやすくなるのは自然法則。磁力の人体への影響はまだ判明していません。というか物理的にも(分子生物学レベルでも)仕組みがよく分かっていません。ガン化しても、長期追跡する必要がある。因果関係も判明しにくい。
X線照射は無害と言われていた1950年代に、英国のアリス・スチュアート博士が、母親が妊娠中に骨盤部へX線照射を受けた事後調査を行った。子供がガンになった1600余名の母親1人ひとりに丁寧な面接調査し妊娠時の状況を調べた。健康な子供の母親を同数、丁寧な面接調査して、妊娠時にX線照射を受けると小児ガンにかかる確率が有意に上がるという結果を得た。その後、欧米は大掛かりな追試をして世界の公式見解になった。
全く問題ないと軽々と言える人は凄いですね。
そんなことよりも、桁が違うリスクが世の中にはたくさんある。たとえば、自動車事故のリスクです。入院以上の自動車事故に遭うリスクは、年間1%もあり、決して低くない。貧困による寿命短縮も大きい。そちらを減らす方がコストがかからない。
→ http://homepage3.nifty.com/~bemsj/Railway.files/image006.jpg
電磁波によるDNAへの損傷はどの周波数で何が共鳴するのかを考えないと電磁波は全ての周波数で怖い・危ないとなる。逆に共鳴を考えると影響はありえないと簡単に考える事ができる。
■低周波もしくは静磁界
電解質が流れる血流に誘導電流が発生するだろう。だから電解質で満たされている我々はちょっとだけ心地よくなるのかもしれない。
■周波数が高い可視光から紫外線
π電子やd電子軌道の励起とそれによる活性化。
■さらに周波数が高いX線
原子の内殻電子軌道の励起空孔による活性化。
これらの光(電磁波)による電子軌道の活性化は発がん性に繋がる。
可視光よりも長い波長つまり低周波数の電磁波
■マイクロ波
電子レンジだ。水分子そのものの回転と共鳴して熱を持つ。
■赤外線
同じ様なものだ。分子の回転ではなく分子を構成する原子間距離の振動に共鳴するから熱を持つ。
この辺を考えると低周波数帯の電磁場によるDNAの損傷へのメカニズムが考えにくい。いずれにせよエネルギーが足らないのだ(光電効果みたいなものだ)。
DNAの転写に磁界が影響するのなら、磁界配向があるのでDNA合成に影響があるのだろう。という事は既に15年程前に考えられていて報告されている。
http://kaken.nii.ac.jp/d/p/10837004
【報文のまとめ】
ピーク値1テスラまでの低周波変動高磁場は、DNA(=遺伝子)の複製・修復・転写過程自体には変化を与えないが、生体ストレスの一種となりうる
こういう報告もある。
http://www.niph.go.jp/journal/data/56-4/200756040006.pdf
小児白血病に関してはモデルが無いため検討が必要であろう。という以外は証拠不十分という結果だ。
国際がん研究機関(IARC)の2001年の評価は「発癌の可能性がある」だ。コーヒーと同程度。
個人的には電磁場を想像することで気分が悪くなる事、それによるストレスはあるだろうが、リニア新線のメリットがあるのなら使いたい(交通費との兼ね合いだが)。
1) 子どもについては、全種類のがん、
2) 成人については白血病と脳腫瘍を対象として、
3) 磁場の強さと発症率の関連を調査した
小児白血病の発症率は高圧線の影響のない地域に対し、磁場が1mGを超える地域ではおよそ2倍、2mG以上では2.77倍、3mG以上では3.8倍と電磁波の影響の強さに応じて危険度が高くなると報告した。
スウェーデンは世界最高水準の福祉国家です。国民の健康状態は正確に把握されている。そういう国が、徹底的に調べて初めて、「そうだったのか」と分かる。大変です。
リニア鉄道の強力電磁波の人体への影響は、おそらくあるでしょう。運転手は大変だろうと思ったら、運転手を乗せないプランとか。乗客については、リスク承知で乗る成人は自由であり止めはしませんが、妊婦や乳幼児は乗らない方が良いのではないかと考えるのが自然です。
放射線についても、放射線がダイレクトにDNAを破損するというイメージは考えやすいけれど、外部被曝に関しては、80%は活性酸素を発生させ、その活性酸素スーパーオキシドアニオン(O2−)などが細胞やDNAを破損することで、ガンになるというように迂回路的な見方に変わってきています。病理現象は一筋縄ではいかない。これは、京都の人さんも示唆されていますが。
知っている人に、原爆に被曝(建物内で)された方がいます。同じ職場の同僚が日が経つにつれ体調が悪くなり、順々に亡くなっていった。自分も体が不調になって、死を予感した。そんなとき、「柿の葉を煎じて飲むと良いらしい」という噂が伝わってきた。それから、「毎日、柿の葉を煎じて飲んでいるうちに、薄皮を剥ぐように、少しづつ体調が回復していった」と。
その話を聞いた当時は信じられない話だと思ったけれど、最近の疫学研究から見れば合理的な民間療法だったようです。柿の葉は強力な抗酸化食品だから。
ただし高圧線は、一年中だし、家にいる間はずっとです。
一方、リニアは、せいぜい2時間です。
似た例では、普通の電車や新幹線でも、電磁波の影響があります。
→ http://j.mp/10bkJST
リニアの電磁波は、新幹線と同程度ぐらいになる見込みです。
仮に多大な電磁波がかぶさるとしたら、そのときになって「危険だから乗るな」と反対すればいい。
現時点では「大丈夫」という見込みが立っているんだから、ありもしない妄想に従って「危険だ、危険だ」と騒いでも、枯れ尾花に騒ぐようなもので、無意味でしょう。
なお、どうしても心配だったら、磁石から離れた席に座ればいいだけのことだし、それでもまだ怖ければ、東海道新幹線に乗ればいいだけのことです。
現状では東海道新幹線がときどき満杯状態なので、乗れるとは限らないのですが、リニアができれば、東海道新幹線は空くようになるので、東海道新幹線に乗れます。リニアができれば、東海道新幹線も値下がりするはずなので、いいことずくめでしょう。
なお、電磁波がどうしても心配なら、電車に乗るのはやめた方がいいですよ。上記リンクでも記しているように、多大な電磁波がかかりますから。
自動車なら、その点、ずっと安全です。(交通事故と排ガスの分は除く。)
http://www.chuden.co.jp/energy/denjikai/jik_chosa/omo_ekigaku/sweden_ken/index.html
http://www.chuden.co.jp/energy/denjikai/jik_chosa/omo_ekigaku/sweden_ken/swe_kekka/index.html
電力会社の反論であるが、きっちりと誤報であると説明している。
(誤報を根拠にした大量の「危険だ」と叫ぶサイトが出回っている。)
活性酸素と電磁場
一重項酸素分子の生成機構の電磁場の影響も、光電効果的な作用で考えると振動数の低い(低周波数)の電磁場では生じ得ない。
その他の活性酸素も発現機構で電磁場はない。
磁場共鳴
NMR(42.6MHz)が水素原子核のスピン、ESR(10GHz)が電子スピンと共鳴するが、共鳴して励起されるエネルギー準位は小さく、ラジカルを生成する事は無い。
リニア新幹線は実現するかどうか分からないが、JRが全額負担して、税金を投入しないということなら「ご自由にどうぞ」、「乗りたい人はご自由にどうぞ」。ただし、リニアのために原発を新設するのなら「止めたら」というスタンスです。
自分は、リニアが仮にできても「乗る気はない」し、その沿線に住んでいるわけでもないので、何も心配や不安はないです。
ただ、先行きまずそう、もっと良い計画を立てられないのかねと思います。