いじめを自白させようとしても、いじめっ子はなかなか自白したがらない。では、どうすればいいか?
利害が一体化していると、告白しないので、利害を分断するといい。
それには、各自を隔離した上で、従犯に主犯の悪行を証言させればいい。
・ 証言しないと、おまえが不利だ、という状況を作る。
・ 証言すると、おまえが有利だ、という状況を作る。
「証言しないと、おまえが不利だ」という状況を作る
次の手順で。
(1) 主犯Aへの尋問
尋問者「告白しろ」
主犯A「……」(沈黙)
尋問者「誰が悪いのか、よくわからん。告白しろ。そうすれば、おまえだけは罪が軽くて済むぞ」
主犯A「……」(沈黙)
↓ 10分後
尋問者「よくわからないが、どうも主犯は、Bであるようだな。そうだろ? もしそう証言すれば、おまえの罪は軽くなるぞ。証言しろ」
主犯A「あ、はい、そうです。Bが主犯です」
「ならば、証言を紙に書いて、署名しろ」
「はい、書きます」
↓ 10分後
尋問者「よくわからないが、主犯は、BじゃなくてCであるようだな。そうだろ? もしそう証言すれば、おまえの罪は軽くなるぞ。証言しろ」
主犯A「あ、はい、そうです。Cが主犯です」
「ならば、証言を紙に書いて、署名しろ」
「はい、書きます」
(2) 従犯Bへの尋問
尋問者「告白しろ」
従犯B「はい、告白します。かくかくしかじか」(半分だけ自白する)
↓ 10分後
尋問者「この嘘つき野郎! おまえ、嘘をついていたな!」
従犯B「え、嘘なんかついていません」
「黙れ。おまえの嘘はバレているんだ。本当はおまえが主犯なんだろう」
「違います!」
「そんな嘘をついても駄目だ。おまえが主犯だと、Aが証言して、署名しているからな。ほら、これを見ろ」(先の (1) の署名を見せる)
従犯B「そんな。……あの野郎、裏切ったな! もう、あらいざらい ぶちまけます。実は、かくかくしかじか」(全部 自白する)
尋問者「よし。じゃ、署名しろ」
(3) 従犯Cへの尋問
上の (2) と同様。
「証言すると、おまえが有利だ」という状況を作る。
「証言すれば、罪は軽減する」というふうに、従犯に告げる。司法取引と同じ。実例は、下記。
→ 興信所の人(?)が解決した例
No2、No3の子に関しては 主犯格のイジメの詳細を証言する代わりに、今までのイジメに関して見逃す条件で交渉した
──
以上によって、「主犯Aがこれこれの悪をなした」という詳細な証言が得られる。
なお、主犯Aについては、告白は必要ない。それどころか、「告白しなかった」 or 「嘘の告白をした」というふうにするといい。そのことで、「反省の色がない」というふうになるので、罪と罰はいっそう重くなる。
こうして、従犯 B と C の罪を軽減することで、主犯の悪行への証言を得る。仲間内の証言は、圧倒的に強い重みを持つから、間違いなく、刑事的に有罪にできる。
( ※ 刑事的に有罪にしないで、学校内で停学・退学などの処分にしてもいい。)
[ 付記1 ]
この方法は、警察で用いてもいいが、学校で用いるのが効果的だ。活用の場としては、次のような場面。
→ 教師が工夫して解決する方法
ここで教師が、複数のいじめっ子を分断して、本項の方法を用いることで、告白を得ることが可能となる。
なお、あらかじめ、「生徒へのアンケート」なども実行しておくと、いじめっ子に対していっそう有利になる。
次のように圧力を掛ける。
「アンケートでおまえの名前がいっぱい出ているぞ」
「アンケートの事実はあった、とBはすでに白状しているぞ。おまえだけが黙っていても、おまえの罪が重くなるだけだぞ」
[ 付記2 ]
一般に、利害関係が一致していると、状況は安定する。(証言しない)
そこで、利害関係を不一致にすると、状況は変化する。(一部は証言しないが、他は証言する。)
下記項目も参照。
→ http://openblog.meblog.biz/article/41451.html
要するに、既存の状況のなかで最適解を求めればいいのではなく、既存の状況そのものを変えてしまえばいい。そうすれば、局所的な安定的な解から、別の安定的な解(真の最適解)へと、移動できる。
その原理については、ゲーム理論などで説明できる。「囚人のジレンマ」など。詳しくは
→ ゲーム理論は役立つか? (次項)
【 関連項目 】
本項の方法の原理については、下記参照。
→ ゲーム理論は役立つか? (次項)
いじめ関連については、下記参照。
→ いじめ解決の方法(自力で)
→ いじめ対策・完全版
【 関連サイト 】
→ 山形マット死事件 - Wikipedia
※ 単純に自白を得ただけ。そのあと、自白を撤回された。
そのせいで主犯3人には無罪の判決が下った。
一方、従犯3人の方は少年院などに送られた。
方法が下手なせいで主犯を処罰できない、という大失敗。
※ 悪が露見しても詰めが甘いので法的に処罰できない。
本来ならば、小物を見逃して、大物を咎めるべきだった。

“「アンケートで加害者として名前が出た生徒に事情を聴いたところ「校内で繰り返し殴った」「ズボンをずらした」などについて事実関係を認めた。”
※ 出典は、日経新聞。URL は、この語でググれ。下記にもある。
→ http://portirland.blogspot.jp/2012/07/blog-post_08.html
ただし、このような自白があっても、市教委がそれを握りつぶしてしまった。ここに大津市の問題の本質的な病根がある。
→ http://portirland.blogspot.jp/2012/07/blog-post_7542.html
大津市の事件の真犯人は、いじめっ子よりは、好調・教師や、大津市の市教委かもしれない。市教委はいまだに事件の解明に臆している。
市教委の組織的な隠蔽工作については、こちら。
→ http://portirland.blogspot.jp/2012/07/3_11.html
──
大津市の中学・市教委を暴行容疑で捜索(ガサ入れ)
→ http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120711-OYT1T01104.htm
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大津市いじめ自殺事件の、まとめページ。(逐次更新)
→ http://www48.atwiki.jp/tukamarosiga/
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7年前、埼玉県 北本市にも、いじめがあったが、学校と市教委の組織的な隠蔽工作があった。
→ http://ameblo.jp/dewisukarno/day-20120710.html
(デヴィ夫人のブログ)