レノボがNECと提携して日本市場に大々的に進出した。では、レノボ商品はお買い得か? いや、詐欺的な面がある。引っかからないようにしよう。 ──
レノボがNECと提携して日本市場に大々的に進出した。このことを朝日と読売が長文記事で報道している。
→ 朝日 2011-01-28
→ 読売 2011-01-28
→ 読売 一問一答 2011-01-28
では、レノボ商品はお買い得か? いや、詐欺的な面がある。もし故意ならば明白な詐欺だが、まさかそうとは思えないので、実際はミスの続発によってユーザーをだましているのだろう。
例示しよう。
(1)
「Windows 7 Professional インストール済み、Core 2 Duo プロセッサー」
というパソコンが 34,860 (税込) という激安価格だ。
→ ThinkCentre A58e Eco UltraSmall
これはお買い得! と思って、購入しようとして、「お勧めモデル」という文字の画像をクリックすると、詳細画面に入る。
しかしそこにある CPU は、標準で、次のものとなっている。
「インテル Celeron プロセッサー 450 (2.20GHz 800MHz 512KBL2) 」
カスタマイズ画面に入ると、選択肢は上記の一つしかない!
つまり、カスタマイズしようがするまいが、Core 2 Duo は使えない。そして、Celeron 450 と Core 2 Duo とでは、性能的に圧倒的な大差がある。シングルコアとマルチコアの違いがあるからだ。
→ 知恵袋
→ CPU性能比較表
もちろん、ADSL の通信では、大差が付く。
こういうのは、ほとんど詐欺だ。わざとやっているのではないだろうが、重大なミスである。引っかからないようにしよう。
──
(2)
私もレノボのミニノートを買ったことがある。ハードウェアとしては文句はないが、付属品が満足できない。解説書は薄っぺらな冊子があるだけだ。ほとんど何もないに等しい。無線LANの設定法だけでも一苦労した。
ノートパソコンの無線LANは、独自機能であり、Buffalo みたいな解説書やソフトが付属しているわけでもない。何も解説がないまま、「ユーザーは独自で設定してください」というわけだ。
仕方ないから、メーカーサイトを訪問したが、サイトを見てもよくわからなかった。
やむなく、自分の頭で考えて、無線LANの仕組みを思い出しながら、あれこれと暗号化パスワードの設定法などを調べたが、一苦労したものだ。
これは、この商品だけの問題かもしれないが、とにかく、信用できない。
そもそも、現時点で、(1) のサイトを見ても、「パソコンを購入する方法」というのが、ろくに明示されていない。DELL や Amazon のサイトなら、購入したいときには「購入する」というような画像をクリックするだけでいいのだが、レノボのサイトではどこをどうクリックすればどういうページに移るのか、さっぱりわからない。あまりにも品質が低すぎるサイトだ。ほとんど滅茶苦茶である。
──
というわけで、レノボの商品を買うことは、とてもお勧めできない。パソコンそのものは悪くないが、サイトや付属品が悪すぎるからだ。
どうしても買うとしたら、レノボの商品を NEC が販売した場合だけだろう。NEC のサービスならば、まったく問題ないはずだ。
その意味で、レノボと NEC の提携は、好ましい。ともあれ、少なくとも、レノボのサイトから商品を買うべきじゃないですね。
( ※ よほどパソコンに詳しい人は除く。いろいろと設定する知識と時間のある暇人ならば、レノボ商品で苦しみながら暇つぶしをしてもいいかもしれない。)
[ 付記1 ]
上の CPU性能比較表 を見て気づいたことがある。名前と性能は一致しない。
・ Core 2 Duo といっても、低級品は 最新セレロン と同程度。
・ Core 2 Duo や Core i3 と、安価な Pentium G6950 は性能が同程度。
現時点では、 Pentium G6950 の価格性能比が抜群によい。Core 2 Duo や Core i3 はたいしたことがない。
i5 と i7 も、シングルタスクでは大差がない。i5 は高性能だが、i7 は三つ以上のタスクをやるときでないと意味がなくて、そういう場面はほとんどない。
結論としては、安価なら Pentium G6950 で、高価なら i5 だろう。
[ 付記2 ]
そういうパソコンを買うなら、どこで買えばいいか? 高性能のものを安価に買うには? …… という話は、下記で。
→ パソコン 購入ガイド
2011年01月30日
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