2010年04月11日

◆ ホモ・フロレシエンシス

 ホモ・フロレシエンシス(ホモ・フローレシエンシス)Homo floresiensis という小型人類が1万年ほど前まで生存していた。これについて仮説を示す。続きを読む
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2010年03月27日

◆ ホモ・サピエンスの誕生

 ホモ・サピエンスは、いつ誕生したか? 「化石からして、約 20万年前」という見解が普通だ。しかし、論理的に考えれば、およそ 50万年前と言える。続きを読む
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◆ 人類の進化

 人類の進化の概略図を示す。(転載)
 前々項のデニソワ人も、この図において、ホモ・エレクトスの一種と見なすことができる。続きを読む
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2010年03月26日

◆ ミトコンドリアDNA

 (前項の)デニソワ人の系統はいくらかわかったが、デニソワ人の形質はわかっていない。これは、今回の DNA が(核 DNA でなく)ミトコンドリア DNA であるからだ。続きを読む
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2010年03月25日

◆ デニソワ人

 現生人類とネアンデルタール人が分岐したのは 47万年前だが、これらの共通祖先から 104万年前に分岐した別種人類がいたという。その名称は デニソワ人。
 ※ 本項は内容が古くなっています。私の解釈の部分は取り消します。
   新しい項目は下記です。そちらをお読みください。
    → デニソワ人・ネアンデルタール人との混血 1続きを読む
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2010年03月17日

◆ 走る鳥類の化石

 現生鳥類の最古のタイプと見られる鳥類の化石が、白亜紀後期の地層から見つかった。これは、翼をもち、飛ぶことができるが、主に地上を走り回っていたという。続きを読む
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2010年03月16日

◆ のどちんこは何のため?

 のどちんこは何のためにあるのか? 「何の役にも立たない」という見解もあるが。続きを読む
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◆ 人のヒゲは何のため?

 人のヒゲは、何のためにあるのか? 大人の男だけにあり、女や子供にはないが、それはなぜか?続きを読む
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◆ 女性の乳房は何のため?

 女性の乳房は、何のためにあるのか? 性的アピールのためか? 
 いや、むしろ、「母乳の容器」としてある。続きを読む
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◆ 眉毛は何のため?

 眉毛は何のためにあるのか? 「目に汗が入らないため」「日除けのため」という説明がある。しかしむしろ、「脳が拡大したから」と説明できる。続きを読む
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2010年03月15日

◆ イカはなぜ群れて飛ぶ?

 イカは空を飛ぶ、というニュースが話題になった。飛ぶ原理はわかったが、群れる原理は別だ。なぜ群れるのか?続きを読む
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◆ シマウマはなぜ縞がある?

 シマウマに縞があるのはなぜか?続きを読む
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◆ ライオンのタテガミは何のため?

 ライオンのタテガミは何のためにあるのか? 「首を噛まれないため」という説が普通だが、「メスにモテるため」という説もある。どちらが妥当か?続きを読む
posted by 管理人 at 21:40 | Comment(4) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ クジャクの羽はなぜ華美か?

 クジャクの羽は、目玉模様があって、とても華美である。(オスの場合。)
 なぜそうなのか?

続きを読む
posted by 管理人 at 21:33 | Comment(14) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ 豚の鼻はなぜ、あんな形?

 豚の鼻はなぜ、あんな形をしているのか?続きを読む
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◆ ゾウの鼻はなぜ長い 2

 ゾウの鼻はなぜ長いか? 「水中で鼻をシュノーケルのようにしていたからだ」という仮説を提唱したい。続きを読む
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◆ 馬の顔はなぜ長い

 なぜ馬は顔が長いのか? 「顔が長い分、首を短くできるから」という理由が妥当だろう。ただし、別の解釈もある。続きを読む
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◆ キリンの前脚はなぜ長い

 なぜキリンの前脚は長いのか? 足を開くからか? いや、高い葉を食べるときの姿勢が楽だからだ。続きを読む
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2010年03月04日

◆ キリンの首はなぜ長い?

 キリンの首はなぜ長いのか? 高いところの葉を食べるのに有利だからか? しかし話はそれほど単純ではない。首が長いだけでは、ろくろ首みたいで不便だし、頭に血が上らないので貧血になる。首が長いだけでは、かえって不利なのだ。

続きを読む
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2010年03月03日

◆ ゾウの鼻はなぜ長い 1

 ゾウの鼻はなぜ長いのか? 「鼻の長いものが有利だから」という説がある。しかしそれは論理が逆だ。ゾウの鼻が長くなったのではない。鼻の長いものがゾウになったのだ。続きを読む
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2010年03月02日

◆ 猿の尻はなぜ赤い?

 お猿のお尻は真っ赤っか。「それはどうして?」という疑問に、私なりに答えよう。
 実は、その質問が間違っている。猿の尻は、「赤い」のではなく、「無毛」であるのだ。ではなぜ無毛なのか? 尻で坐るためだ。続きを読む
posted by 管理人 at 18:57 | Comment(3) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2010年02月26日

◆ 人の鼻はなぜ高い?(何のため?)

 ゾウの鼻は長いが、人の鼻は高い。まわりの頬よりも隆起した鼻をもつ。そうなっているのは人間だけだ。
 ではなぜ、人間だけが高い鼻をもつのか? 人の鼻は何のためにあるのか?続きを読む
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◆ 人の唇はなぜ赤い?

 人の唇は赤い。 キスマーク  粘膜状の部分が赤くなっている。そうなっているのは人間だけだ。
 ではなぜ、人間だけが赤い唇をもつのか? 「言葉を発音するため」というのが、私の仮説だ。続きを読む
posted by 管理人 at 18:52 | Comment(1) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2010年02月25日

◆ 鼻の下の溝(人中)は何のため?

 鼻の下の溝は、何のためにあるのか?
 この問題は、進化論などで未解決の問題とされてきたが、ここで新しい仮説を出そう。それは「言葉を発音するため」である。続きを読む
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2010年01月18日

◆ 人間も単為生殖する?

 昆虫などの下等生物では、(オスなしで)メスだけで子を生むという「単為生殖」をすることがある。
 ところが人間も同様のことが可能である……と政府が決めるらしい。続きを読む
posted by 管理人 at 19:41 | Comment(18) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2010年01月07日

◆ 最古の両生類?

 最古の両生類の「足跡」の化石が見つかった。生物の化石でなく、足跡の化石なので、直接の証拠ではないが、とても有力。
 この化石の意味は、「化石の年表」が書き換えられる、ということだ。従来の推定よりも かなり前から、両生類は誕生していたらしい。続きを読む
posted by 管理人 at 20:27 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2009年12月12日

◆"進化論を学校で教えるな"

 「進化論を学校で教えるな」という見解がある。(私の見解ではない。
 宗教的な信念で、「神が世界を創造したからだ」と考えて、そう主張する人々もいる。しかし、驚くなかれ、日本では「進化論を学校で教えない」という方針がすでに取られている続きを読む
posted by 管理人 at 10:00 | Comment(1) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2009年12月11日

◆ ほぼ中立説/ノイズ効果

 前項 の続き。
 自然淘汰という概念は、絶対的ではない。修正される必要がある。そのためには、「ほぼ中立説」および「ノイズ効果」という概念を理解するといい。

( ※ 「優者/劣者」という二項対立は、あまりにも粗雑すぎる。もっと精密に理解するために、この二つの概念を用いる。)続きを読む
posted by 管理人 at 20:46 | Comment(1) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ 自然淘汰と多様性

 前項 の続き。
 進化をもたらすのは、自然淘汰か? いや、もっと大切なものがある。それは多様性だ。続きを読む
posted by 管理人 at 17:46 | Comment(2) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ 阿久根市長と優生思想

 阿久根市の竹原信一市長が障碍者差別の発言をしたことで、各界の批判を浴びている。「トンデモ」と呼ぶ人もいるが、彼を「トンデモ」と呼ぶのは正しくない。
 彼と同じ思想は、現代人の根っこにはびこっている。それは「自然淘汰」という発想だ。(優生思想とも言える。)続きを読む
posted by 管理人 at 12:46 | Comment(2) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2009年12月10日

◆ 毒牙のある恐竜

 毒牙のある恐竜が見つかった。毒蛇みたいな能力をもつ恐竜。続きを読む
posted by 管理人 at 22:40 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ 鳥と恐竜(気嚢)

 鳥は肺をもつだけなく、気嚢を備えている。一方、初期の恐竜も、原始的な気嚢を備えていたらしい。恐竜は初期のころから、鳥への進化を準備していたことになる。……という学説があるが、これは論理のミスだ。続きを読む
posted by 管理人 at 22:30 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ 鳥と恐竜(進化)

 本項を書いたあと、のちに「鳥類と恐竜」との関係について、全面的に書き直した。まとめとしては、次の項目を見てほしい。
  → 恐竜と鳥の系統図

 通説の難点については、下記を参照。
  → 鳥と恐竜(通説の矛盾)

 また、関連する一連の項目は、カテゴリ別の目次を見て、2010年9月の各項を見てほしい。
  → カテゴリ 「生物 ・進化」続きを読む
posted by 管理人 at 22:20 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2009年12月05日

◆ 多様性と優勝劣敗

 ドングリには、タンニンが含まれている。その濃度はさまざまだ。ここでは、「特定の形質だけが有利である」ということはなく、さまざまな形質があることがかえって有利になっている。
 つまり、「最も有利な遺伝子だけが増える」という遺伝子淘汰説は、ここでは成立しない。大切なのは多様性なのだ。続きを読む
posted by 管理人 at 18:20 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2009年10月15日

◆ 断続進化 (断続平衡説)

 ダーウィン説に従えば、進化は「小進化の蓄積」という形で起こるのだから、化石は連続的な変化を示すはずだ。しかし現実の化石は、断続的な進化を示す。理論が現実に矛盾する。続きを読む
posted by 管理人 at 22:40 | Comment(7) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2009年10月14日

◆ 進化は 変化か交替か

 進化とはどのようなものか? 次の二つの立場がある。
  ・ 進化とは、種の変化のことである
  ・ 進化とは、種の交替のことである続きを読む
posted by 管理人 at 19:40 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2009年10月13日

◆ 小進化と大進化(原理)

 小進化と大進化は、どう違うのか? 次のように示せる。
  ・ 小進化 = 逐次の突然変異 (突然変異が逐次的に起こる)
  ・ 大進化 = 一斉の突然変異 (突然変異がいっせいに起こる)
続きを読む
posted by 管理人 at 22:57 | Comment(1) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ 小進化と大進化(形質の数)

 小進化と大進化では、進化にかかわる形質の数が異なる。
  ・ 小進化 …… 一つの形質が変化する
  ・ 大進化 …… 多くの形質が変化する続きを読む
posted by 管理人 at 19:30 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2009年10月12日

◆ 小進化の蓄積で大進化?(嘘)

 「小進化の蓄積で大進化」という説には、次の二つの難点がある。
  ・ 超大進化
  ・ 突然変異が同時に成立する確率はきわめて低い。続きを読む
posted by 管理人 at 19:15 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ 小進化の蓄積

 「小進化の蓄積で大進化が起こる」
 ということはありえない。そのことを示す。続きを読む
posted by 管理人 at 17:28 | Comment(13) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ 進化の本質

 進化の本質は何か? 次の二つの説が知られている。
 (1) 進化とは、環境への適応だ。
 (2) 進化とは、遺伝子の自己複製だ。
 しかしいずれも現実に合致しない。では、正しくは?続きを読む
posted by 管理人 at 10:48 | Comment(7) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2009年10月11日

◆ 分岐と進化

 分岐と進化とは別のことだ、と認識した方がいい。(進化論で。)
 大進化と小進化についても、ここから本質的なことがわかってくる。続きを読む
posted by 管理人 at 20:33 | Comment(16) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ 進化と変化

 ダーウィニズムは、進化の本質を「変化」であると見なす。ここでは「進化」は「変化」のことである。とすれば、ダーウィニズムは(変化論ではあるが)進化論ではない、とすら言える。(ショッキングな表現だが。)続きを読む
posted by 管理人 at 18:00 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ 下等生物/高等生物

 下等生物・高等生物とは、何か? これらは、進化の順序関係を示す。
 進化の程度が低いものが下等生物で、進化の程度が高いものが高等生物だ。ただし、種レベルの細かな差は問わず、「哺乳類/爬虫類/両生類/魚類/……」というような大枠でのみ意味をもつ。

( ※ 一般には、魚類よりも下のものが明白に「下等生物」と呼ばれるだろう。場合によっては、人間を基準にして、哺乳類よりも下のもの(爬虫類など)が「下等生物」と呼ばれるようだ。)
続きを読む
posted by 管理人 at 17:28 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2009年10月10日

◆ 進化の不可逆性

 進化の不可逆性という言葉は、二つの意味で解釈されるので、混同しないようにしよう。続きを読む
posted by 管理人 at 22:10 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆《 余談 》 火と人類

 「言葉と人類」の話にからめて、「火と人類」という話をする。
 人類の進化の歴史において、火は重要だったか? 火そのものよりも、火を扱う能力が大切だった。つまり、脳の能力が。続きを読む
posted by 管理人 at 19:53 | Comment(1) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2009年10月09日

◆ ネアンデルタール人の滅亡

 本項を書いたあとで、次の項目を新たに書きました。そちらをお読みください。
  → ネアンデルタール人の絶滅続きを読む
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2009年10月08日

◆ 道具と人間

 人間の特徴は何か? 「道具の使用だ」という説もある。しかし、猿だって道具を使う。続きを読む
posted by 管理人 at 17:08 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ 言葉と人類 (動物も?)

 言葉を発声できるようになったのが、人類の特徴である、という説がある。
 しかし、それが正しいとすれば、言葉を発声できるオウムやインコだって、人類並みに脳が進化したはずだ。続きを読む
posted by 管理人 at 16:59 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2009年10月07日

◆ 人類の進化の場(境界領域)

 前項では、「半水生説」を唱えた。人類進化は水辺で起こった、と。
 この水辺とは、「境界領域」にあたる。この境界領域について詳しく説明する。(前項の補足)  【 重要!】続きを読む
posted by 管理人 at 20:42 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ 人類進化の水辺説(半・水生説)

 人類進化について、草原説(サバンナ説)のかわりに、水生説(アクア説)というものがある。私はこれを修正して、半水生説というものを提唱したい。(水生説の半分ぐらいを取るが、ただの折衷案ではない。)続きを読む
posted by 管理人 at 19:21 | Comment(6) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2009年10月06日

◆ 最古の人類(ラミダス猿人)

 ほぼ最古の人類(ラミダス猿人)の化石が復元された。樹上生活と直立二足歩行ができたらしい。これは、「草原への進出で二足歩行」という従来の説(草原説)を否定するものと言えるだろう。続きを読む
posted by 管理人 at 23:00 | Comment(5) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ 直立二足歩行は人類の特徴でない

 「直立二足歩行は人類の特徴である」という説が世間に流布している。しかし、これは正しいとは言えない。
 直立二足歩行は人類の特徴でない。類人猿もまた直立二足歩行する。……私はそう考える。続きを読む
posted by 管理人 at 22:59 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2009年10月05日

◆ 犬の小進化(品種改良)

 小進化の蓄積は、大進化をもたらさない。そのことは、犬の小進化(品種改良)を見るとわかる。犬には、小さいのや大きいのや、実に多様な品種がある。だが、いずれも亜種であって、犬という一つの種に留まる。つまり、品種改良でどんなに形質の差が大きくなっても、犬は別の種にならない。続きを読む
posted by 管理人 at 19:47 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ 鳥類までの進化

 本項は、鳥類までの進化を述べる。鳥類のなかの進化(さまざまな鳥類の進化)については、下記項目を見て欲しい。
  → 鳥類の系統樹

 「鳥類と恐竜」との関係については、後日に新たな項目を記した。そちらを見てほしい。
  → 恐竜と鳥の系統図

 また、関連する一連の項目は、カテゴリ別の目次を見て、2010年9月の各項を見てほしい。
  → カテゴリ 「生物 ・進化」続きを読む
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2009年10月04日

◆ 進化の逆行? (鳥類で)

 進化というものは、逆行するはずがない。しかしたいていの進化論学者は、「鳥類だけは例外で、鳥類だけは進化が逆行する」と考えている。これはおかしい。続きを読む
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2009年04月23日

◆ 遺伝子の水平移動

 遺伝子の水平移動( or 水平伝播・水平転移)という現象がある。遺伝子が種を越えて転移することだ。たとえば、植物の遺伝子がウミウシに取り込まれる。続きを読む
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2009年03月17日

◆ 進化論と経済学

 進化論と経済学は、似ている。
 特に、「自然淘汰」「市場原理」という原理は、似ている。これらはともに、「優勝劣敗」という概念に基づく。
 ここで注意。両者は、その限界(欠点・失敗点)も似ているのだ。続きを読む
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2009年03月10日

◆ 哺乳類の進化

 哺乳類の進化について、その系統が新たに判明した。遺伝子を分子的に調べた成果。共通祖先から、三つのグループへと同時に枝分かれしたという。

   ※ 最後に 【 後日記 】を過加えた。続きを読む
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2009年02月03日

◆ 脳とシナプス

 脳とシナプスについて、最新の脳研究の情報を紹介する。(特に面白い話ではない。ちょっとしたミニ情報)続きを読む
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2009年01月06日

◆ パラサイトシグナル

 生物学の話題。(細胞進化の話。)
 ミトコンドリアや葉緑体が、それを含む細胞本体のDNA複製を制御している、ということが判明した。その意味を考える。続きを読む
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2008年10月12日

◆ パンダの遺伝子

 パンダ(ジャイアント・パンダ)の遺伝子が解明された。パンダは犬に近いと判明したそうだ。では、これは何を意味するか?続きを読む
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2008年09月05日

◆ 脳と遺伝子

 「脳の大きさを決める特定の遺伝子がある」という趣旨の記事が、朝日にあった。しかしこれは間違いなので、指摘しておく。続きを読む
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2008年01月17日

◆ 数の増加(生命の本質)

 生命の本質は「数の増加」か? いや、違う。続きを読む
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2007年08月15日

◆ 人類の進化のシナリオ


 人類の進化についてのシナリオ(仮説)を示す。
 これは、あくまでシナリオ(仮説)である。正しいかどうかは、実証的には判明していない。
 ただし、論理的には、これが唯一のシナリオである、と私は考える。(他の説は何らかの難点がある。)続きを読む
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2007年08月13日

◆ ホモ・ハビリスの共存

 現生人類 ホモ・サピエンスの 先祖にあたる原人は、ホモ・エレクトスであるが、その前に、ホモ・ハビリスという原人がいた。ところが、新たに発見された化石では、両者の共存期間がかなり長いという。
(朝日新聞・朝刊 2007-08-09 )続きを読む
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2007年06月18日

◆ トカゲの二足歩行

 直立するのは、人間だけじゃない。レッサーパンダも直立する。
 二足歩行するのは、人間だけじゃない。トカゲも二足歩行する。

( ※ 後半に重要な文明批評があります。重要! )続きを読む
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2007年06月02日

◆ 人類の直立歩行:樹上説


 人類の直立歩行について、「樹上説」ともいうべきものが現れた。類人猿が樹上生活をしているうちに、直立するようになった、という説。根拠は、オランウータンの一部が、樹上で枝の上を歩いて生活している、というのが観察されたこと。続きを読む
posted by 管理人 at 18:43 | Comment(1) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2006年11月12日

◆ 社会問題と利己的遺伝子説

  
 社会問題を利己的遺伝子説で解決しよう、という主張がある。
 「少子化や環境汚染などは、個体よりも遺伝子が利己的になることで、全体の改善をもたらす」
 という主張。(読売新聞・朝刊・学者の説 2006-11-08 )続きを読む
posted by 管理人 at 17:40 | Comment(9) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2006年10月17日

◆ クラス進化論への誤解


 前項の「トンデモとは何か?」の続き。

( ※ 前項の内容を、進化論に当てはめて、詳しく説明する。進化論の話。) 
( ※ 本項の内容は、特に重要な話があるわけではない。前項の内容を、具体的な例に当てはめているだけだ。何か新味のある情報があるわけではない。細かな点で補充的に解説するだけだ。)続きを読む
posted by 管理人 at 19:21 | Comment(7) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2006年10月11日

◆ 小進化&大進化 (その問題)

 「小進化の蓄積で大進化が起こる」
 という俗説には、問題がある。それを解説する。
  → 小進化の蓄積
   cf. 参考ページ



 【 後日記 】
 以上の解説とは別に、本サイト内で新たに詳しい説明を示した。下記。

  → 断続進化 (断続平衡説)

  → 小進化と大進化(形質の数)

  → 小進化と大進化(原理) 【 重要!】
posted by 管理人 at 00:00 | Comment(1) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2006年10月09日

◆ 進化とは何か

 「進化とは何か?」という本質について語る。
  ・ 従来の説 …… 「進化とは種内の改善である」
  ・ 新しい説  …… 「進化とは新種の追加である」

 詳しい話は:
 → 進化の意味



 【 追記 】
 本項を記してから二年後に、次の項目を書いた。こちらを読んでほしい。重要な話がある。

  → 進化の本質
posted by 管理人 at 01:08 | Comment(10) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2006年10月01日

◆ ドーキンス説をめぐる無駄論議2


 「ドーキンス説」のページへのアクセス数が増えたので調べてみたら、下記のサイトからのリンクがあった。南堂の説への批判。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20061005

 ※ 2008-02-02 になって、ほぼ同趣旨の批判が繰り返された。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20080201
 これについては、コメント欄に詳しく解説した。続きを読む
posted by 管理人 at 10:00 | Comment(38) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ ドーキンス説をめぐる無駄論議1

 ドーキンスの論議があったので、前項から移転した。
 
 本項は、コメントのみがある。

 参考文書は、こちら。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA011700/biology/class_82.htm

   ※ 現在のこのページ(Openブログ)をご覧になっている方は、必ず、
     上記のページをご覧ください。少なくとも、冒頭の[ 要約 ]をお読み
     ください。
     現在のこのページだけをご覧になっても、とんでもない勘違いを
     するだけです。
     (以下のコメント欄にあるのは、勘違いゆえの騒ぎです。)
posted by 管理人 at 07:24 | Comment(26) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

◆ 代理出産&遺伝子

 タレントの向井亜紀が代理出産でもうけた子について、東京高等裁判所が「出生届を受理せよ」という判断を下した。

 これについて日本の医学界(の一人)は、「自分の遺伝子を残したがる親のエゴ」と批判した。(朝日・夕刊・2006-09-30 )
 しかし、「親は自分の遺伝子を残したがる」という主張は、科学における妄想であるにすぎない。(と私は思う。)続きを読む
posted by 管理人 at 01:24 | Comment(0) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2006年09月30日

◆ Y染色体・補足

 前項の補足。

 前項では、「Y染色体の継承」という主張の馬鹿らしさを指摘した。
 ただし、同じことを指摘するにしても、間違った論拠で指摘するべきではない。──このことが、前項において重要なことだ。
(結論は正しくても、間違った根拠による結論では駄目だ、ということ。)続きを読む
posted by 管理人 at 09:45 | Comment(2) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2006年09月28日

◆ Y染色体の継承

 紀子様に親王(悠仁)が生まれた。これで天皇家の血筋はひとまず安泰になったが、将来の保証がないことから、旧宮家を復活させよう、という動きがある。「このことで、Y染色体の継続が図れるから、天皇の万世一系が保たれる」という発想である。
 では、この主張は、生物学的には正しいのか?

続きを読む
posted by 管理人 at 20:23 | Comment(3) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする

2006年09月12日

◆ 眼の誕生


 「眼の誕生」という進化論の本がけっこう売れている。その趣旨は、こうだ。
 「カンブリア紀に進化の爆発が起こった。それは、なぜか? 眼の誕生があったからだろう。[これが本書の仮説] ……眼を獲得した捕食者は、捕食するのにきわめて有利であった。逆に、眼を獲得した非捕食者は、捕食者から逃れるために有利であった。捕食者は眼を獲得したことで、各器官を急激に進化させていき、非捕食者もまた眼を獲得したことで、各器官を急激に進化させていった。つまり、眼の誕生が進化をもたらした
 いかにももっともらしい説だが、論理的に考えれば、これはトンデモと言えるだろう。続きを読む
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2006年07月20日

◆ 進化の番組

 NHKスペシャルで、「恐竜 VS ほ乳類 1億5千万年の戦い」という番組があった。(7月16〜17日。2回連続)

http://www.nhk.or.jp/special/onair/060716.html続きを読む
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2006年04月16日

◆ 走鳥類の進化

 「走鳥類の進化」という話題については、後日、本格的記述した。そちらを参照してほしい。
  → 恐鳥類と走鳥類
  → 走鳥類の位置づけ[修正]
  → 走鳥類とドードー
  → 鳥類の本質
  → 鳥類の系統樹

      ※ 上記の項目を書いたのにともなって、本項冒頭の記述を改めた。

 
 以下では、走鳥類の進化について、余談ふうの話題を扱う。続きを読む
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2006年04月14日

◆ 人類の進化


 新しい猿人の化石が発見された。新種の誕生という進化が急激に発生したことを示す。
「アウストラロピテクス属は440万年〜420万年前、ラミダス猿人から急激に進化した可能性が高い」
「歯の変化が20万年ほどの間に急激に起きた」
http://www.asahi.com/international/update/0413/004.html続きを読む
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2006年04月10日

◆ エセ進化論


 進化論としては間違っている理論(エセ進化論)と見なされている、二つの学説がある。「ラマルク説」と「ID(知的デザイン)説」だ。
 しかしながら、この二つの説は、現代の標準的な進化論と、実質的に等価になってしまう── ということが、今回の両生類の化石からわかる。続きを読む
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2006年04月09日

◆ 化石と進化(両生類の誕生)

 魚類と両生類の中間を埋める新種の化石が発見された。
http://www.asahi.com/international/update/0406/001.html
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/topics/n20060406_1.shtml

 これは非常に重要な発見だ。なぜなら、この発見により、標準的な進化論は完全に破綻してしまうからだ。続きを読む
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