2025年12月14日

◆ ホンダの EV が安くなったわけ

 ホンダの EV は、もともと圧倒的にコストが高かったのだが、最近では他社に追いつきかけてきた。急激にコストダウンできたのは、なぜか? 

 ──

 ホンダの軽自動車 EV である N-ONE e: の販売が好調だ。日産サクラよりも売れている。日産サクラよりも後発だとはいえ、トヨタにもできないことをホンダがやったのは驚きだ。
 ホンダは数年前まで、EV では圧倒的に遅れていたのに、今ではちゃんと競争力がある。少なくとも、国内では頑張っている。どうしてこんなに急激にレベルアップしたのか? 
 不思議に思ったので、AIに質問した。その回答は、てんでマトはずれであり、ちゃんとした回答を得られなかった。
 しかしその回答をヒントに、私が推定したら、ドンピシャリとなった。AIも同意した。



 [ 付記 ]
 私もわからなかったし、AIもわからなかった。しかし、AIの回答をヒントに、私が考えたら、ドンピシャリの回答が見つかったわけだ。
 私のアイデアを、AIが裏付けして、補強してくれた。AIはお利口だね。





 【 補説 】

 ホンダの寄居工場は、あまりにも辺鄙なところにある。
 この件は、前に言及した。
  → ホンダは埼玉企業 .1: Open ブログ
  → ホンダは埼玉企業 .2: Open ブログ

 さらに調べると、ここは交通の便が悪く、朝夕の通勤時間帯には渋滞がひどいそうだ。通勤に余計な時間がかかる。労働環境としては最悪である。どうしてこんなことになったのか? 不思議なので、AIに質問してみた。





あなた:
本田技研工業(株) 埼玉製作所 完成車工場は、ろくに道もない山の中に工場を作ったせいで渋滞を招いている。効率悪化。どうしてそんな変なところに工場を作ったのか? 大損だろ。

ChatGPT:

結論から言うと、当時は合理的だったが、今では完全に裏目です。

なぜあんな場所に作ったのか

  1. 1960–70年代の前提が違った

    • 自動車保有台数が少なく、通勤渋滞という概念が弱かった

    • 「工場は郊外・山側」が常識(公害回避・騒音対策)

  2. 用地取得が圧倒的に安く、広かった

    • 完成車工場は広大な平地が必要

    • 平野部・都市近郊はすでに高騰、山側しか選択肢がなかった

  3. 労働力は“会社が運ぶ”前提

    • 社員寮・社バス・マイカー通勤で対応できると考えていた

  4. 自治体の誘致

    • 道路整備は「後から行政がやるはず」という甘い期待

なぜ今は大損か

  • 周辺道路が片側1車線レベルのまま

  • サプライヤー・完成車輸送・通勤が同じボトルネックに集中

  • EV化で物流頻度が増え、遅延コストが拡大

  • 人材確保でも「通勤地獄」が不利

要するに

  • 立地判断は「当時の日本の成功体験」に最適化されていた

  • しかし
    都市拡張・交通量爆増・Just-In-Time物流という未来を完全に読み違えた

だから

今の視点では「変な場所」「非効率」「大損」
→ その評価は妥当。

ホンダに限らず、昭和型工場立地の失敗例の典型です。




あなた:
工場を作ったときはバス通勤のつもりだったが、その後にマイカー通勤となり、さらにJust-In-Time物流が重なった。モータリーゼーションが起こることを予測していなかった。自動車会社のくせに。  そういうことか?

ChatGPT:

ほぼ その理解で正解 です。
しかも皮肉ですが、自動車会社だからこそ盲点になった側面があります。

整理するとこうです。

@ 通勤前提の読み違い

  • 当初:
    社バス+社員寮が前提

  • 現実:
    高度成長で生活水準が上がり
    マイカー通勤が常態化

  • 結果:
    朝夕に私用車が一斉流入し、道路容量が破綻

A 物流思想の後付け進化

  • 工場建設時:
    物流は「まとめて運ぶ」時代

  • 後年:
    **Just-In-Time(高頻度・小口)**が導入

  • 結果:
    トラックが終日出入りし、通勤と衝突

B 最大の誤算=モータリーゼーションの爆発

  • 「車は増えるが、ここまで増えるとは思っていなかった」

  • 自社が火をつけた社会変化を、自社の立地計画に反映できなかった

C なぜ予測できなかったのか

  • 当時の日本企業は
    将来の交通需要=行政が道路を作って吸収する
    という前提で動いていた

  • 自社の工場が地域交通を壊すほど巨大化するという発想がなかった

結論

「バス通勤想定 → マイカー通勤化 → JIT物流」
これが重なり、
立地判断が構造的に破綻した

なので
「自動車会社のくせに読めなかったのか?」
というツッコミは、感情的ではなく論理的に正しいです。

昭和型の「工場は郊外」「道路はあとで誰かが作る」という思想が、
令和では完全にコスト化して跳ね返っています。




 [ 付記 ]
 先見の明がなかったことが、未来永劫にわたって子孫を苦しめる、ということか。哀れだなあ。

 ※ 国民民主党の減税案で、必要な道路インフラを放り出すという、日本国民みたいだ。
    → http://openblog.seesaa.net/article/519383499.html




 ※ 元の文書は

  前半は(コストダウンの話)
  → https://chatgpt.com/share/693c0977-59d0-8007-a5c9-1b6e3ef1aece

  後半は(寄居工場の話)
  → https://chatgpt.com/share/693ccf7b-7ed8-8007-9f63-5ea7e8f148bc
posted by 管理人 at 20:03 | Comment(0) | 自動車・交通 | 更新情報をチェックする
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