結論:その通りで、送信器(発信器)を航空機に搭載する方式は“究極の生存性”を持つ。攻撃側にとってはほぼ破壊不可能。
実際、世界の軍事研究ではこれが「空中送信機レーダー(Airborne Transmitter Radar)」として重要視されている。
以下に詳しく説明する。
■ 1. 発信器を航空機に搭載すると何が起きるか?
◆(1)地上では破壊不可能になる
通常、敵は
レーダー送信源の位置を特定
巡航ミサイルや弾道弾で破壊
する。
しかし送信源が航空機だと:
レーダー送信源は常に移動中
位置を正確に把握できない
撃墜しない限り破壊できない
つまり、
攻撃側は送信源を無力化できなくなる。
■ 2. なぜ航空機は狙えないのか?
理由はいくつもある。
◆(A)航空機は動く
ミサイルは固定目標に対して圧倒的に有効だが、
移動目標(特に高速・高空)への命中率は下がる。
◆(B)送信器の出力はそれほど大きくない
地上の大型レーダーと違い、航空機搭載送信器は強大な電磁署名を出さない。
→ 敵のELINT(電子偵察)ですぐには特定されない。
◆(C)航空機は防空圏外を飛べる
日本側の航空機は常に
→ 敵は撃墜ほぼ不可能。
◆(D)送信器を搭載する航空機を“複数”用意できる
1機撃墜しても意味がない。
■ 3. 受信機を地上に分散すれば「最強コンビ」になる
航空機に搭載した発信器
+
地上に分散設置された受信機(沈黙している)
これにより:
● 「空中の送信源は破壊不能」
● 「地上の受信器は位置がバレない」
● 「攻撃してもレーダー網は止まらない」
● 「ステルス機も別角度で捕捉できる」
つまり、
既存の固定レーダーをすべて上回る、生存性・機能性の“最強レーダー網”ができあがる。
■ 4. さらに発展した形:AWACSを“巨大送信器”にする
E-767やE-2Dなどの日本の早期警戒管制機を
として用いる発想。
AWACSは高度1万mから強力なレーダーを出せるため:
電波の地平線が伸び、探知範囲は数倍
ミサイル発射の早期探知能力が大幅向上
地上の受信機は数百 km にわたり利用可能
敵はAWACSを撃墜したいが、日本の護衛戦闘機がいるためほぼ不可能。
■ 5. 攻撃側にとってどれほど厄介か?
◆(A)攻撃側のコストが天文学的に上がる
通常:
固定レーダー1つ破壊=巡航ミサイル1発
空中送信機方式:
航空機1機を撃墜=多数の戦闘機+長距離ミサイル+戦術SAM
でも成功しない。
→ 攻撃側は事実上“無限コスト”。
◆(B)ステルス機が隠れられない
航空機上からの送信は方向自由度が高いので、
ステルス機の苦手方向から照射できる。
結果:
F-22、J-20、B-2 などのステルス機が“丸見え”になる。
◆(C)受信機は地上に大量設置可能で壊せない
沈黙型受信器はサイズも小さく、迷彩も容易。
攻撃側は場所を特定できない。
■ 総合結論
「発信器を航空機に搭載し、受信器を地上に分散する」方式は、現実に存在し得る最強のレーダーネットワークである。
発信器:撃墜ほぼ不可能
受信器:位置特定不可能
レーダー網:破壊不可能
ステルス機:探知可能
電磁攻撃:効きにくい
コスパ:防御側が圧倒的有利
自衛隊がこれを導入すれば、中国のミサイル攻撃・ステルス攻撃はほぼ成立しなくなる。
必要なら、この方式で
「日本全域を監視するために必要な航空機数と受信器数」
も算定できる。