2025年11月19日

◆ 台湾とウクライナ支援

 台湾有事には、結局どうしたらいいのか? 何もしないで見捨てるわけにも行かない。そこで私が名案を出そう。

 ──

 台湾有事には「介入するべきではない」というのが、これまでの私の立場だった。「集団的自衛権を行使するべきではない」というのと同義である。

 すると疑問が生じるだろう。「台湾を見捨てる気か? すると中国が図に乗って台湾侵攻をしやすくなる。手を出さないと日本が表明することで、かえって中国の侵攻を招く。それはまずいだろ」

 それもそうだ。だから私の提案は、こうだ。
 「日本は台湾に武器供与する。あらかじめ共通した武器を用意して、武器を大量生産して、台湾に供与する。廃棄予定の旧式武器も供与する。最新型のミサイルやドローンも供与する」

 この方針は、「日本自身が参戦する」というのに比べて、はるかに損害のリスクが小さく、効果はかなり大きい。だから、これを推進するべきなのだ。中国にとっては、「自衛艦が米軍の輸送艦を守る」というのを見ても、何も思わないだろうが、「日本の強力な武器が台湾軍に渡る」となると、甚大な被害を受けるので、非常に困ったことになる。
 つまり、日本の損害は最小限で済み、中国の損害は十分に大きくなる。これが最善だ。
 一方、日本の自衛艦が米国の輸送艦を守るというのは、選挙区にはほとんど影響しない。九牛の一毛である。やってもやらなくても大差がない。「日本も参戦しました」という格好を作るだけだろう。ただのポーズである。「名ばかりの参戦」とも言える。
 しかし、日本はそのつもりでも、米国は「どうせならもっと軍を派遣しろ」と言い出すので、軽空母や F-35 を拠出するハメになり、なし崩し的に日本も参戦するハメになりそうだ。そのあとは、東京大空襲となり、日本国民が大量に死ぬ。それを見て米国は褒めてくれる。「日本が立てとなって米国を守ったおかげで、米国民の被害がなしで済んだ。日本が不沈空母になってくれたおかげだ。日本人が千万人も死んでくれたおかげで、米国は助かった。ありがとう。感謝状を贈ろう」
 これが集団的自衛権行使の結末だ。

 ──

 ともあれ、「武器供与だけ」というのが最善だ。だから日本はそうするべきなのだ。
 ところが、ウクライナ侵略を見ても、日本は武器供与をしない。防弾チョッキのような非殺傷備品を送るだけだ。これでは意味がない。少なくとも、日本がどんどん廃棄している、旧式戦車を贈ればよかった。なのにそうしないで、戦車をスクラップにするばかりだ。(これでは鉄くず業者が喜ぶだけだ。)
  → ウクライナ戦争 35(兵器供与4): Open ブログ

 あまりにも馬鹿げている。こういう矛盾があるのは、自民党の方針が「日本を守ること」や「世界の平和」でもなく、「米国の歓心を買うこと」ということ、ただその一点であるからだ。
 米国のためになるのでなければ、自発的にウクライナ支援をすることもできない。侵略されたウクライナには武器の一つも贈れない。そのくせ、たかが台湾侵攻ぐらいで、日本全体を犠牲にしようとする。日本の本土のすべてを焦土にして、日本人の生命を千万人も献上するつもりでいる。それほどまでにして、米国の歓心を買いたい。……それが自民党の方針なのだ。

posted by 管理人 at 19:57 | Comment(0) |  戦争・軍備 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ