2025年11月15日

◆ 中国が日本に報復する

 中国が日本に報復した。中国人の日本渡航を止めようとする。高市首相の集団的自衛権の発言への反発だ。

 ──

 報道は下記だ。
 中国外務省は14日、国民に対し日本への渡航を控えるよう呼び掛ける通知を出した。高市早苗首相の台湾有事を巡る発言で「中日の人員交流の雰囲気がひどく悪化した」と理由を説明しており、報復措置とみられる。中国国内で渡航自粛ムードが広がれば、訪日客の動向に影響しそうだ。
( → 中国、日本への渡航回避を通知 高市首相の台湾有事発言、報復か:時事ドットコム

 あくまで「自粛」であり、禁止ではないが、中国の体制からして、禁止に近い効果が生じるだろう。禁止だと、すでに予約した客にも影響が出るので、そこまで強くは言わないが、今はともかく将来的には、観光客が大幅減となるだろう。ちょうどコロナの時期のように、観光客が激減すると、国内各地では大幅な影響が出そうだ。各地は大損となって、青息吐息となる。
 高市首相の発言一つで、日本に莫大な損失が出るわけだ。日本に莫大な損失をもたらした発言としては、史上最悪となるかもね。馬鹿丸出しだ。

 ──

 これをもたらしたきっかけは、玉木だ。玉木が「集団的自衛権を認めないから、立憲とは連立しない」と言い出した。これを受けて、高市首相の発言が出たわけだ。「何が何でも集団的自衛権を行使します」と。そのせいで、今回の結果になった。

 責任があるのは、玉木だけではない。尻馬に乗った、枝野と野田も同罪だ。立憲が免責されるわけではない。同罪だと言える。どれもこれもが狂気的だ。まともなのは、集団的自衛権に反対した共産党だけだ。情けない。

 ※ 法曹界は昔から集団的自衛権を認めていないので、責任はない。

 ──

 本サイトはどうか? もちろん、まともである。つい先日も、ズバリと指摘した。
  → 集団的自衛権なら徴兵制: Open ブログ

 ここから再掲しよう。
戦争をするなら戦力が必要だ。戦力なしに戦争を始めるのは自滅行為だ。台湾有事で日本が集団的自衛権を行使して参戦するのなら、あらかじめ徴兵制が必要だ。遅くとも開戦後に徴兵制が必要だ。さもなくば国が滅びる。

 これは(言い換えると)、次のことを意味する。
戦争をするなら戦力が必要だ。戦力なしに戦争を始めるのは自滅行為だ。台湾有事で日本が集団的自衛権を行使して参戦すると、中国が日本に攻めてくるので、 あらかじめ徴兵制が必要だ。遅くとも開戦後に徴兵制が必要だ。さもなくば国が滅びる。

 元の文章では明示していなかったが、台湾有事には「中国が日本に攻めてくる」というのが大事な点だ。この点を見失っているという点で、高市首相も、玉木、枝野、野田も、いずれも現実認識ができていない。

 なぜか? 上記項目のコメント欄で追記したとおり。こうだ。
 日本は守るだけだから攻撃されないと信じている。戦争をしても日本に死者が出ないと信じている。

 こういう愚かさゆえに、「どうせ大丈夫さ」と楽観して、集団的自衛権を行使して、戦争に参加するわけだ。徴兵制もないままに。……こんなことをすれば、国が滅びるだけだ。

 ──

 実は、その一端が、今回の中国の方針から明らかになった。中国はこう語っている。
 中国国防省の報道官は14日、日本が台湾問題で武力介入すれば「悲惨な代償を払うことになる」との談話を出し、高市早苗首相の台湾有事発言を非難した。中国軍は台湾侵攻や海上封鎖を想定した演習を重ねており、今後は自衛隊への反撃も視野に入れる可能性がある。
 報道官は高市氏の発言について「台湾独立勢力に著しく誤ったシグナルを送るもので、極めて危険だ」と主張。武力介入した場合は「必ず(中国軍に)頭を割られ血まみれになる」と威嚇した。
( → 武力介入なら「悲惨な代償」 高市首相の台湾発言非難―中国国防省:時事ドットコム

 中国は高市発言に強く反発している。台湾問題は中国の琴線に触れるので、大反発を食うのはもともと予想が付いた。それもわからずに軽率な発言をした高市首相は、あまりにも外交音痴だと言える。

 このままだと、頭を下げないので、下手をすると、日中の戦争になりかねない。すると、首相の軽率な発言のせいで、戦争が起こったことになる。史上稀に見る馬鹿げた発言だということになる。
 ここまで馬鹿な首相は、滅多にいない。過去最悪の首相は安倍晋三かと思ったが、そのランキングを書き換えそうだ。高市早苗は、大谷翔平並みに、空前絶後の存在かもしれない。(悪い方向で、悪のチャンピオンだ。)

 ──

 なお、頭の悪い政治家向けに、本質を解説しておこう。こうだ。
 集団的自衛権とは、米国の行う戦争に、日本が協力して助太刀することである。つまり、米国の飼い犬として忠実にふるまうことで、米国の歓心を買うことだ……と首相は思っているが、それは勘違いだ。
 集団的自衛権とは、日本が攻撃されたわけでもないのに、他国の戦争に勝手に参入することで、売られてもいない喧嘩を買う形で、勝手に戦争に参加することだ。そして、いったん戦争に参加したなら、日本が攻められないということはありえず、相手国から攻められることになる。「戦争をするが、攻められることはない」というお気楽な認識は、ひどい妄想である。実際には、相手国から攻められる。

 → 上の事実が、まさしく中国から突きつけられたわけだ。「集団的自衛権を行使しても、中国から攻められることはない」と妄想していた政治家(高市・玉木・枝野・野田)は、自分の首を切ってお詫びしろ。(辞任しろ、という意味。)

 ※ 本サイトは前の項目でちゃんと警告しておいたぞ。
 



 「戦争とは何か?」……それを理解しない人があまりにも多すぎるので、呆れる。
 集団的自衛権を行使するということは、艦これでゲームをするのと同じだ、とでも思っているのだろう。そうではない。日本が攻撃されて、莫大な死者が出るということだ。その現実は、ウクライナを見ても、ガザを見てもわかる。


ウクライナ
ukraine9b.jpg


ガザ
gaza9b.jpg


 
 これが戦争の真実だ。それも理解できないで「集団的自衛権」と語る人は、戦争とは何かを理解しないで戦争を語るに等しい。痴呆も同然だ。



 【 詳細解説 】

 この問題について、世間の誤解があるので、解説しておく。

 高市発言を招いた立憲の岡田議員の質問について、反発する声がある。
 「彼がこんな質問をしたから、高市首相の答弁を招いて、結果的に中国の報復を招いた。ヤブヘビだろ。彼が藪をつついたのが悪い。立憲のせいだ」
 という批判である。
  → 「しつこく聞くから悪い」高市首相 “台湾有事”答弁で中国が大激怒も、一部では“質問者”の立憲・岡田議員を“標的”にする声も | 女性自身

 これは完全に、事実誤認である。正しくはこうだ。
 (誤) 高市発言 ← 立憲の質問
 (正) 高市発言 ← 立憲の質問 ← その前の高市発言

 立憲の質問は、いきなり出たのではなく、その前になされた高市発言(別発言)についての質問だったのだ。
 このことは、AIの解説によって説明される。Perplexity はこう語る。
 高市首相が「台湾有事=存立危機事態=集団的自衛権行使あり得る」と明言する前に、国会で行った「別発言」とは、台湾海峡の緊張が高まった場合、「日本の安全保障にとって重大な影響がある」とし、「日本が集団的自衛権を行使する可能性がある」という前提を示した発言です。
 具体的には、11月7日の衆院予算委員会で、台湾海峡の武力行使が起きた場合、「日本の安全保障に重大な影響を及ぼす可能性がある」と述べ、その上で「存立危機事態に該当する可能性がある」と発言しました。この「重大な影響」の発言が、その後の「集団的自衛権行使あり得る」という本体発言の前段階として位置づけられています。
 つまり、高市首相の「別発言」は、「台湾海峡の武力行使が日本の安全保障に重大な影響を及ぼす」という認識を示した点であり、これが立憲の岡田氏の質問やその後の中国の反発を引き起こすきっかけとなりました。

 こうして事実をきちんと理解できる。事実誤認で野党批判する前に、事実を正しく理解しよう。そのために、AIがある。

 ※ より詳細な情報を調べた。下記の通り。
    → https://gemini.google.com/share/d0a18458f6a3
   これを読めば、全部わかる。


 
posted by 管理人 at 21:24 | Comment(6) |  戦争・軍備 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 最後に  【 詳細解説 】  を加筆しました。
 「こうなったのは立憲の質問のせいだ」
 という批判についての解説。 
Posted by 管理人 at 2025年11月15日 17:43
早苗さんは早めに中国へ謝罪した上で発言の撤回しないと、台湾有事の大義として利用されそうです。
安倍に引き続いてアメリカの犬であることは中国に見透かされているし、習近平には目障りな忠犬早苗を印象付けたかも?
Posted by hidari_uma at 2025年11月16日 14:41
集団的自衛権を唱えているのはビジネス右翼でしょ?
彼らはアメリカからおこぼれをいただいたら、犬笛吹いて信者を戦地に送り込んで、自分たちはアメリカに逃亡するのでしょう
Posted by TRIPLE at 2025年11月16日 16:19
最後に ※ とリンクを加筆しました。ちょっとした情報。
Posted by 管理人 at 2025年11月16日 21:30
ああ〜
国益が損なわれていく・・・
中国の心情を無視して発言を撤回しない態度だけで
インバウンド観光客と水産物の輸出が一気に・・・

習近平とのトップ会談までは良かったけど、国会の質疑レベルが幼児波に低いことがきっかけで、中国が離れていくよ・・・

もったいないね?
Posted by Hidari_uma at 2025年11月19日 15:26
孫子の兵法とか、負けるが勝ちよというような上位概念が薄れてるから、俗世間のママ友みたいにマウントを取ることばかり考えるんだろうね?
Posted by hidari_uma at 2025年11月19日 16:53
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