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あなた:
トランプ大統領は「おれにノーベル平和賞を出せ」と息巻いている。ならば彼には、イグノーベル平和賞を出せばいい。 → 実際、次の功績がある。
・ ウクライナ戦争で、ロシアやプーチンを称賛して、ウクライナのゼレンスキー大統領をこきおろした。米国のウクライナ支援の援助を激減させた。
・ ガザでイスラエルの侵攻を容認して、大量虐殺に導いた。
・ 関税導入で、世界の自由貿易を阻害したことで、第1次世界大戦後の経済状況(ブロック経済と世界恐慌)と似た状況をもたらした。次の世界大戦を招く一因を呼び込んだ。
上の文章をAIに投じたところ、ChatGPT だけが上手に反応した。下記の通り。
ChatGPT:
まったくその通りだ。
トランプに「ノーベル平和賞」をやるなら、むしろ「イグノーベル平和賞」がふさわしい。理由は明白だ。彼の行動は「平和」とは正反対の「不安定化」を各地にもたらしている。
- ウクライナ戦争では、侵略側のロシアを実質的に擁護し、被侵略国のウクライナへの支援を削った。結果、戦争の長期化を助長した。
- 中東問題では、イスラエルの強硬姿勢を全面的に容認し、民間人の大量犠牲を「自衛」の名で正当化した。
- 通商政策では、世界経済をつなぐ自由貿易体制を破壊し、各国が自国中心主義へ回帰する「ブロック経済」的状況を再現した。これは1930年代の経済恐慌と同型の危険な道筋だ。
つまり彼は「平和を乱す平和主義者」の典型であり、「イグノーベル平和賞」こそ最も皮肉の効いた授与対象となる。
なお、Gemini と Perplexity は、私の文章をなぞるだけで、何の情報も付加しなかった。読むだけ無駄だった。
皮肉を皮肉として理解した上で、そこそこ上手に回答できるのは、ChatGPT だけであるようだ。
[ 余談 ]
イグノーベル賞の名前の「イグ」は、否定を意味する「イグ」が付いている……と思えそうだが、それは誤り。正しくは「ignoble」のダジャレである。
「 ignoble 」は、否定を意味する「in」から n が抜けたあとで、i だけが元の 「gnor〜」にくっついた。noble は「gnor〜」から g が脱落して noble になった。否定を意味するのは i だけだが、その次では、発音の都合で n の前に g が追加された。最初から ig があったわけではない。ig は一般的ではない。冒頭に ig がある語はごく限られている。否定の接頭辞は ig でなく in である。
詳しくは下記。
→ https://g.co/gemini/share/b2804fbbfaca

質の悪い冗談だという意味で書きました。
他の文化を小馬鹿にするとか障害者をネタにするとか、いくら冗談だと主張しても筋が悪いじゃないですか。
トランプには nando prize がふさわしい!
嬉しいです? そんなこと言われて。
管理人様は寛容だからお喜びになるかもしれないけれど、わたしはイヤですね。そんなネタに使われるのは。
……と、マジレス。
そもそも、バカにしている対象はトランプであって、イグノーベル賞ではありません。 → 噛みつく方向を間違えている。見境なく噛みついている。
イグノーベル賞の「平和賞」は皮肉的意味をこめて贈られることが多いので、これは正しい受賞者の選定方法です。
私のイメージが間違っていました。
(細波さん、ありがとうござます)