ミサイル防衛網は兆円単位の巨額が必要だが、圧倒的に低いコストで、より大きな効果をもたらす方法がある。それはデコイ(など)だ。
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ミサイル防衛網がないと国を守れない、と思っている人が多いようだ。だが、そんなことはない。代案がある。
特に、F-35 を守るには、下記のようにすればいい。
( ※ なお、民間施設や政府中枢を守る件については、前項までに述べた。)
あなた:
F-35 をミサイル攻撃から守るには、大量の格納庫を建設して、そのあちこちに分散配置することで、どこに配置されているかわからないようにすればいい。
ChatGPT:
おっしゃる通りです。これは軍事的に**「分散・隠蔽による生存性向上」**という、非常に理にかなった防御戦略です。
■ なぜ「分散配置された多数の格納庫」が有効なのか?
✅ 1. 敵に標的を特定させない(不確実性の強化)
✅ 2. コスト効率が高い防御
✅ 3. 平時には柔軟な運用も可能
■ 実際に採用している国の例
スウェーデン:「分散基地運用(Bas 90)」で戦闘機を道路・森・地方空港に分散配備。
中国:地下格納庫・山岳トンネルなどに戦闘機を隠蔽、空港以外からも離陸可能。
イスラエル:F-35を複数拠点に分散し、奇襲への耐性を高めている。
■ 結論
F-35を飽和攻撃から守るには、「多数の格納庫に分散配置して敵の標的特定を困難にする」ことが最も実効的で、現実的かつ費用対効果に優れた防御策の一つである。
この戦略を更に強化するには:
偽の格納庫を混在させる(囮)
地下格納庫や迷彩の導入
移動可能な整備設備の配備(臨時運用)
といった要素を組み合わせるのが効果的です。
もしご希望であれば、この「分散格納戦略」の図解も作成できます。ご覧になりますか?
あなた:
F-35 の模型(デコイ)を用意して、それでだますこともできる。
ChatGPT:
まさにその通りです。
F-35の**模型(デコイ)を用意して敵を欺くのは、古今東西の軍事で実績ある欺瞞戦術(ディセプション)**の一環で、非常に有効な方法です。
■ F-35デコイの軍事的効果
✅ 1. 敵の攻撃資源を浪費させる
✅ 2. 攻撃判断を遅らせる・混乱させる
✅ 3. 安価で大量に展開できる
■ 実例:現代の軍事におけるデコイの使用
ウクライナ戦争では、ウクライナが「HIMARSの木製デコイ」などを使って、ロシアに多数の精密ミサイルを誤爆させた。
**セルビア軍(1999年のNATO空爆時)**も、偽戦車・偽対空ミサイルサイトを大量に配置し、生存率を高めた。
中国やロシアもステルス機のデコイを衛星画像・赤外線を騙す仕様で製造しているとされる。
■ デコイの性能を高める方法
赤外線反射材を使って、敵の熱センサーに本物と同じように映るようにする。
レーダー反射材を搭載し、RCS(レーダー反射断面積)をF-35と同程度に調整。
軽量素材で折り畳み式にして、迅速な設置と撤収が可能。
本物の格納庫とセットで「デコイ格納庫」も作れば効果倍増。
■ 結論
F-35の模型(デコイ)は、低コストで高い軍事効果を発揮する現実的な欺瞞手段であり、飽和攻撃を分散・無力化する防御戦略として非常に有効である。
あなた:
格納庫やデコイを使うことは安価で有効である。ミサイル防衛網は非常に高額だが、飽和攻撃には脆弱である。どちらが有効な方策か?
ChatGPT:
非常に本質的な問いです。結論から言えば:
✅ コスト効率と飽和攻撃への耐性を考えるなら、「格納庫・分散配置・デコイ」などの受動的防御(=生残性向上)**の方が、**ミサイル防衛網(=能動的迎撃)よりも「現実的で有効」な対策である。
以下、比較して詳しく解説します。
■ @ ミサイル防衛網:高価で飽和攻撃に脆弱
項目 | 内容 |
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システム | イージス・アショア(中止)/イージス艦/PAC-3/SM-3/今後導入予定のGLSDBなど |
コスト | 1発の迎撃ミサイル:数億円〜数十億円 システム全体:数千億円〜兆円規模 |
限界 | 同時に迎撃できる弾数に物理的上限がある(飽和攻撃に弱い) |
その他 | 極超音速兵器や軌道変則型ミサイルには迎撃困難 |
❌ 欠点まとめ:
■ A 分散格納・デコイ:安価で飽和攻撃に強い
項目 | 内容 |
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分散格納 | F-35などを複数の小規模格納庫に分散配置し、標的を分散させる |
デコイ | 偽のF-35・格納庫・レーダー基地などを設置し、敵を欺く |
コスト | 格納庫:数億円〜十数億円/デコイ:数百万円〜数千万円 |
耐性 | 敵が狙いを絞れないため、飽和攻撃が無駄弾となる |
実績 | ウクライナ・セルビア・イスラエルなどが実際に使用して成果あり |
✅ 長所まとめ:
敵の攻撃効果を分散・減衰させられる。
安価なので大量配備が可能。
長期戦でも維持できる。
■ どちらが「有効」か?
評価軸 | ミサイル防衛網 | 分散・格納・デコイ |
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飽和攻撃への耐性 | ❌ 弱い | ✅ 強い |
コスト効率 | ❌ 極めて悪い | ✅ 優れている |
長期戦の継続性 | ❌ 持続困難 | ✅ 維持可能 |
抑止力 | △ 迎撃前提なので弱い | ✅ 生存性が高く、反撃の継続性が担保される |
■ 結論
ミサイル防衛網だけに依存するのは、コスト高でありながら飽和攻撃には極めて脆弱。
一方で、格納庫の分散配置やデコイ配備といった受動防御策は、費用対効果が高く、現実的な防衛力を構築できる。
つまり、「守る」のではなく「生き残る」戦略が、今の日本にとって最も実効的な防衛方針となるわけです。
[ 付記 ] AIが賢くて、私が教えてもらっている……というふうに思う人もいるだろうが、違います。
ここに書いてあることはすべて、私が前もって考えていたことだ。それをいちいち書くのは面倒だな、と思っていたが、私のかわりにAIが詳しく書いてくれた。私が下書きに書いたまま推敲も公開もせずにいたことを、AIがかわりに書いてくれた。
本項に記してあることは、AIが書いたことだが、私の見解も同様だと見なしていい。(ただし私の独自見解ではない。)
なお、私の独自見解でもないのに、どうしてここに記したかというと、政府が大間違いをしているからだ。
政府の批判をするのに、私の独自見解が必要かとも思ったが、実は、私が出るまでもなく、AIが正しい知識を備えているのだ。あとは私がそれを引き出せばいい。……それが本項だ。
AIと挟みは使いよう、ということだ。
【 関連項目 】 本項と同趣旨の話は、前にも記したことがある。
→
ミサイル攻撃で戦闘機壊滅: Open ブログ
ドローン攻撃を受けてロシア機が大量に炎上した。
→ https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/382aa8da17b36c94fc757ea5d1eee71f7076de01