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前項では、日本のエンゲル係数が高いことに、次の説明を加えた。
・ 食費に金をかけたい (文化的要因・グルメ文化)
・ 暖房に金をかけない (あまり寒くないので)
ただし、これですべての説明がつくわけではない。次の要因もある。
・ 日本は所得が低い
・ 日本は食品価格が高い
その逆が米国だ。米国はエンゲル係数が低いが、特別に食物がまずいわけではない。理由はこうだ。
・ 米国は所得が高い
・ 米国は食品価格が安い
うひょー。超うらやしい。これぞ天国じゃん。ひるがえって日本は地獄じゃん。
まあ、米国人が日本に来ると、日本が天国に見えるようだが、それは円安で日本人の賃金が安いからだ。自分たちは高給をもらいながら、低賃金の日本人が料理サービスするのを堪能するわけだ。……悔しいね。
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以上の情報は、AIから得られた。
私が前項の話を書いたあとで、AIに質問すると、「あなたの主張は不正確なところがあります」と言って、突っ込みを入れてきたのだ。
Feloの回答
日本のエンゲル係数が高いのは、低い所得水準と農産物の価格高騰が主な原因であると言えます。
と大筋では是認してくれたのだが、完全同意でもない。
ChatGPT の回答
日本のエンゲル係数が高いのは **「所得が低くて食費が高い」** ことを反映していると考えられます。
日本は実質賃金が長期的にほとんど伸びておらず、家計の可処分所得(自由に使えるお金)が増えていません。
日本は農産物や食品の価格が他国と比べて高いです。その理由には以下のような要素があります:
農業保護政策 → 国内農業を守るために関税を高く設定
輸入制限 → 海外産品への関税や規制により価格が上昇
こういう突っ込みを入れてきた。なるほど。参りました。
では、米国はどうか?
ChatGPT の回答
米国のエンゲル係数(※家計の消費支出に占める食費の割合)が低い理由はいくつか考えられます。
(1) 所得水準が高い
米国は一人当たりGDPが高く、所得水準が世界的に見て高いため、エンゲル係数が低くなっています。
(2) 食品価格が安い
米国は農業が盛んで、自給率が高く、食品生産コストも比較的安い。
(4) 家計支出の中で他の支出(住宅費や医療費など)が大きい
米国では住宅費や医療費の負担が大きいため、消費支出全体に占める割合が増える。
羨ましい……と思っていたら、最後にとんでもない話をぶちこんできた。医療費だ。
[ 付記 ]
つまり、医療費の負担が馬鹿高いせいで、食費に回す金が削られてしまうようだ。
しかし、まあ、そのくらいならまだいい。手術代が出せないせいで、命を削られる例も、少なくないようだ。
ChatGPT の回答
米国では医療費が非常に高額であるため、高額な手術代を支払えずに適切な治療を受けられずに死亡するケースは一定数存在しています。
医療保険未加入者は2022年時点で約2700万人(約8%)と言われています。
保険に加入していても、自己負担額(自己負担金や高額な免責額)が大きいため、手術を受けたくても費用を理由に断念するケースがあります。
・ 心臓バイパス手術 → 約$75,000〜$200,000
・ 救急搬送 → 数千ドル〜数万ドル
保険がなければ数十万ドル単位の請求が来ることも珍しくありません。
2019年のある調査によると、医療費が支払えないことが原因で死亡するケースは毎年約45,000人と推定されています(ハーバード大学の研究)。
米国では自己破産の約60%が医療費に関連しているとも言われています。
給料が高くて、食物が安いので、天国みたいな国だ……と思っていたら、医療費が馬鹿高い。
それでも「オレは病気をしない健康な体だから、大丈夫」
と思って、平然としていたら、ある日、野放しになった銃で撃たれてしまった。大量出血。
「助けてくれ! 死にそうだ!」
「助けてあげてもいいけど、あなた、医療保険に入っていますか?」
「入っていませんが」
「じゃあ、ダメです。さよなら」
「ぐぬぬ。日本にいれば、医療保険に入っていて、助かったのに」
「日本にいれば、銃で撃たれないでしょ」
「でも日本は給料が安い。日本では暮らしたくない」
「なるほど。米国で暮らして、撃たれて死んで、良かったですね」
どう考えてもアメリカの医者はもうけすぎです。私の友人で日本の医学部を卒業して米国の医者になった人がいますが大金持ちです。科学技術者も日本より高給ですが医者にはかないません。