2025年03月19日

◆ 今永が MLB で成功したわけ

 カブスの今永が MLB で成功したわけは? 

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 カブスの今永は MLB で、めざましい成功をした。では、そのわけは? 理由は何か? 

 「そんなことはAIに聞け」
 と思うだろうが、AIはそんなに賢くない。せいぜいネット上の知識を探るだけだが、ネット上には正解は記していない。なぜなら誰もその理由を知らないからだ。誰も知らないのに、AIが知っているはずがない。
 しかし、それでは困る。

 どうする? そこで、困ったときの Openブログ。ちゃんと答えよう。以下の通り。

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 アメリカのピッチャーは横の変化球が多い。データでも、1位がストレート、2位がスライダーだ。(ただし3位はシンカーで、4位はチェンジアップだから、縦の変化球もあるが。)
 一方、日本のピッチャーは縦の変化球が主体で、特にフォークを駆使するピッチャーが多い。(どうしてそうなのか? たぶん、漫画の「消える魔球」の影響だろう。それでピッチャーが漫画の真似をして、消える魔球みたいなフォークを投げたがる。……ホントかね。)
 以上のように、横と縦の違いがある。米国では縦の変化球を主体とするピッチャーが珍しくて、左腕では今永だけらしい。

ChatGPT の回答
 MLBでは「スライダー」や「カットボール」といった横の変化球が主流です。
  ・ 理由は、打者のスイング軌道がアッパースイング傾向にあり、横の変化球がミートしにくいため。
  ・ 縦の変化球は見極めやすく、芯でとらえられるリスクが高いため敬遠されがち。

 MLBでは縦の変化球を主体とする投手は、横の変化球(スライダー、カットボール)主体の投手に比べると少数派ですが、左腕で縦の変化球を軸に成功している例はさらに限られています。
 今永昇太のように「左腕+フォーシーム+縦の変化球(スプリット)」で成功しているケースは特に珍しいです。

 
 というわけで、縦の変化球を投げる左腕の今永は珍しいので、それだけでかなり優位に立てる。
 さて。縦の変化球を投げるのはいいが、ここで問題が生じる。フォークを投げるには、(ボールを指の間に挟むために)長い指が必要なのだが、今永は小柄なので、指が短い。ゆえに、フォークを投げるのは無理だ。投げたくても、投げられないのだ。困った。
 そこで、困った今永さん。フォークのかわりに、似て非なるものを使うことにした。それがスプリットだ。これは、弱いフォークとも言えるものだ。握りも弱いし、変化の仕方も弱い。中途半端なフォークみたいなものだ。これがフォークのかわりとなる。
 「ふん。中途半端な変化球? そんなのは、変化が少ないのでダメだ」
 と思う人が多そうだ。ところが、これが意外な効果を発揮したのである。
 そもそもフォークは変化の仕方が大きすぎる。あまりにも大きく落下する。そのせいで、見極められやすい。「フォークだな」とバレてしまうので、打者は打たないで見送ってしまうことが多い。すると、ストライクゾーンよりも下にボールが落ちるので、ストライクにならない。ピッチャーはカウントを悪くする。……ここでは、変化が大きいことが、かえって弱点となっているのだ。
 一方、スピリットはどうか? 変化の幅が小さいので、落ち方も小さい。それは、メリットが小さいかと思えたが、意外な効果を発揮した。落ち方が小さいので、ストレートと見分けにくい。「こいつはストレートだ」と思って、打者はバットを振る。ところがそれはストレートでなくスプリットなのである。だから少し下に落ちる。そのせいで、空振りとなる。……つまり、変化が小さいせいで、打者はおびき出されて、空振りしてしまうのだ。
 フォークに対しては「見逃し」をする打者も、スプリットは見分けがたいので、ついついバットを出して、空振りしてしまう。そのせいで今永のスプリットは、打者の空振り率がとても高い。
 また、見逃した場合、フォークは下に落ちて、ストライクの枠外になることが多いが、今永のスプリットは落ち方が少ないので、ストライクの枠内に留まることが多い。だから、見逃した場合、フォークはストライクにならないが、スプリットはストライクになることが多い。……かくて、フォークはストライク率が低くてボール率が高いが、スプリットはストライク率が高くてボール率が低い。これもまた、落ち方が少ないことの効果だ。

 結局、今永は「体が小柄だ」ということを逆手に取って、フォークのかわりにスプリットを利用した。災い転じて福となす……みたいなことを、うまくなし遂げた。そこが彼の特徴だ。


 ※ なお、理由は他にもある。直球の回転数や威力が高いことや、制球力が良いことだ。しかし、これは理由としては当たり前すぎるので、特に記さなかった。なぜなら、「能力が高い投手は、能力が高い」というふうなトートロジーになってしまうからである。これでは意味がない。だから、当り前みたいなことは、ここでは記さなかった。
 
 ※ ちなみに、他の日本人投手は、フォークが主体だ。山本由伸、佐々木朗希は、フォークを主体とする投手だ。(ダルビッシュ有も、フォークを駆使する。彼の駆使する変化球は多彩だが。)

 ※  ただし大谷は例外的にスプリットを主体とする。この点、今永と同様だ。空振り率も、大谷は今永同様に高い。(しかし左腕ではない。)
 


 [ 余談 ]

質問: ドジャースの日本人はイケメンばかり

Feloの回答
 ドジャースには多くの日本人選手が在籍しており、その中には特に「イケメン」として知られる選手もいます。最近の報道によると、ドジャースは大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希といったスター選手を擁しており、これらの選手たちは日本国内外で非常に人気があります。

注目の選手たち。
  ・ 大谷翔平: 投手と指名打者の二刀流で知られ、彼のプレースタイルとルックスから多くのファンを魅了しています。
  ・ 山本由伸: 若手のエースとして注目されており、その実力だけでなく、端正なルックスでもファンの支持を集めています。
  ・ 佐々木朗希: 彼もまた若手の有望株であり、イケメンとしての評価が高い選手です。

 これらの選手たちは、ドジャースの人気を高める要因となっており、特に日本のファンにとっては「ドジャースは日本のチーム」とも言われるほどの存在感を示しています。ドジャースは今後も日本人選手の獲得に注力しており、さらなるイケメン選手の加入が期待されています。

 ホントかよ。

 ちなみに、ChatGPT の回答は冗談率が高い。(長いので、略)
posted by 管理人 at 23:00 | Comment(0) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
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