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家族の分の食事を自分一人で食い尽くしてしまう夫がいる。
「食い尽くし系の夫」と「他人のものを売ったり捨てたりする妻」、明らかに発生に強い性差傾向があって、何が原因なのだろうとちょっと面白く思っている
実際なんなんやろ 「他人の分まで食べてはいけない」も「他人のものを捨ててはいけない」も普通に考えたらわかりそうなことが分からなくなる…
( → 「食い尽くし系の夫」「他人のものを売ったり捨てたりする妻」何が原因なのはちょっと面白く思える→様々な体験談や考察が集まる - Togetter )
どうしてこんなことをするのか、わからないようだ。
わけがわからず、とりあえず防護策を取る例もある。
奥様の旦那様が昼食夕食時にやってきて妊婦用のご飯を完食して帰ってしまうので、病院側で「あの男が帰るまで食事は出さない」ように看護士さんたちでガードしてたって。
( → 出産で入院してる妻のご飯を夫が完食して帰っちゃうため「夫が帰るまで食事は出さない」と看護師さんたちがガードしていたという話がもはやホラー - Togetter )
賢く対策した人もいる。食い切れなくなるまで素麺を大量に与えたそうだ。
食い尽くし夫の妻は、夫への悪意に満ちている様子なのに、食い尽くし夫が極端な肥満体であるというようなdisはほぼ見かけないので、シンプルに用意の量が少なく、それで何回も問題が起きても一切改善できない(略)
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当時付き合っていた男性に素麺を茹でた所私の分はほぼ残らず食い尽くされ、その時純粋に私は
「そうか…足りないか…男性はいっぱい食べるもんなぁ(父を思い出しながら)」
と反省し、後日素麺を14束茹でて差し出した。食い尽くし系男子はドン引きし、無事食いつくし卒業し、今の旦那になりました。
( → 当時付き合ってた彼氏に素麺を食い尽くされ「そうか...足りないか...」と素麺を14束茹でたら→食い尽くし系男子を食い尽くし今の旦那にしたそうです - Togetter )
この方法のポイントは、あまりコストのかからない炭水化物を与えた、ということだ。これならばいくらでも補充ができて、追加可能だから、量を増やす対応ができる。
一方、唐揚げとか、ケーキとか、値段の張るものは、数が限定されるので、問題を起こしやすい。
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さて。以上は一般論だ。それとは別に、私の体験を示そう。
私自身が似た経験を持ったことがある。若いころのことだが、あまりにも腹ぺこで、我慢しよう、しよう、と思いながらも、とうとう我慢できずに、他人の食事に手を付けてしまったことがあった。(ああ。恥ずかしい。何十年もたっても、何度も何度もうなされる。他人のものに手を付けたのは、生涯でこのときぐらいだ。生涯唯一の犯罪的行為。)
で、どうしてこういうことがあったかというと、あまりにも腹ぺこすぎて、どうにも我慢できなくなったからだ。
そこで思うに、食い尽くし系の夫というのも、「あまりにも腹ぺこすぎて、どうにも我慢できなくなった」ということではなかろうか? 実際の空腹の度合いは大きくないのかもしれないが、空腹感を感じる感じ方は、極端に鋭敏な人がいてもおかしくない。「空腹感の苦しみがあまりにも巨大だ」という人がいてもおかしくない。こういう人であれば、我慢しきれず、目の前のものに手を付けてしまうのも、ありがちだろう。
こういう人に対して、「それは悪いことだから、やってはいけない」と言っても、仕方ない。比喩的に言えば、「オシッコが漏れそうで、我慢しきれない」という人に、「我慢しなさい」といっても、無駄であるのと同様だ。「ウンコが漏れそう」という人も同様だ。しょせんは我慢はできないのである。
空腹の人も同様だ。我慢しろと言っても、我慢しきれない。ならば、そういうときには、とりあえず空腹を満たせばいい。つまり、目の前の唐揚げやケーキを見て、どうしても我慢しきれなくなって食べたくなってしまうのであれば、「食べちゃダメだよ」と禁じるのでなく、かわりに炭水化物を大量に与えればいい。ご飯でも、パンでお、うどんでも、スパゲッティでも、素麺でも、とにかく炭水化物を大量に与えればいい。それも、際限なく。食べきれないほどに。
それでも問題は解決する。
困ったときの Openブログ。

※ 画像はAI画像です。実物ではありません。
【 関連サイト 】
→ 『食い尽くし夫は、唐揚げとかお菓子とかは食い尽くすけど、サラダはあんまり食べない』みたいな怪文書を見て笑った「食い尽くし屋にも好き嫌いがあり」 - Togetter
[ 余談 ]
やたらと意地汚くて、領土を欲しがる大統領がいる。
こういうふうに食い意地が張っているような大統領には、炭水化物みたいなものを食わせるといい。それは何か? こうだ。
・ 月の土地と資源を奪うといいですよ。
・ 火星の土地と資源を奪うといいですよ。E.マスクのロケットで。
こういうふうに告げて、宇宙開発の予算を増やすように促せばいいのだ。
その開発が進捗したら、どうなるか? 現実に計画が実現するころには、大統領はもはや任期切れで、退任している。だから、何も実現しない。問題なし。
これが、炭水化物の方式だ。