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黄金週間には、自分で有休を取って休み続ける人も多い。だが、4月29日から5月5日までずっと休み続けるのは、休みすぎだ。特に、週末が重なると、5月7日まで休み続けることになる。あまりにも長すぎる。
一方で、有休を取らないと、4月30日、5月1、2日が休みにならず、連休が分断されてしまって、小間切れになって、不便・不都合である。特に、学校は有休が取れないので、困ってしまう。
困った。どうする?
そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
「4月29日の休日を、5月2日に移す」
この案は、昔(昭和時代)ならば実現できなかった。4月29日は天皇誕生日であり、誕生日を移すことはできなかったからだ。
しかしその後、天上誕生日は 12月23日 になり、さらに2月23日になった。となれば、4月29日はもはや天皇誕生日ではないのだから、特にこの日を指定する必要はない。どの日であってもいいのだ。(昭和を記念するという目的さえあればいい。昭和天皇でなく昭和である点に注意。)
ちなみに、12月23日は、かつては「天皇誕生日」として国民の祝日だったが、2019年以降は平日となっている。この意味でも、「昭和天皇の誕生日だけを祝日にする」という根拠がない。
こうして、5月2日を祝日にすれば、4月29日の休みは消えて、5月2、3、4、5日の連休ができる。こうなれば、国民は便利だろう。

[ 付記 ]
振替休日はどうなるか?
現行制度では振替休日があるので、日曜日が5月2〜5日のどれかに重なると、5月6日は振替休日となる。この場合、2〜6日の大型連休(6日間)となる。
しかし、これでは休みすぎだ。この期間に限って、「振替休日は廃止する」というふうにしてもいいだろう。
だが、それだと、国民からは文句が出そうだ。そこで、代替案として、こうする。
「振替休日はなくすが、かわりに、5月1日を新たに休日とする。名分は、平成の日でもいいが、MayDay でもいいだろう。何でもいい」
※ MayDay だと、墜落か沈没しそうな感じもあるけどね。 (^^);
ともあれ、上の案だと、5月1日〜5月5日の5日間だけが、毎年必ず、連休となる。これなら長すぎることもあるまい。
※ 休日の総数は、増えも減りもしない。4月29日の休みが消えて、日曜日の振替休日が消えて、かわりに5月1日、2日が休みになるだけだ。
※ なお、この方式だと、4月30日が日曜日の場合、前後に2日間の週末連休(2回分・4日間)が接続されるので、合計して9連休になってしまう。これやヤバい。……そこで、このような場合には、土曜日または日曜日の休みをやめてしまえばいい。(でも国民からは文句を言われそうなので、実現は無理かも。)
【 追記 】
別案もある。5月2日を休日にしたあとで、5月1日を振替休日にする。5月は2、3、4、5日のいずれかが日曜になった場合には、振替休日を6日でなく1日にする。日曜日にならない場合には、1日を出勤にする。
(出勤でなく特別休暇にしてもいい。)
《 加筆 》
調べてみると、2025〜2027年は、連休が日曜に重なる。振替休日を1日にずらすといい。結果的に、1〜5日の5連休となる。
2028年は、6日が土曜日になるので、2〜7日が6日間の大型連休だ。この場合は、1日を休みにしない方がいい。つまり、振替休日はない。( ¶ )
2029年は、6日が日曜日になるので、2〜6日が5日間の連休だ。この場合は、1日を休みにしない方がいい。しなくても平年の5日間と同じだ。1日を休みにすると、29日の日曜日のあとで、30日だけ出勤するので、馬鹿らしい。(30日に有休を取ると、8連休となるが、休みすぎだ。30日と1日を出勤にする方がいい。)
結局、この方式(別案)だと、連休は最大でも6日間になるようだ。極端に長くなりすぎることもなく、バラバラに分断されることもなく、毎年安定的に同程度(5〜6日間)のまとまった連休を得られるようになる。利便性が高まると言えるだろう。
※ 2033年は、1日と8日が日曜日だ。連休は1〜5日の5日間だが、6日を特別休暇にすると、8連休になる。そこで、この年だけは、6日を特別休暇にするといいだろう。(6日だけ、ポケッと出勤するのは馬鹿らしい。)この日のかわりに、別の休日を取り消せばいい。
※ 同様に、2028年も、1日を休みにしてもいい。この場合も、本来の6連休が8連休になる。上の( ¶ )とは相反するが。
別案の話。
調べてみると〜 という話。