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風呂場で亡くなった女優がいる。(ミポリン)
酒を飲んで、お風呂に入って、心臓が止まった……というふうに推定されているようだ。
※ ただし公式には「原因不明」である。
→ 中山美穂さん死因 要因は不明のまま ― スポニチ
これを教訓として、次の漫画も話題になった。
→ 冬場はドカベンのこの入浴方法をやるようにしている - Togetter
ただしこれは、(冬場の)入浴時だ。
一方、冬場に死亡する例で圧倒的に多いのは、入浴時とは逆で、湯上がりのときだ。暑い風呂場から、寒い脱衣場に入ると、血圧が急上昇して、倒れてしまう人が多いようだ。
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これに対する解決策として、「冷水シャワー」というものが提案されてきた。特に、夏場や春秋には有効であるようだ。
→ https://x.gd/XIrAD
体が熱いと、体表の血管も拡張している。そこへ冷水シャワーを浴びせると、体表の血管が収縮するので、体の熱が体内に溜まりやすくなり、体のポカポカの状態が保たれる……という趣旨である。
まあ、たしかにその通りだ。私も実行してきた。
しかし、冬にはこれは実行できない。氷水のように冷たい水をぶっかけると、体が冷えすぎる。それはまずい。下手をすれば心臓マヒだ。やばい。
困った。どうする?
そこで、困ったときの Openブログ……というわけでもないのだが、すでに解決策は知られている。冷水タオルだ。
つまり、冷水をざぶりとかけるのでなく、冷水タオルで体を拭く。体の表面には、熱い湯と汗が混じっているので、それを冷水タオルで拭く。すると、びしょびしょに濡れた肌がぬぐわれて、余分な水分が除去される。あとは普通に乾いたタオルで拭けばいい。
この方法だと、いったん冷たい冷水タオルで拭かれるので、体表が冷える。冷水シャワーのかわりになる。また、体は少し冷たくなるだけなので、(脱衣場に入って)一挙に冷気で冷やされるという問題もない。
これなら、血圧が急上昇する、という問題を避けられる。
[ 付記 ]
細かく言うと……
どうせ水気を取るためにタオルで拭くのだから、そのとき、水気を含んだタオルを使うわけだ。いったん水を含ませてから、軽く絞る。冷たいタオルで、体の水気を拭く。その後に、乾いたタオルで、最後まできれいに拭く。
なお、最初から乾いたタオルを使うと、乾いたタオルがびしょびしょに濡れて、きれいに拭けない。水けの拭き残しが生じる。それを防ぐために、上記のようにするわけだ。
【 関連項目 】
過去記事でも言及した。
寒い脱衣場で体を拭くのでなく、暖かい風呂場で体を拭く。ここで9割ほどを拭いたら、残りの1割だけを、脱衣場で拭けばいい。
( → 脱衣場で体を拭くな: Open ブログ )
[ 補足 ]
AIに質問したら、次の回答を得た。( Feloの回答 )
お風呂上がりに冷水タオルを使用することは、体をクールダウンさせる効果があり、特に暑い季節や運動後に有効です。以下にその効果と具体的な使い方を説明します。
冷水タオルの効果
- 体温調節: お風呂上がりは体温が上昇しやすいため、冷水タオルを使うことで体温を効果的に下げることができます。特に、首や脇の下などの血管が近い部分に当てると、冷却効果が高まります。
- 汗の抑制: 冷水タオルを使用することで、汗をかきにくくする効果も期待できます。お風呂上がりに汗が止まらない場合、冷たいタオルを首に当てると良いでしょう。
- リフレッシュ効果: 冷たい感触が心地よく、気分をリフレッシュさせる効果もあります。特に、運動後や暑い日には、冷水タオルが爽快感を与えてくれます。
使用方法注意点
- タオルを冷やす: 使用するタオルを冷水に浸し、しっかりと絞ります。冷凍庫で数分間冷やすのも効果的です。
- 適切な部位に当てる: 冷水タオルを首の横や脇の下、または額に当てます。これにより、体全体の温度を下げることができます。
- 必要に応じて再利用: タオルが温まったら再度冷やして使用することで、持続的にクールダウン効果を得ることができます。
- 体調に応じて使用: 体調が優れない場合や、冷やしすぎると感じる場合は、使用を控えることが重要です。
- 冷水タオルの選択: 冷感素材のタオルを選ぶと、より効果的に冷却できます。最近では、冷感タオルが多く販売されており、肌に優しいものも多いです。
このように、風呂上がりに冷水タオルを使用することで、快適に過ごすことができるでしょう。特に夏場や運動後には、ぜひ取り入れてみてください。