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国も自治体も、太陽光発電にやたらと補助金を出している。だが、補助金は無駄なので、やめるべきだ。
営農型の太陽光発電
前項では「営農型の太陽光発電」を紹介した。
これの実例がある。
→ 二本松営農ソーラー
→ 二本松営農ソーラー
ここでは日本最大規模の「営農型の太陽光発電」があるそうだが、これは自立した事業ではなく、3分の1を補助金でまかなっているそうだ。
Felo の回答
質問:
二本松営農ソーラーの補助金は?
回答:
補助金の概要
福島県地域参入型再生可能エネルギー導入支援事業補助金: この補助金は、営農型太陽光発電設備の設置に対して提供され、設備費用の約1/3を補助することができます。具体的には、1基あたりの設置費用が約1,200万円の場合、補助金で約400万円が賄われることになります。
Perplexity の回答
質問:
二本松営農ソーラーの補助金は?
回答:
二本松営農ソーラーは、福島県の補助金を活用して設備を建設しています。
具体的には、以下の補助金が利用されました:
福島県地域参入型再生可能エネルギー導入支援事業補助金
この補助金により、設備費のおよそ1/3の費用が賄われました。
補助金情報の出典は、どちらの回答も、下記がリンクされている。
→ ソーラーシェアリンク゛への挑戦 | ゴチカン|二本松ご当地エネルギーをみんなで考える株式会社
※ 本人は「自分たちの成果」と威張って PR しているが、「人のふんどしで相撲を取る」というようなものだ。「ふんぞりかえる居候」みたいなものか。せめて「居候三杯目にはそっと出し」というぐらいの謙虚さがあればいいのだが、その逆で、大得意だ。
※ 補助金をもらっているということは、国民の金を頂戴しているということだ。違法な泥棒のかわりに、合法的に国民の金を盗む(頂戴する)。国家ぐるみの横領みたいなものだ。これに比べれば、安倍派の献金不正の方が、ずっとマシである。拠出者が自分の金を提供しただけであって、国民の金を奪ったわけではないからだ。(特定の補助金というのはそれほどにも不当だ。)
住宅の屋根の補助金
住宅の屋根に置く太陽光パネルにも、多額の補助金が出されることがある。(自治体による。)……だが、これも無駄だ。
この件は、前に何度か言及した。
→ 屋根に太陽光パネルを載せるな: Open ブログ
→ 太陽光発電は屋根より中山間地で: Open ブログ
→ 太陽光発電の話題を二つ: Open ブログ(東京都の補助金)
→ 電力の余剰への対策: Open ブログ
→ 太陽光発電は適地不足?: Open ブログ
→ 再エネ賦課金の謎: Open ブログ
→ 再エネを抑制する政策: Open ブログ
なお、どうして無駄か? それは、こんなところで馬鹿げた補助金を出さなくても、コストゼロで大規模に太陽光発電を設置できるからだ。
そのためには、次の方法を取ればいい。
「耕作放棄地でメガソーラーを許可する」
これだけのことで、莫大な量の太陽光発電が実現するのだ。政府の再エネの推進は容易に実現する。
ところが、現実には、そうなっていない。なぜなら、農水省が太陽光パネルの設置を禁止するからだ。農地法による「農地転用の不許可」をタテにして。
かくて、まともな道がふさがれたせいで、無駄な道を通るために莫大な補助金が出される。無駄の極み。
自然の理に反することをするせいで、莫大な金が浪費されるわけだ。
Felo の回答
質問:
住宅の屋根に載せる太陽光パネルの、東京都の補助金は?
回答:
東京ゼロエミ住宅基準
新築住宅に対して、太陽光パネルを設置する場合、設置規模に応じて補助が行われます。補助金額は20万円から最大210万円まで。
市区町村独自の補助金
東京都内の各市区町村でも独自の補助金制度があり、条件を満たせば都の補助金と併用可能です。
営農型の方では、莫大な量のパネルに対して 400万円。
東京都の住宅の屋根では、たったの1軒分の狭いパネルに、何と 210万円も出す。めちゃうちゃな大盤振る舞いだ。金の浪費とすら言える。湯水のように金をばらまいているね。
やるべきことを、決してやらない。(怠慢)
やらなくていいことを、どんどんやる。(浪費)
[ 付記 ]
個人住宅の屋根では、太陽光パネルの設置にかわって、ずっと賢明な方式もある。次項ではそれを紹介する。