2024年10月05日

◆ 裏金議員で自民圧勝

 自民党は裏金議員が多いので、野党共闘ができなくなる。ゆえに、自民が選挙で圧勝することが確定的になった。

 ──

 自民党は裏金議員が多い。日テレがリストを公表した。何と 88人もいる。
  → 【一覧】自民党国会議員の“裏金”リスト|日テレNEWS
 別のリストもある。
  → 裏金議員を衆院選でどう扱う? <対象議員一覧>:東京新聞 (46人)
  → 自民党裏金リスト(88人)

 ──

 88人もいるとなると、「一部例外」とは言えない。
 すると、「裏金議員のいる選挙区に限っての野党共闘」は、もはやできなくなる。あまりにも数が多いので、「一部例外」という扱いにはできないからだ。(もし共闘するとしたら、一部例外ではなく、第2原則ふうになる。)

 こうなると、もはや野党共闘ができなくなる。結果的に、立憲はどの政党からも協力を得られなくなり、小選挙区では壊滅的になる。かといって、他の野党が議席を得るわけでもない。かくて選挙では、野党は惨敗する。自民は圧勝する。……そのことが確定的になったと言える。

 要するに、裏金議員があまりにも多いので、自民は選挙で圧勝する。それが確定的になったのだ。(皮肉だが。)

 ※ どうしてこうなったか? すべては野田の方針による。「共産党とは協力しない。反共産」という方針。これによって野党敗北は確定的になった。
 


 [ 付記 ]
 野田のインタビュー記事がある。
 ――自公過半数割れの状況をつくれるか。

 作り出す可能性は十分に出てきた。
( → 「石破氏、筋を通すと思ったが違った」 野党協力調整「公示までやる」 立憲・野田代表:朝日新聞

 選挙で勝利を夢見ている。何を妄想しているんだ。「立憲は壊滅的になる」と前線では悲鳴を上げているのに、指揮官は「勝利」を期待・予想している。
 これではまるで、「日米戦争の勝利」をめざして暴走した日本軍と同様だ。最終的には「一億総玉砕」を唱えたように、立憲も「総玉砕」を唱えるしかなくなる。
 敗北するときにはその形勢をきちんと予測することが大切だ。敗北を予想できず、「勝利する」と妄想して、単に前進するだけでは、絶滅するしかない。盲目のレミング。

 記事はこう続く。
 ――野党間の候補者調整は。

 候補者を取り下げるのは大変なことだ。丁寧に議論しながら可能性を探る。公示までやるだろう。

 呆れる。ここで言う「候補者調整」とは、「他党が一方的に候補者を取り下げる」ことを言う。協力ではなく、ただのカツアゲだ。ジャイアニズム。
 しかも、共産党に対しては、「昨日までは友人だったが、これからはもう友人ではない。今後は友人関係が成立すると思うな」と通告済みだ。こんな立憲に協力してくれるわけがない。
 野田は自分が何をしているか、理解できないようだ。自分は一方的に強奪しようとしているだけなのに、相手が喜んで献上してくれると思い込んでいる。
 自分が悪党だと自覚している「頂き女子」の方が、まだしもマシである。自分がカツアゲするジャイアンだと自覚できないまま、「選挙協力に努める」という野田は、ほとんど馬鹿か狂人に属する。自分が何をしているか理解できない。

 ※ 「反共」を掲げて野党分断をめざしながら、票では野党協力を唱える。まるで、足と体を後ろ向きに進めながら、「前に進もう」と唱えるようだ。狂気の沙汰だ。(そんなことだと、首と体が分離してしまうぞ。)

 ※ 何事も構想が大事。絵を描くときも、事前の構想が大事なように。


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posted by 管理人 at 09:21 | Comment(13) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自民党や与党支持者からは笑いが止まらないでしょうね。
正直、立憲も共産も何を言おうがどうでもよくて
勝手に喧嘩しろって感じですよ
自民にはトクしかない

共産は、沖縄1区では、対抗馬立てないでくれと
言ってますね。
全部立てるなら沖縄1区で立民が候補立てるのもOKでしょう
この辺のご都合主義には笑ってしまいます

あ、これは自民党から見たものの見方ですよ
立民も共産もそれぞれの言い分があって
一生懸命なんでしょう
Posted by カエル at 2024年10月05日 14:04
 まあ、立民はいったん滅びるしかない。しかし、リベラルの国民がいなくなったわけじゃないし、票がなくなったわけでもない。立憲が滅びたあとの灰の中から、新たに火の鳥が生まれて、それが政権を取るのかも。
 そのとき、自民は滅びる。
Posted by 管理人 at 2024年10月05日 16:56
今日の赤旗日曜版によれば石破総裁までもが裏金議員とか。
これじゃ、公認せざるを得ないですね。
でないとお前自身も非公認だな!と言われますね😅
公認のおかげで、自民の評判は地に落ちています。
野党にとっては政権交代に足を掛ける滅多にない大きなチャンスが来ました。

ブログ主さんの言う通り、これほどのチャンスを逃し万一自民が勝てば、「俺たちは何をやっても結局は許される」とばかりめちゃめちゃなことを始めてもおかしくないでしょう。だって裏金議員を公認しても勝利なんだから・・。

立憲が野田代表になって「日米安保法制をすぐには廃止できない」というから共産は立憲と手を切ると言うことのようです。でも考えてみれば立憲の中にも安保法制に直ちに手を切れ!と言う人もいればその方向は絶対だけれど今すぐには無理(社会動向を見よ)と言う議員もいるでしょう。いろんな人が混じっています。共産のように直ちに手を切れ!と言うと党員全員がその方向を向く政党は少ないのです。自民も立憲も他党も、方針を決めてもいろんな考えの人が混じっているのが普通です。

先の都知事選挙の結果から共産の熱狂的な固定表は大きいですが、一方で共産と聞くと怖い党だと引いてしまう無党派層も多いことがわかっています。それゆえに蓮舫さんは3位で涙を飲みました。私でもできるのに、こんな分析くらいできているでしょう。

だから立憲と手を切ったことをプラスに転じるのです。共同で擁立したとなると引いてしまう人もガバッと出て都知事選のようになり無意味です。だから裏でやるのです。表向きは支持しません。でも立憲が立ったところは共産は立てず、共産支持者は立憲に投票します。その逆も同じです。

裏金議員の88区ですが、そこには国民の審判が下るでしょう。
普通であれば自民は落ちます。
ところが立憲と共産が両党とも候補を立てると虻蜂取らず、自民が落ちたとしても維新に行くでしょう。
維新は、立憲と共産の両方が立てて共倒れなら大喜びでしょう。

比率を双方で融通すればいいじゃありませんか。
例えば立憲が5人に対して共産が1人とか、10:1でもいいと思います。
88人の自民議員が落ちて、それが立憲と共産の協力による候補に代われば、10:1で立憲は80人増え、
共産も8人増えます。
共産が今より8人増えるって大勝利じゃないですか!
いかがでしょうか。
Posted by SM at 2024年10月06日 11:05
> 立憲が野田代表になって「日米安保法制をすぐには廃止できない」というから共産は立憲と手を切ると言うことのようです。

 全部間違いです。

 「日米安保法制をすぐには廃止できない(しない)」といっているのは共産党です。お間違えなく。
 → https://digital.asahi.com/articles/ASP795X2HP79UTFK011.html

 また、共産党が立憲と手を切ったのではなく、立憲が共産党と手を切ったのです。野田の方針。
 → https://www.jiji.com/jc/article?k=2024091700957&g=pol
 → https://www.sankei.com/article/20240910-Q7NPXOTJN5NUHG4R6FSLLYDHOQ/
 つまり、立憲は「国民民主や維新との連立をしたい」というふうに方針を切り替えた。しかし、国民民主や維新が連立したいのは、立憲ではなく、自民党だ。立憲と組むはずがない。
 ライバル(自民党)を好きになるばかりの相手(国民民主や維新)に、振られたあとも片思いするばかり。自分を好きになってくれる相手を、袖にする。
 こうなると、誰とも結ばれずに、一生独身となるのは、当然だ。結果は、滅亡。

 ──

 なお、立憲が共産党と手を組まない理由は、「共産党が日米安保法制をすぐに廃止しろというからだ」と言う。しかしそれが事実誤認だということは、上に述べた通り。
 現実認識ができないまま、勝手に妄想の世界に生きる。これはもう、統合失調症の狂人と同じだ。幻聴を聞いている。となると、滅びるしかないね。
 
 ──

 ※ ついでだが、冒頭の朝日記事は内容を間違えている。共産党が日米安保条約を廃止しない方針に転じた、という趣旨で述べているが、急にそうなったわけじゃない。共産党は、何年も前からずっとそうだ。2020年では、すでにそうだ。2020年の公式文書ですでに声明している。
 → https://www.jcp.or.jp/web_download/2020/04/20200326-sei-yatou-B4.pdf

 内容を一部抜粋しよう。

> 安保条約については「維持・継続」する対応をとります。「維持・継続」とは、安保法制廃止を前提として、第一に、これまでの条約と法律の枠内で対応する、第二に、現状からの改悪はやらない、第三に、政権として廃棄をめざす措置はとらない、ということです。
 連合政権として日米関係でとりくむべき改革は、すでに野党間で合意となっている日米地位協定の改定、沖縄県・名護市の新基地建設の中止などです。
 
 ──

 はっきりとこう書いてある。ネットをググるだけで、すぐにわかる。なのに、ググる能力もないのが、マスコミを初めとする人々だ。
 この程度のことは、ググるまでもなく、AIに質問するだけでもわかる。誰もが、ネットリテラシーが低すぎる。

 ────────

 ついでに、ご提案について。

> 比率を双方で融通すればいいじゃありませんか。

 そんな面倒なことをしなくても、「立憲はもらうだけで、共産党には何も与えない」という方針で十分だ。そういう一方的な条件でいい。それを共産党はずっと受け入れてきたし、今後も受け入れるだろう。
 しかるに、野田はそれを拒む。「一方的にもらうだけでも、イヤだ」という。なぜなら、「共産党と仲良くするということ自体がイヤだから」という理由だ。
 「仲は悪くて、付き合いはしないが、票だけはくれ」
 という方針。頂き女子の発想。別項で記したとおり。
 ちゃんと読みましょう。

Posted by 管理人 at 2024年10月06日 12:13
貴重なご意見を有難うございます。今疲れて帰ってきたところで、ご指摘の点全部読んで考える気力がありません。
おいおい読ませていただきます。
最初の一点だけ質問です。
2024年10月6日付けの赤旗日曜版に第3回中央委員会の記事が出ています。その中で、・・・立憲民主党によって共闘の基盤が失われています。最大の問題は、安保法制=戦争法に対する態度です。立民・野田新代表は「すぐには廃止できない」などと、存続に道を開く発言をしています(新聞の原文のまま)。・・・これを読むと、立憲が廃止を拒んでいると受け取れます。
添付の三です。新聞の文面とは少し違います。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik24/2024-10-01/2024100104_01_0.html
しかしご指摘のとおり、2021年の共産党は安保法制に対して柔軟性が朝日の記事から読み取れます。これは共産がその時の都合に合わせて言葉を変えるというか、強弁できる範囲で誤魔化しているように思います。このように議論をするからわかるので、ほとんどの赤旗の読者(シンパ、無論党員も)はそんなふうに厳しく見たり指摘する人がいない、つまり盲信しているのを利用しているような気がします。


Posted by SM at 2024年10月06日 17:47
> 安保法制=戦争法に対する態度です。
> 立民・野田新代表は「すぐには廃止できない」などと、存続に道を開く発言をしています

 この点はすでに説明済みです。下記のコメント欄を参照。
 → http://openblog.seesaa.net/article/505037045.html#comment
  の  Posted by 管理人 at 2024年10月03日 22:56  の箇所だ。

 そこから一部抜粋すると、下記。

 ──

 (野田は)  閣議決定を、安全保障法制と誤認した上で、「法制を変えるつもりはない」と言っている。
 ここでは、閣議決定と法制を勘違いしているという点で、現実認識が間違っている。初歩的知識が欠落している。

 ── (引用終わり)



 つまり、共産は「廃止」を求めていない。なのに、「共産は廃止を求めている」と勝手に妄想する。
 ドン・キホーテと同じ。自分の妄想した対象と戦っている。
 これを「藁人形論法」とも言う。

 野田が妄想するドン・キホーテであるだけなのに、ドン・キホーテの言葉を真に受けている人が、「共産党のせいだ」と信じ込む。

 ──

 では、どうすればいいか? 
 共産も立憲も、「安保法制の廃止を求めない」という共通基盤がある。だから、それに基づいて共闘すればいい。

 しかし立憲の右派は、共闘を拒む。「絶対に共産党とは共闘したくない」と思っている。そこで、「共産党は安保廃止を求めている」という妄想(藁人形)を構築して、その妄想(藁人形)に反対する。かくて、彼らの望む「反共」が成立する。妄想のおかげで。

 かくて彼らは、自分の好む「反共」を唱えながら、絶滅していく。
 そのすべてが自民党の策略だったとは気づかないまま、誘導されて、自滅する。
Posted by 管理人 at 2024年10月06日 18:23
 初心者向けに整理すると、次の通り。

 (1) 共産党の基本方針は、「安保廃棄」だ。したがって共産党単独政権が実現したら、安保は廃棄となる。
 (2) 逆に言えば、共産党単独政権が実現しないうちは、安保廃棄も実現しない。特に、他の党との連立政権の間は、「安保廃棄はしない」となる。2020年の公式文書ですでに声明している通り。
  → https://www.jcp.or.jp/web_download/2020/04/20200326-sei-yatou-B4.pdf
 (3) 集団的自衛権を導入したのは、安倍内閣。これは閣議決定で導入されたが、法的には憲法違反なので、「即時廃棄」(閣議決定の取り消し)が、共産党の方針だ。これは譲れぬ一線だ。
 (4) 以上のすべては、立憲も容認できる。だからこれまで、そのすべてを受け入れて、共産党と共闘してきた。
 (5) 野田が代表になると、「反共」を方針として、国民民主&維新と組もうとした。これらの両党は立憲よりも自民と組みたいので、立憲を袖にしているのだが、野田は片思いして、国民民主&維新にラブレターを送りながら、共産党を袖にした。
 (6) これまで仲良くやって来た共産党と手を切るために、野田は嘘をつくことにした。第1に、「共産党は安保廃棄をめざしている」と嘘をついた。現実にはそんなことはないのだが。(上記の通り。) 第2に、「集団的自衛権は安保法制で導入されたので、廃棄不能」と嘘をついた。現実には、集団的自衛権は安倍内閣の閣議導入で導入されたので、廃棄は容易なのだが。
 (7) 以上のように野田は嘘をついて、「共産党が悪い、共産党のせいだ」と喚き立てた。その嘘を信じる人々が、「そうか、共産党が悪いんだ、だから野党共闘は崩壊したんだ」と思い込んだ。
 (8) こうして嘘つきのせいで、野党共闘が崩壊して、立憲は絶滅する道をたどる。
 (9) 最後に自民党がほくそえむ。「すべてはおれの描いた絵の通り。これを狙って、『立憲共産党』と呼ぶ悪口を言ったのさ。すると奴らは、見事に踊って、自滅していった。自分を利口だと思い込む自惚れ屋ほど、だますのは簡単さ。猿もおだてりゃ、木に登る。レミングもおだてりゃ、沼に沈む。野田みたいな自惚れ屋は、簡単にだませるのさ」

Posted by 管理人 at 2024年10月06日 19:58
まだよくわかりません。

共産党は赤旗で、以下のように書いています。10月6日の最新です。

立憲民主党によって共闘の基盤が失われています。最大の問題は、安保法制=戦争法に対する態度です。立民・野田新代表は「すぐには廃止できない」などと、存続に道を開く発言をしています(新聞の原文のまま)。

立憲も共産もすぐには廃止できないと考えるなら、共産の上の言葉はおかしいでしょう。上の言葉は共産の田村委員長の言葉です。すぐには廃止できないと言うのは共産党も共有しているなら、上の言葉が共闘の基盤が失われる理由にならないでしょう。
Posted by SM at 2024年10月06日 20:57
 ちゃんと説明してあるでしょ。私の説明をきちんと読んでください。そうすれば理解できる。

 野田は集団的自衛権を、「閣議決定」でなく「安保法制で決まっている」と誤解した上で、「安保法制は廃棄できないから、集団的自衛権も廃棄できない」と主張している。
 野田はその誤解の上で、「すぐには廃止できない」と主張するが、その前提が誤解なのだから、虚偽の仮定の上に成立するすべての命題は無意味となる。(論理学の基本。砂上の楼閣とも言える。)
 赤旗は「存続に道を開く」と述べているが、これは誤解を招く言い方だ。正確には「安保の存続は無関係だが、集団的自衛権の存続を正当視することの論拠にはならない」だ。
 ともあれ、赤旗は「安保の存続」を否定していうのではなく、「集団的自衛権の存続」を否定している。
 それを誤読して、「赤旗は安保の存続を否定している」と勘違いしているのが、あなただ。赤旗も共産党も、安保の存続については(連合政権下では)容認している。一方、集団的自衛権については容認していない。
 あなたは「存続(させる)」の目的語を誤読している。安保を存続させるかどうかじゃない。集団的自衛権を存続させるかどうかだ。お間違えなく。

 なお、野田はこれを勘違いしているが、赤旗の記事も野田の嘘にだまされて、混同しているね。集団的自衛権は安保法制で決まっている、というのは、野田の勘違いなのだが、赤旗までそれを信じてしまっているようだ。馬鹿丸出し。

 正しくは「集団的自衛権は、閣議決定であり、法制度ではない」だ。また、「安保は、法制(国内法)でなく、(対外)条約である。ゆえに法制度は関係ない」とも言える。
 安保条約は、名前の通り、条約だ。これを法制度と呼ぶなんて、「法とは何か」という基本を理解できていないことになる。
 一般に、条約はあらゆる国内法に優先される。法制度とは次元が異なるのだ。
 
Posted by 管理人 at 2024年10月06日 21:36
私には難しいし疲れているので後日よく考えてみます。

ただ、「赤旗も誤解している」ではちょっとおかしいでしょう。その赤旗の記事を党員も私のような共産に頑張ってもらいたいと思う一般人も読んでそれを基軸にしてあれこれ考えるわけです。私よりもっと熱心な人なら共産党のHPから中央委員会の議事録を見るでしょうが、一般の人はそこまでしないでしょう。議事録も赤旗新聞と文面は少し違いますが同趣旨で書かれています。

ともなくも丁寧な説明に御礼申し上げます。
Posted by SM at 2024年10月06日 21:52
 嘘も何度も繰り返すと、真実のように聞こえる。
 もっともらしい嘘も、真実のように聞こえる。

 (嘘)「集団的自衛権は安保法制で導入された」
 (正)「集団的自衛権は閣議決定で導入された」

 野田の嘘(または誤解)を指摘している人は、日本でただ一人、私しかいない。マスコミのすべては理解できていないし、赤旗もまた理解できていない。野田の間違いをみんなが信じている。赤旗もまた、(自党の公式声明 2020 よりも)野田の言葉を信じている。

 この現象を「裸の王様」と呼ぶ。
 「王様は裸だ」と真実を告げるのは、日本でただ一人、私だけだ。
 一方、ネット上には、真実の言葉が記録されている。上の(正)の箇所の文章だ。

 しかしその文字を、人間は誰も理解できない。一億総白痴。読んでも読んでも理解できない。

 虎のプロレスラーはしましまパンツ、はいても はいてもすぐ とれる。
 がんばって。
Posted by 管理人 at 2024年10月06日 22:28
おはようございます。
まだ十分理解できません。

もうちょっとよく考えてみます(時間の許す範囲で)
でも管理人さんはすごいと思います。
脱帽です。
Posted by SM at 2024年10月07日 08:02
 簡単に言うと、次の通り。

 野田は、共産党との共闘を解消したかった。
 そこで名分探しのため、共産党の政策を調べた。
 共産党は「集団的自衛権の即時廃止」を唱えていると知った。
 これに目を付けて、野田は反論した。
 「集団的自衛権の即時廃止はできない。安保法制の即時廃棄はできないからだ」と。
 しかしこれは誤解だった。集団的自衛権は安保法制に基づいていないからだ。
 正しくは「集団的自衛権は閣議決定で導入された」だ。
 ゆえに「集団的自衛権の廃止も、閣議決定で即時可能」だ。
 以上が事実だが、誰もこれを理解できない。
 さらに赤旗は「安保の即時廃棄を党の方針とする」と誤認する。
 現実には 2020年の公式文書で、共産党は安保の即時廃棄を否定している。
 共産党の安保廃棄は、遠い未来のことであるにすぎない。

 ──

 さらに言えば、共産党の「安保廃棄」は何の問題もない。私も安保廃棄をするべきだと思う。いったん廃棄して、その上で「対等の立場で、新安保」を締結すればいい。現状では、日本が一方的に屈服する片務条約だから、廃棄した上で、対等の形で条約を結び直せばいい。特に、横田空域などの空域を奪われている分は、絶対に返還してもらうべきだ。
 「安保廃棄」というと、「非武装中立」のことだと勘違いする人が多いが、違う。正しくは、「新安保の締結」だ。これを「シン・安保」と呼びたい。

Posted by 管理人 at 2024年10月07日 10:10
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