冷房していると、足が冷えるので、困る。何とかならないか?
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足が冷えるのは、なぜか? 部屋の下方に冷気が溜まるからだ。
これを解消するには、サーキュレーターで空気を撹拌するといい、と言われる。
しかし、サーキュレーターを買うのは、馬鹿らしい。部屋にはもともと扇風機があるからだ。これを使えば、サーキュレーターのかわりになりそうだ。
とはいえ、扇風機を使うだけでは、うまく行かない。下方に溜まった冷気は、上方には行かずに、下方に溜まっている。だから冷気が足を冷やす。困った。どうする?
そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
「扇風機を、上に向けずに、下に向ける。そして扇風機の先を、部屋の隅の、角部分に向ける」
すると、どうなるか? 冷気は部屋の隅の、角部分に集中するか? いや、そこに集中していた冷気が、強い風を送られて、吹き飛ばされるのだ。
ここでは扇風機を、「新たな空気を送る」ために使うのでなく、「もともとある空気を吹き飛ばす」ために使う。「風でぶんなぐる」ために使うようなものだ。暴力的だね。
ともあれ、こうすれば、部屋の空気は掻き乱される。ごちゃごちゃになる。そのおかげで、下方に冷気が溜まりにくくなる。
ただし、扇風機の風を受けて涼むことはできない。そこで、次のようにするといいだろう。
・ 冷房を付けた当初は、扇風機の風を体に浴びて、涼む。
・ 時間がたって、部屋が冷えたら、扇風機を隅に向ける。
これでOKだ。
※ この方法を使うと、足元ばかりが冷えるという難点がなくなるので、足が冷えずに、体が冷える。すると、今まで通りだと、寒く感じる。だから、その分、冷房の設定温度を1度上げることができる。かくて、結果的に、省エネになる。
※ 足元ばかりが冷えるという難点がなくなる、と言ったが、皆無になるわけではない。この方法を使っても、部屋の下方が冷えがちだという問題は、まだいくらか残る。「足が冷える」という問題を、完全に解決する方法は、ただ一つしかない。靴下をはいて、長ズボンをはくことだ。
2024年08月26日
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壁に斜めに寄りかからせて斜め上向きにすることもできます。エアコンのある壁と対角の壁の隅に斜めに立てかけて、部屋の反対からエアコン目掛けて空気を送ると、よく撹拌されて夏も冬も快適です。