2024年08月23日

◆ 反イスラエルより反ユダヤ

 ガザの虐殺を止めるには、イスラエルを批判するより、ユダヤを批判する方がいい。反ユダヤ運動だ。

 ──

 反ユダヤ運動というと、いかにも反人権ふうに見なされて、批判されがちだった。それが長年の歴史だった。「ナチスに迫害されたユダヤ人を擁護することこそ、正しい人権運動だ」と見なされてきた。それが歴史的経緯だった。

 しかし今や事情は逆転している。イスラエルがガザで虐殺をしている。欧米はこれを止めるどころか、これを擁護するほどだ。
 例。長崎の式典で欧米がそろってイスラエル擁護。
    → 長崎の平和式典に主要国大使が相次ぎ欠席 :朝日新聞GLOBE+

 こういうひどい状況がある。これまでは虐殺された側を擁護していた欧米が、今では虐殺する側を擁護する始末だ。

 ──

 そこで、新たに提案しよう。こうだ。
 「人々がイスラエルをいくら批判しても無駄なので、人々はユダヤを批判すればいい。反ユダヤ運動をすればいい」

 これに対して、欧米政府は「反ユダヤ運動は人権無視でけしからん」と従来通りの方針を取るだろう。そこで、言い返すといい。
 「人権無視がけしからん? どのツラ下げて、その言葉を言っているんだ。虐殺するイスラエルを擁護しているのは、自分自身だろう。人権無視をするイスラエルを擁護するのは、自分自身だろう。人権無視がいけないというのなら、自分自身に言え。自分で自分を罵れ。虐殺者を擁護しているのは、おまえたち自身なんだよ」
 こうして彼らの自己矛盾を暴露することができる。

 だから、批判するのなら、イスラエルを批判するより、ユダヤを批判するといい。
 「ユダヤは悪質だ。人殺しだ。悪魔だ」
 というふうに。

 そして、世界中でこういう運動が起こったとき、ユダヤ人は身の危険を感じるので、「身を守ろう」と思って、我が身かわいさの行動を取ろうとする。かくて、ガザの虐殺をやめるようになるだろう。批判されないために。

 逆に言えば、ガザの命を救うためには、ユダヤに攻撃の言葉を向けるべきなのだ。

 ※ 言葉の攻撃だけである。実害を与えるわけではない。
 ※ 個人相手への実害攻撃ではない。抽象的な概念が対象だ。
 ※ 要するに、口だけで悪口を言え、ということだ。



 【 関連項目 】

 → ダイヤを支配するユダヤ: Open ブログ (前項)

 ※ 前項の話は、ユダヤ批判をすることで、ガザに平和をもたらそう、という意図が含まれている。



 [ 余談 ]
 できれば、イスラエルという国家に対しても、何らかの処罰を与えたいものだ。
 具体的には、イスラエルに経済制裁するといい。バイデンがそのような趣旨を口に出しているが、あくまでブラフであって、実行する気はないようだ。
 そこで、岸田首相が辞める前に、イタチの最後っ屁のように、何か措置を執るといいのだが。たとえば、イスラエルに対する経済制裁(課徴金や輸入禁止)だ。
 まあ、現実的には、岸田首相にそれだけの肝っ玉があるはずはないのだが、「もしあればいいな」という仮想的な願望の形で、ここに記しておこう。

 ※ イスラエルに武器援助するドイツにも経済制裁をしてやれ……と思ったこともあるのだが、ドイツは今年になって、イスラエルへの武器援助をやめているらしい。ようやく少しは反省しつつあるようだ。とはいえ、そのことを公言せずに、内緒にしている。性根は腐ったままだね。
  → 兵器輸出停止を公表しないドイツ イスラエルとの「特別な関係」とは | 毎日新聞
 
 ※ ドイツは右派政権だったせいかも……という気もしたが、そもそも右派政党のメルケルはリベラルっぽかったし、左派政党の現行政権は 2021年12月から続いている。政党のせいというより、ドイツの国民性ゆえに、ユダヤべったりであるようだ。国是みたいに、がんじがらめになっている。
 
 
posted by 管理人 at 21:54 | Comment(1) |  戦争・軍備 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ずいぶん踏み込まれましたね。ドイツ人にとって反ユダヤは決して踏みこんではいけない領域です。ドイツだけでなくフランスやそのほかのヨーロッパ諸国にもナチス同調者は大勢いたので、同じ思いだと思います。そして今まさにその前提がイスラエルの暴挙によって揺らいでいると思います。ヨーロッパの極右が反ユダヤを前面に押し出してきた時にはヨーロッパ諸国もイスラエルを止めると思います。
 ナチスはユダヤ人を600万人殺したといわれています。パレスチナの4万人に比べるとまだ少数です。
 
Posted by ひまなので at 2024年08月24日 10:56
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